「シュウ」
です。
まあ、予想通りですかね〜(誰の)?
シュウは作中屈指の「いい人」であると同時に、「不運な人」と言っても過言ではありません。
①幼いケンシロウを助けるために両目を自ら潰し(たのに、後年顔も名前も忘れられてるとか)
②救世主と期待したケンシロウが特攻してサウザーに敗れてしまう(だけならまだしも、ケンシロウを助けた息子・シバが自爆して死んでしまうとか)
③人質100人の命を守るためにサウザーに攻撃できず敗退(した挙げ句、聖帝十字陵の聖碑を積むためにボロボロになり、最期は聖碑の下敷きに)
そんなシュウの最期は紛れもなく、これまた作中屈指の名場面ですよね。
「神が最後に1つだけ願いを叶えてくれた」
いやー、この言葉どおりだとすると、神様ってヒドイ
こんな聖人が存命中に報われることがないなんて、なかなか残酷な運命です
そんなシュウの戦力ですが、何と言っても「目が見えない」ことが最大の難点です。
ケンシロウと顔合わせ時に拳を交えてますが、ケンシロウの放つ「南斗紅鶴拳 伝衝裂波」の音に恐怖して大汗かいてしまいます。
この時点で、少なくともユダには勝てません・・・
性格面でもシュウは「めちゃくちゃいい人」なので、あっさりユダに騙されちゃう可能性もありますしね。
ただアニメの過去の回想では、サウザーが
「奴と互角に戦えるのはオレだけだ」
と言っているあたり、盲目になる前は本当は南斗最強に並ぶレベルだった可能性があります。
それでも、トキ(=死の灰を被ったことによる病)やファルコ(=片足義足)といった他のハンディキャップを抱えた拳士達は、それでもなお最強クラスの強さを維持しています。
やはり、「目が見えない」という事実は、命のやりとりをするレベルの戦いでは非常に大きなハンデなんですねー。
でも、足技を主体とする南斗白鷺拳はカッコいい✨️
烈脚空舞とかの技名もカッコいい✨️
「聞け!我が魂の叫びを!」