オールタイム・フェイヴァリット | 1泊2日無人島気分

1泊2日無人島気分

もし、1泊2日で無人島に行ったら、日常のことや音楽のことなんかを、こんな感じで、ひとり思い巡らすんじゃないか…というブログです。

少し前、ある方と話をしたときに、「この仕事始めてから、音楽が少しキライになってやしないか」という話題になった。

嫌いになったかどうかは、自分でも分からないんだけど、昔と同じ情熱で音楽に接しているかと問われれば、素直にYESとは言えない…。


そういうときは、昔、性根入れて聴いてたアルバムを引っ張り出して聴くと、効果があったりする。それは、「初心を思い出させてくれる」とかいうことではなく、「心持ちが部分的にリセットされるような感覚」といえばいいだろうか。


ということで、そのことを思い出して、先週、仕事から離れた時間に、自宅で改めて聴いてたのが…

A LONG VACATION 30th Edition/大滝詠一

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大滝詠一の「ロング・バケイション 30周年記念エディション」。


そして、そこからの流れで、「ロン・バケ」と対称的な名作のこれ。

Niagara Moon 30th Anniversary Edition/大滝詠一

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大滝詠一の「ナイアガラ・ムーン 30周年記念エディション」。

先週はこの2作が頭の中をぐるぐる回ってた。この2作の造りの奥深さや、どちらも30年以上前の作品なのに、時空を超える完成度にひたすら感心していた。

大滝さんの作品について、ここで語るのはスペースがなさ過ぎるし、そもそも、俺の考えがまだ及ばない奥深さがあるので…

大滝詠一 Talks About Niagara (トークス・アバウト・ナイアガラ)/著者不明

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この大滝さんのインタビューなどを集めた本「トークス・アバウト・ナイアガラ」を参考書として、読みながら聴くのも、またいいんじゃないかな。



そして今週に入ってからは、仕事から離れた時間に、自宅で聴いてたのが…

ハーレム・スクエアー・クラブ 1963/サム・クック

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サム・クックの「One Night Stand: Live at the Harlem Square Club 63」。

これは、ソウルのライヴ盤としては、個人的に最も好きなアルバムのひとつだし、サムの洗練させた面ではなく、熱のこもったワイルドな一面を捉えた作品。これを聴くたび、サムはソウルシンガーとして、最重要歌手のひとりだと思わせられる。


こういう、俗に「オールタイム・フェイヴァリット」といわれるアルバムも、時々このブログで取り上げてみようかな。