こんにちは、ITエンジニア限定転職サービスHITOBITOのカトウです。
今回のテーマは「キャリアの棚卸し」です。
自己分析にはさまざまな方法がありますが、その中でも特に効果的なのが「キャリアの棚卸し」です。
キャリアの棚卸し?
キャリアの棚卸しとは、これまでの職歴を時系列に沿って詳細に振り返り、携わってきた業務や成果を洗い出す作業です。
このプロセスを通じて、自分のスキルや適性を客観的に見つめ直し、転職活動や今後のキャリア設計に活かすことができます。
キャリアの棚卸しのメリット
キャリアの棚卸しを行うことで得られるメリットは次の4つです。
【1】自分のスキルを活かせる仕事を見つけやすくなる
キャリアの棚卸しにより、自分がどんなスキルを持っていて、そのスキルをどのように活かせるのかを客観的に判断できるようになります。
これにより、企業が求める人物像とのマッチング度を把握しやすくなり、ミスマッチを防ぐことができます。
【2】自分に合う職場を見つけやすくなる
時間が経つと、過去の経験を忘れがちですが、キャリアの棚卸しをすることで、忘れていた大事な仕事観や価値観を再発見できます。
このようにして書き出した自分の価値観は、転職サイトなどで自分に合った職場を見つける際に役立ちます。
【3】履歴書や職務経歴書でアピールすべきポイントが整理できる
キャリアの棚卸しで得た情報は、履歴書や職務経歴書を作成する際の重要なヒントになります。
具体的な実績やスキル、仕事に対する姿勢を整理することで、企業に対して自分の強みを効果的にアピールできます。
【4】これからのキャリアを考える手掛かりになる
キャリアの棚卸しを通じてこれまでの経験を整理することで、今後のキャリア目標やその達成に必要なスキルや知識が明確になります。
これにより、キャリアアップのモチベーションが高まり、日々の仕事に対する取り組み方も変わるでしょう。
キャリアの棚卸しの具体的な方法
まずは、現在の仕事について記録しましょう。
入社年月日、在籍部署、配属異動について。
どんな職種で、どんなプロジェクトに参加したのか。
その中で自分が行った担当の工程はどうだったか。(要件分析・見積作成・基本設計・詳細設計・製造・テスト)
どんなスキルを使ったのか。(フレームワーク・言語・DBエンジン・IDE・AI・ミドルウェア 等)
また、実績を記録しておくことも忘れてはいけません。
開発物や具体的な数字(売上、個数、改善率など)も、事実をそのまま書き留めておきます。
印象に残った言葉やエピソードも一緒に記録しておくことをおすすめします。
ポイントは、転職をする・しないに関係なく、常にキャリアを記録しておく習慣をつけることです。
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