7月16日は、月面着陸を目指して、アポロ11号が飛び立った日だ。
6月17日が誕生日なので、その数字のひっくり返しということで覚えている。
ただし、7月16日はアメリカの日付けであって、日本時間ではない。
しかも、1969年であったことも覚え易い。
ジョン・F・ケネディ大統領が、「1960年代の内に、月面着陸を実現する」と言っていたからだ。
ケネディの大統領就任は、1961年1月である。
そして、旧ソ連のユーリイ・ガガーリンが、初めて宇宙空間に飛び出して、地球を1周したのが、就任直後の4月であった。
意気揚々と就任した早々に、最大のライバル国に出鼻を挫かれたのだ。相当に悔しい思いをしたに相違ない。
この1961年も面白い。上下を逆にしても 1961 なのだ。当時、不思議な年だと思ったものだ。
その後、ケネディは、キューバ危機の時にも、ソ連と対峙している。
ただ、月面着陸宣言がキューバ危機の前だったのか、後だったのかは、私には分からない。
ケネディの大統領在職期間は、3年に満たない。
しかし、その間、彼は、キューバ危機の他にも、外ではベトナム、内では人種差別撤廃の公民権問題という重要課題を背負い、心休める状況ではなかった。
そういう状況だからこそ、ケネディは、単にソ連に対抗するということだけではなく、米国民と自分自身を奮い立たせるために、敢えて困難な目標を掲げたのだと思う。
宇宙に挑戦するということは、未来を夢見ることではないか。
地球を1周してから、僅か8年後に、人類は月の上を歩いた。
宇宙で著しい技術革新が見られた訳だが、地上でも様々な問題が多発して、騒々しい時代だった。
私も、この8年の間に、小学生から大学生になった。忘れ難く、考えさせられた青春時代だった。