人によって、接し方を変え続けていました。 -3ページ目

人によって、接し方を変え続けていました。

人との関わり方やコミュニケーションについて学んできました。役に立ったものもあります。それなのに、相手や状況が変わるとまた「この人にはどう接すればいい?」と別の答えを見ている。そんな自分を振り返りながら、人との接し方と「次を探すこと」について書いています。

前回、

「関係がうまくいかないから、接し方を調べる」

という話を書きました。

困っている。

だから、方法を探す。

知らなかったことを知る。

やってみる。

それで少しうまくいく。

ここまでは、かなり分かりやすいです。

必要なことを知らなかったなら、学べばいい。

伝え方が足りなかったなら、伝え方を知ればいい。

それで変わったなら、その方法は役に立っています。

でも、人間関係の場合、そこで全部が終わるとは限りません。

なぜなら、

次に関わる人は、前の人とは違うからです。


■■■ 前の人には、うまくいった ■■■

ある接し方を知った。

実際に使ってみた。

前より話しやすくなった。

伝わりやすくなった。

関係も以前より落ち着いた。

それなら、

「この方法は役に立たなかった」

とは言えません。

むしろ、ちゃんと役に立っています。

ここは大事だと思います。

新しい方法を探したからといって、

前に使った方法まで失敗だったことにする必要はありません。

うまくいったものは、うまくいった。

まず、それでいい。


■■■ ところが、相手が変わる ■■■

前の人には、話をよく聞くことでうまくいった。

でも、別の人とは、それだけでは話が進まないことがあります。

前の人には、少し距離を取ることで付き合いやすくなった。

でも、別の人には、こちらから関わった方がいいこともあります。

前の人には、率直に伝えることで話が進んだ。

でも、別の人には、同じ言い方が強く伝わるかもしれません。

すると、また考えます。

「この人には、どう接すればいいんだろう」

そして、また調べる。

聞き方。

伝え方。

相手のタイプ。

距離の取り方。

別のコミュニケーション方法。

前の方法が失敗したわけではないのに、

次の答えが必要になります。


■■■ 人が違うんだから、当たり前とも言える ■■■

これは別に、おかしなことではありません。

人間関係には相手がいます。

10人いれば、10人とも同じではありません。

関係性も違います。

置かれている状況も違います。

だから、

前の人に合った接し方が、次の人にもそのまま合うとは限らない。

これは普通です。

料理が違えば作り方も違うように、

状況が違えば必要な対応が違う。

それだけの話かもしれません。

なので、

「また調べている=何か問題がある」

と考える必要はありません。

新しい状況に必要なことを学んでいるだけなら、合理的です。


■■■ それでも、一つだけ前回と違う ■■■

ただ、最初の状態とは少し違います。

最初は、

分からなかった。

方法を知らなかった。

だから調べた。

でした。

今は違います。

一度、役に立つ接し方を知っています。

人との関わり方について、前より選択肢もあります。

実際に使って、うまくいった方法もあります。

それでも、相手が変わると、また

「どう接すればいい?」

が出てくる。

つまり、

「何も知らないから探す」だけではなくなっている。

ここが、少し気になります。


■■■ 失敗したから次を探した、なら説明しやすい ■■■

前の方法がまったく役に立たなかった。

だから別の方法を探した。

これは、とても分かりやすいです。

Aを試した。

ダメだった。

だからBを試す。

BもダメならCを探す。

これなら、探索が続く理由は、

「まだうまくいっていないから」

で説明できます。

でも、Aが役に立っていたらどうでしょう。

Aでうまくいった場面がある。

それでも、別の相手ではBを探す。

Bも役に立つ。

その後、また違う状況でCを見る。

そうなると、

「全部失敗したから探し続けている」

とは少し違います。

成功した後にも、探索が再開している。

という見方もできます。


■■■ 人間関係では、それでも普通なのかもしれない ■■■

ここで急いで、

「じゃあ、次を探すことに問題がある」

とは決めたくありません。

相手が変われば、新しい知識が必要になることはあります。

前より難しい関係なら、前には必要なかった技術が必要になるかもしれません。

同じ人でも、関係や状況が変われば対応も変わります。

だから、学び続けること自体は不自然ではありません。

ただ、ここまでの記事を並べると、少し違う問いが見えてきます。

最初は、

「正しい接し方は何?」

でした。

そこから、

相手に合わせる。

伝え方を変える。

新しいコミュニケーション術を知る。

実際に役に立つ。

そして、相手が変わる。

また次の接し方を探す。

こうして見ると、

接し方を知らなかったから探した、だけではない場面も出てきます。


■■■ 「前の方法を持ったまま、次を探す」 ■■■

僕は、この状態を少し丁寧に見たいと思っています。

前の方法を捨てたわけではない。

役に立たなかったわけでもない。

知識がゼロに戻ったわけでもない。

役に立った方法を持ったまま、次の方法も見る。

人間関係なら、これはかなり普通にありそうです。

聞くことも知っている。

伝え方も知っている。

距離の取り方も少し分かってきた。

それでも、目の前に違う人が現れると、

「この人には何がいい?」

と考える。

そうすると、

知識が増えるほど、答えが一つに絞られるというより、

使える答えが増えていく。

ということもあります。

そして、使える答えが増えれば、

今度は「どれを使う?」を考える必要があります。


■■■ 「うまくいった」は、何の終わりなんだろう ■■■

ここで、少し変な問いを置いてみます。

人との関係が一つうまくいったとき、

何が終わったのでしょう。

その人との問題は、一度落ち着いた。

使った方法は役に立った。

必要だったことも一つ分かった。

でも、

「人との接し方を知りたい」という問いそのものまで終わるとは限らない。

別の人がいれば、また問いが出てきます。

これは、人間関係というものがそういうものだからなのかもしれません。

それとも、

僕たちが毎回「この人に合う正解」を探しているからなのか。

まだ、ここでは決めません。

ただ、

「失敗したから探す」だけではない。

ここまでは見えてきます。


■■■ 僕の18年間にも、似たところがあります ■■■

僕自身の18年間を見ても、

何をやってもダメだったから、次々と違うものを探したわけではありません。

18年くらい前からやっていた治療院では、最高で月101万円くらいの売上になりました。

その後の物販では、最高年商が約5,900万円。

コンテンツ販売でも、月100万円くらいまではいきました。

もちろん、これは人間関係の成果ではありません。

ここで言いたいのは、

結果が出なかったから次へ行った、だけでは18年間を説明できない。

ということです。

売れたことがある。

結果が出たことがある。

役に立った知識もある。

それでも、その後にまた別のものを見ていました。

人との接し方について考えていて、

僕はこの18年間の動きを少し思い出します。

もちろん、仕事と人間関係は同じではありません。

だから、まだ一つの理由でまとめるつもりもありません。

でも、

「うまくいかなかったから、次を探した」

だけではないところは似ています。


■■■ 次は、役に立ったものをちゃんと残して考えてみる ■■■

ここまで来ると、簡単なのは、

「コミュニケーション術ばかり探すから迷うんだ」

と結論づけることです。

でも、それでは少し雑だと思います。

役に立った方法があるからです。

伝え方を知る意味もある。

聞き方を知る意味もある。

相手との距離を考える意味もある。

だったら、役に立ったものまで否定せずに考えた方がいい。

役に立った。

それでも、また別の接し方を見ていた。

次は、この二つを同時に置いて考えてみます。

「コミュニケーション術が悪かった」では説明できないなら、

何が残るのか。

まだ答えを決めずに、そこを見てみます。

僕自身についても同じです。

失敗だけを並べれば、

「うまくいかなかったから次を探した」

で終わります。

でも、実際には結果が出たものも混ざっています。

それを消さずに18年間を並べると、少し違う問いが残りました。

▶「うまくいった後」にも続いていた18年間を見る


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