友人と話している際に、911の話になった。
いやぁ、あれは怖かったねぇ、あり得ないことが起こって映画みたいだったよねぇ、と。

お互い、911の際に何をしていたかというと

私→miemieさんと大阪USJに行くべく、大阪へ移動していた。
ホテルにつくなり、テレビのニュースを食い入るように見てしまって
その日は911一色で終わった。

友人→会社で残業中に、上司宛連絡が入った。
すぐにテレビを付けよと言われた上司がテレビを付けると、911始まった直後。
仕事を続けつつ、「これは映画?何かのドッキリ?」と感じながら画面を見ていた。

ということで、犠牲者とその家族の感情や、その他のエピソードについて知っていることを話し合いました。
・アメリカはテロを予期していたが、あそこまでの大惨事は予想していなかったのではないか?
・911が起こった日に、例のビルで研修を受けていた日本人がいた。
 たまたまその時期に、日本から派遣され、何かの講習を受けていて亡くなった。
 ものすごい不運さだ。
・火事の熱さに耐えきれなくて、ビルから次々に飛び降りる人たちがいた。
 飛び降りる直前はいったいどんな気持ちなのだろう。もうこの世で会いたい人には会えないという確信、
 その反面、このままでは火にやられて死んでしまうという不安、
 ものすごい矛盾した感情の中で飛び込んでいったのだろうか?

なーんていう話から、テロたちはいったい全体どういう心理状態でテロを行うのか?という疑問が沸き起こった。
しかし、無宗教の私たちに、信仰に命を捧げる彼らのことが理解できるはずもなく。。。
友人いわく、「特攻隊だって、同じような人たちじゃない。
国から言われたことを信じきって、正しいと思って突っ込んでいくんだから」
とのこと。

うーん、テロと特攻隊は違うような気がします。
テロリストは、自らが熱い信仰心を持った人たちで
特攻隊は、間違った思い込みや判断、方法で国を動かした日本の犠牲者。
特攻隊の中のほとんどが、心のどこかで「死にたくない」と強く感じていたのではないでしょうか?
テロリストは心から「死にたい、死んで残った家族には誇りに思ってほしい」という強い気持ちがありそうです。

そういうわけで、自分が特攻隊になれるかどうか?と考えると
当然、情報過多の現代では不可能なわけです。
だって、100%正しいとは言えないにしても
世界情勢がいつでもスピーディに手に入るんだもん。
「日本、XX島で大勝利!」なんて朝日新聞が書いていても
インターネット見ればすぐに真実がわかるわけです。

但し、特攻隊の人たちと同じくらい、国や家族を愛しているか?と問われれば
答はもちろん・・・自信を持って・・・・・「はいっ!」です。