今回は北斗の拳絡み。




まあまあコスられてきた内容かもしれないですけど・・・







ラオウってセコいですよね


こんなこと言うとラオウ好きな方から怒られるかもですが、そもそも訪う人も稀なりのブログなので大丈夫ですてへぺろ


で、ラオウなんですけど。



①世紀末星占い


登場当初から


「死兆星を見たか」


と聞いては、「見た」という相手と戦う。


見てないケンシロウとは戦おうとしない。

何故?


見た相手には勝てるからやるのか?


星占いかよ



②トキ戦第1ラウンド。


トキが繰り出す柔の拳に冷や汗流したり、どっちが凄いのかわからないまま、空中戦に突入。


トキの一瞬の隙をついて、足を踏んで自ら刀で双方の足を貫く!


おお!これぞ紙一重の戦いか!?


しかし、ラオウは病気のトキが持久戦で体力を失うのを狙っていたという、なんともな作戦。

この二人の第2ラウンドは名シーンで終わった屈指の名勝負だっただけに、なんというか、なんともな内容でした。


③大激戦のあとすぐ動くケンシロウと、動かぬラオウ


マミヤの村で死闘を繰り広げ、痛み分けとなったケンシロウとラオウ。


ラオウが去ったあと、ケンシロウはすぐに動きます。

このあとしばらくはレイ、マミヤ、ユダの話になるので、ケンシロウの仕事は雑魚を片付けるだけとは言え、ダメージが残っている描写もありながら、しっかり役目を果たしています。


そしてレイの死後、ケンシロウは南斗最強の男、サウザー戦。


ところがこのとき!


なんとまだラオウはケンシロウ戦のダメージから回復していないとの事で、居城から動いていません。


ケンシロウがサウザーとの第1ラウンドに敗北した際、ようやく行き倒れたケンシロウを助けに(アニメはまだ動かず)、さらにサウザー戦第2ラウンド時に現れます。

なお、このときの発言もなかなかでしたがそれは後述。


④奢るなサウザー!!  


貴様の体の謎はトキが知っておるわ!!



ラオウがサウザーとの直接対決を避け続けていたという事実は、サウザーの底しれぬ不気味さを強調する狙いもあったかもしれませんが、このセリフは残念な印象しかないですね。


秘孔が効かなくても、ラオウならいくらでも戦い方がありそうなもんですけど、そもそもの拳の勝負でもサウザーは初戦でケンシロウを圧倒しているほどなので、ラオウがビビるのも無理はない・・・のかな?


お互い覇道を進めてたら、やがて衝突することになるだろうに、その時は領土を分ける交渉でもするつもりだったのでしょうか??


⑤復活の腕試しは引退蟄居している老人


元・伝承者候補のコウリュウ。

長い長い療養を経て、復活したラオウのカマセにされましたが


あれ?


伝承者争いに敗れたら、拳を封じられるか記憶を消されるのでは?


でも、ラオウ、トキ、ジャギ誰もそんな危機感ありませんでしたね。

ラオウだって多分、大それた野望がなければ(見透かされなければ)ひょっとしたらリュウケンと戦うことなかったかもしれません。


どうも、このへんの「掟」が本当にあったとするなら、


ちょっとリュウケンどうなの???


と思わざるを得ません。




話をコウリュウさんに戻します。



ラオウが復活の腕試しに選んだコウリュウさんは、かつてリュウケンを凌ぐとも言われた北斗神拳伝承者候補・・・


「元」の「伝承者候補」。


かたやラオウは世紀末覇者たらんとする心身とも最高に充実しているヒト。


やってる事は自己満足の老人虐待ですね


今60才ぐらいの元・横綱候補(大関か関脇止まり)相手に、ケガから復帰した現役バリバリ、歴史に名を残すほどの記録を持つ30才前後の横綱が


「リハビリすんべ」


と突っかかって行くようなもんでしょ?


言いすぎかな?



この後は世紀末覇者らしく覇道につきすすむわけなのですが、為政者たるもの、単なる腕力バカでは務まらないということなのでしょうか。

かたや義弟の伝承者は、未知の敵を相手に突っかかって、たまに大敗北を喫したりしているのを見ると・・・


ついて行ってる人間からすると、強いけど無謀な上司より、強い上に慎重でリスクヘッジもしっかり考えられる上司のほうが、まあ安心ですわな。

そう考えるとやはり有能な支配者だったのかなぁ