誰が興味あんねん!な題ですが、この映画は観ておくべきかなと思い至り、今日レイトショーで見に行きます。




もともとゴジラやウルトラマンシリーズなど、いわゆる「昭和の怪獣」ものは大好きで、数年前もNHKBSでデジタルリマスター版のウルトラセブンを放送していたときは欠かさず見ていました。


 

でも




やっぱり当時の1970年代までの特撮もの・・・ドラマも映画も、子供向けが圧倒的に多いですよね



これはもちろん当時は子供の数も多かったでしょうし、マーケット的には仕方ないことなのかもしれません。

けど、我々の世代の小学生のころって、戦隊ものとか、宇宙刑事から始まるメタルヒーローシリーズなんかはあったものの、いわゆる「怪獣氷河期」の時代。



ウルトラマンは80で終わり、ゴジラは自分が生まれる前の「メカゴジラの逆襲」で区切られた時代。

だから、1984年の「ゴジラ」は当時小1で始めて見た映画でしたけど、いまだに鮮明に覚えてます。

けどその後、ゴジラがスクリーンに戻ってくるのはまた5年後「VSビオランテ」のこと。

そのあと2年後の「VSキングギドラ」、以降毎年いわゆる「VSシリーズ」が続いていくのですが、その頃は私も高校生になり、もうゴジラに興奮する年齢ではなくなってしまいました。


時計を元に戻すと、「メカゴジラの逆襲」から「84'ゴジラ」までの空白の9年間、世界のSFXの主導権は完全にアメリカ映画に取られたタイミングじゃないかと思います。


そんなに映画に詳しいわけではないですけど、やっぱり「スターウォーズ」(1977)シリーズの大成功が、「SFX」を大人でも鑑賞できるジャンルにしたのではないでしょうか?

インディージョーンズ、バック・トゥ・ザ・フューチャーなんかは大人も子供も楽しめるし、エイリアンは完全に大人向け。


そういえば、始めて映画館で見た洋画は小3か小4のときの「ロボコップ」だけど、あれもいまなら年齢制限入るでしようね笑い泣き


で、その間、日本のサブカルはと言うと、自分の思い出だけでいうと「アニメ」に全振りしていったようなイメージがあります(間違ってたらごめんなさい)


実際ジャンプアニメの全盛期でしたもんね。

アラレちゃん、キャプ翼、北斗の拳、ドラゴンボール、聖闘士星矢、奇面組、等々。


それはそれで、今でも続編やスピンオフが作られたり、リニューアルされたりするほどで、世界的なコンテンツにもなった作品ばかりなので、我々も貴重な子供時代を過ごせたんだと思います。


けど怪獣好きには、ちょっとさみしい時代。


そんな自分に飛び込んできたのが、この「-1.0」がアカデミー視覚効果賞を取ったとびっくり



ついに!



ゴジラが!



世界を獲った!



と。



このニュースをみてから、これは 


好きとか嫌い


とかではなく、


見たいとか見たくない


とかではなく、

 

「見なくてはならない」


という思考になったのでした。