追記:

これは8月の記事であり、15章やキャラの実際の挙動を考慮していない。

まあ劇的な大差はないんだけど、

もうちょっとあれこれ考慮したバージョンの記事がいいというならこちらをどうぞ。

 

 

 

 

アズールレーンとWorld of Warshipsのコラボキャラ、

正式には特別計画艦、通称「開発艦」は現在32キャラもいる。

 

・・・あれって常設されてるから忘れがちだけど、コラボキャラだからな。

 

まあ5年も経てば性能のインフレはさすがに進むわけで、

キャラごとの性能差というものは無視できなくなりつつある。

 

で、今じゃ3期のキャラまでは、

新参初心者各位のために強化の手間がかなり楽になっている。

 

じゃあ誰から作るべきなのか?

 

最低限度の戦力が揃っている=開発条件は満たせているという前提で

優先順位や利便性を考えてみよう、というわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

1、代えがきかないタイプ

 

性能がオンリーワンであって、かつ有益なキャラ。

とくればまあ、3期のチェシャーが圧倒的だろう。

 

重巡のくせに対空砲が2門もあって、かつ対空値も400ある。

12章と13章では道中艦隊の先頭配置で大活躍してくれることだろう。

 

 

未だに12章と13章はひとつの壁になっているようで、

ある程度は対空射撃と防空システムへの理解が不可欠になる。

・・・と、過去記事でも書いた。

 

 

素直にデレデレな猫メイドというのもポイントが高い←

 

スキルの肉球弾幕がなかなか優秀なので、

思っているより火力を出せるのも強みだろうか。

とりあえず、弱い要素がないのでオススメできる。

 

 

もうひとり、2期の北風

 

 

砲撃特化型の駆逐艦・・・ときけば弱そうに思えるが、

場合によってはSSR戦艦からMVPをもっていくような性能をしている。

 

重装甲に対するダメージ効率では圧倒的に高く、

対潜と雑魚処理を両立できて魚雷もそこそこ強いため、

「あらゆる状況に対処できる攻撃性能」という点では未だにハイスペックである。

 

唯一最大の欠点として、

駆逐艦は艦船技術(入手およびLV120到達の報酬)で加算されるステータス値が、

どれだけ多いのかで性能が激変する。

 

右下の装備・技術タブを、技術タブに切り替えてみればわかる。

 

 

なんと火力値が50以上も増える。現状だと+52までいくはず。

細かな計算式を省略すると、砲撃ダメージが15%以上も増える。

(20%にならないのは内部的に+100して計算しているから)

 

コツコツと、

艦船技術で火力値+1が得られる駆逐艦たち(大半が鉄血)を育成し続けた果てに、

ようやくこの、フルスペックの北風が完成する。

 

駆逐艦の火力値を育成する価値は14章で問われるので、

大器晩成と呼ぶべきかもしれないが、

14章までアズレンを戦い抜くなら、育成計画を視野に入れてもよかろうもんである。

 

ただし!

 

戦艦や空母などの強いキャラを育成し終えて、

13章に挑もうかなというあたりから、

駆逐艦の育成を考え始めても遅くはない。

 

駆逐艦の火力値なんて14章かイベント周回くらいでしか使わない(!)ので、

本当にアズレンが好きな人向け、かもしれない。

 

まあ別に、この+50の火力値がなくても十分強いので。

 

 

 

もうひとり。4期のアンカレッジ

実は赤スキルのレベルは1のままにしたほうが強いのだがまあ誤差かな・・・

 

 

ニュージャージーのベストパートナーというか、

ユニオン前衛の盾キャラはこいつ以外いないというか。

 

火力こそ控えめだが鉄壁の耐久力というか耐久スキルをもち、

演習の先頭配置に最適。

かなり硬いんだけど、13章や14章で雑に使うと普通に落ちる。

 

で、そこそこ落ちるからこそ、真珠を装備させると艦隊の生存力が上がる

・・・本人は「痛いのイヤ」って言ってるから心が痛むんだけどさ。

 

後述するエーギルには明確な苦手要素があるけど、

アンカレッジにはそれがないぶんより汎用的である、と理解してもいいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

2、性能が決して腐らないタイプ

 

キャラゲーにおける「型落ち」という表現は好きじゃないけど、

確かに型落ち相当の強さではあるけれども、

最上位でないというだけで十分すぎるほど、強い、そんなキャラ。

 

まあ、躊躇もせず1期のモナークだと誰もが言うだろう。

 

 

アズレンの戦艦と特殊弾幕の歴史(!)は、

フッドのグロリー・オブ・ロイヤル(not誤字)から始まる。

 

特殊補正つきの投射弾、発砲時70%で発動、自分の前方に大火力。

これが「アズレンにおけるSSR戦艦の弾幕」の基準になった。

 

で、モナークはこの弾幕が徹甲弾であり、かつ減速効果がついている。

 

徹甲弾だから戦艦や空母などの強敵に強く、

減速効果のおかげで他の攻撃が当たりやすくなる。

徹甲弾ゆえに弾速自体が高く、弾幕が命中しやすいという利点もある。

 

実装当時としては高い主砲補正と副砲補正、

ダメージを受けるほど上がる装填値と瀕死時回復性能、

主砲ダメージより弾幕ダメージを優先したくなる戦艦。

 

フッドがアズレン弾幕の基準なら、

強い戦艦の基準は間違いなくモナークであろう。

 

さすがに今のセイレーン作戦では、

モナークみたいな弾幕をメタる敵(主にティルピッツ)が出てくるけれど、

モナークさえいれば13章までは普通に戦えるはずである。

 

 

同じく3期のマインツ

 

 

「火力値が低く対空値が高く対潜もやれて軽巡砲が載る主砲2の重巡洋艦」

みたいなステータスをしていて、まさにその通りの性能である。

 

個々の要素が傑出して優れているわけではないが、

中装甲かつ高対空で軽巡砲+スキル弾幕で手数よし。

主砲が2門あるから火力の安定感も高い。

 

アズレンにおいて砲弾数の重要性は、

敵のシールドをいかに迅速に破壊できるかどうかという点で、

地味ながらも重要である。

 

特に13章14章では、敵シールドが硬すぎるせいで駆逐砲が恋しくなるもんだ。

 

とにかく無難な性能であるため、

回避値さえ確保できれば大半の状況で十分戦える。

 

あと、とても貴重な「鉄血の軽巡洋艦」であるという事実も大事かな・・・

マインツとライプツィヒのいない鉄血前衛なんて地獄だぜ・・・!!!!!11

 

 

 

 

 

 

3、圧倒的に強い

 

ただし開発コストはクソ重い。

 

攻めの最強と守りの最強。

 

攻めの最強が5期のプリマスなら、

 

守りの最強が4期のエーギル

 

 

プリマスは主砲3門の軽巡かつ高頻度でスキル弾幕が発動し、

攻めるだけなら苦手な状況が何もない。

というか、そこらの戦艦や空母から普通にMVPをもっていく。

 

手数よし火力よし、高い耐久性能で生存力もあるので、

軽装甲の軽巡でありながらボスキラーを任せるべきスペックとなっている。

 

ただし、果てしなく完成までが長い。

 

 

 

エーギルはデフォルトで重装甲、かつ耐久値が8000もある。

つまり戦艦が前衛に出てきたようなもんである。

燃費も驚きの16、まあ戦艦相当であろう。

 

内蔵副砲で手数よし、投射砲なのでシールド対策よし、

魚雷は威力が低いが減速効果つきなので決して腐らない。

 

デフォルトで重装甲ゆえに魚雷と空爆に弱いという明確な欠点があるため、

その点においてアンカレッジに劣る。

ただし弾幕に対する生存力では圧倒的に強い

 

もちろん火力も高いが、

それよりも生存力を優先させたいキャラなので、

設備は生存力の向上=回避値の増強を優先させたほうがいいと思う。

 

アンカレッジに真珠をつけて先頭配置、

エーギルはアンカレッジが落ちても最後尾で最後まで手動操作で生き残る。

僕はそうやって14-4をクリアいたしました。

 

 

 

・・・ひとつ重要なこととして、

プリマスとエーギルがいなくても13章はクリアできる。

 

というか、

こいつら(開発艦)はどこまで強かろうと、

決して必要不可欠なキャラではない。

 

乱数運や手動操作技能にも依存するけれど、

特定キャラがいないとやれないことってのは、ない。

 

効率面の改善がどれだけあるのかという違いだけだ。

 

 

 

まあ、だからこそ、

性能面での優劣はハッキリさせとかないとね・・・

 

 

 

 

 

 

 

4、明確に見劣りする

 

理由は過去記事でも散々述べてきたことだし、

キャラゲーとして見た目や声の問題を無視することもしないが、

少なくとも性能面ではオススメできない、という意味。

 

だから単純に、

何らかの性能的な理由に基づいてオススメされないんだなと、

そう理解してほしい。

 

キャラとしての話は一切していない。

あくまでも性能の話である。

 

「弱い」のではなく、

使いどころに困るとか、オススメするほどではないとか、

オススメ優先順位としてなら明確に低い、その程度のニュアンス。

 

僕はどこかのキチガイクソゲーユーザーやゲハ民の類ではないからな。

 

1期の出雲、

2期のジョージア、

3期のシャンパーニュ。

 

 

出雲は一度大幅強化されたんだが、それでもイマイチ。

今となってはさすがに実装時期の問題で見劣りする。

 

あと、なまじ現実世界のエピソードに忠実であろうとしたせいで、

明確な弱点が存在している。

そういうのは、うん・・・どっかのクソゲーで間に合ってるから。

 

「ガンダムエピオンの射程が1しかない」とはまた別の問題ですし?

 

 

 

ジョージアはアズレン内に3人しかいないレアスキル持ちなんだけど、

まあ色々察せられる事情に由来するアレコレのせいだろうか、

使いどころがあまりにも限られてしまう。

 

ただ、ニュージャージーの原型ともいうべき性能ではあるから、

決して弱いわけではない。

弱くはないんだけど、圧倒的かっつーとそうではない。

 

 

 

シャンパーニュは・・・なんだろう。

主砲補正が200%あって、装填時間が50%短縮であったのなら、

まだ使い道があったんだろうなとは思う。

 

「小回りがきく」という性質上、

使いどころは無数に思いつくんだけど、

そんなら砲撃が強い前衛を使えばいいのでは? となってしまう。

 

またオーディンとプリンツ・ループレヒトのように、

前衛を砲撃支援できるキャラまで登場してしまっている都合上、

残ったのは微妙な手数と脆さだけ。

 

後にウルリッヒ・フォン・フッテンが実装されたことで、

シャンパーニュの強みは事実上ゼロ相当になってしまった。

 

使い道はたくさんあるんだよ、うん・・・

ただ、ひたすらに脆い

 

ドレイク、出雲、シャンパーニュに関してだけは、

明確な性能の調整ミスだと、言い切っていいんじゃないかなと。

 

 

 

 

 

なので、32キャラの優先順位をつけてみた。

 

DRは開発コストがクソ重いので、参考順位だとお考えいただこう。

 

 

1、チェシャー

2、マインツ

  (3、エーギル)

4、アンカレッジ

5、北風

  (6、プリマス)

  (7、ヒンデンブルク)

8、プリンツ・ループレヒト

9、モナーク

  (10、キアサージ)

11、サン・ルイ

12、四万十

13、マルコ・ポーロ

14、オーディン

  (15、フリードリヒ・デア・グローセ)

16、シアトル

17、伊吹

  (18、ブレスト)

  (19、白龍)

20、フィリックス・シュルツ

21、フランドル

22、ガスコーニュ

23、アウグスト・フォン・パーセヴァル

24、ハルビン

  (25、吾妻)

26、ローン

27、ネプチューン

  (28、ドレイク)

29、チカロフ

30、シャンパーニュ

31、ジョージア

32、出雲

 

 

 

チェシャー、エーギル、北風、プリマス、アンカレッジ、ヒンデンブルクは、

今後しばらく出番が残ると思う。

鉄血軽巡として貴重なマインツも、出番には事欠かないはず。

 

前衛は結構パンチのきいた性能持ちがいる一方で、

開発艦の主力は、思っているほど圧倒的な性能ではないことが多い

 

モナークは個人的オススメ度が強いので、

16位までを1位ずつ繰り上げて、モナークを16位に入れても構わない。

 

前衛への砲撃支援ができて、

装備の都合でより攻撃的なのがオーディンよりもプリンツ・ループレヒトであり、

例外的に開発を急いだほうが楽になる、かもしれない。

 

前衛のうち「ユニオン陣営の盾役」という点でアンカレッジ、

弾幕に最も長く耐えられるという点でエーギルは、

どうしても優先順位が高い。

 

ダメージを出すだけなら北風よりもフィリックス・シュルツのほうが強かろうが、

北風の強みは駆逐砲を2門撃てる=射角が広くて弾数が多いこと。

弾数が欲しい駆逐艦に火力があっても軽巡砲装備だと、あまり嬉しくはない。

 

ローンはμ兵装のほうが強い。100人いたら90人はそう答えるのではなかろうか。

 

マルコ・ポーロは竜骨編纂を含めると地味ながらもUR並みの高性能なんだけど、

そのポジションはUR戦艦がいるから大丈夫っす・・・となってしまう。

というかUR戦艦ヴァンガードの、性能面での原型がコイツ。

 

四万十は主砲2対空2の軽巡ということで、

重桜前衛の貴重な救世主になってくれるはず。

 

サン・ルイは、

重巡洋艦といえばコイツがいれば一生困らないくらい、

高性能で標準的なバランスに仕上がっている。

 

ポートランドやアンカレッジだと砲火力か雷装値が足りないし、

対空をやりたかったらチェシャーがいるし、

現状最強の重巡はヒンデンブルク(強化レベル30)だし。

 

・・・・・・ドレイクは悲しみを背負いすぎた。

というか、ドレイクに期待されていた性能がヒンデンブルクのそれである。

砲撃の強い重巡洋艦ほど、シールドに阻まれるわけだから。

 

せめて内蔵副砲を「強化」ではなく「追加してかつ強化」だったら、

まだ使いどころはあったんじゃなかろうか。

あと回復弾幕の頻度を高くするとか。

 

その重巡洋艦は超甲巡(超巡洋艦)に出番を奪われっぱなしである。

まあ設計思想として「重巡洋艦より強い」という前提で、

超巡洋艦が設計されたわけだから、そこは仕方ないけれど。

 

だからこそ手数が少なくシールドに弱い重巡洋艦こそ、

シールド貫通スキル、

あるいはシールド破壊スキルが欲しかった。

 

ドレイクが破壊でヒンデンブルクが貫通だったら、

上手に住み分けできたと思うんだけどなあ・・・

まあ、後の祭りである。結果が出た今だから言えることだしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

質問ございましたらどうぞ?

ウチはこういう艦隊作りたいからどうすればいいですか的な。

 

コメントついても公開をしなけりゃ、読むのは僕だけでいいわけだし。