前半はこちら下矢印



  3周目

ここまでこれといったアタックもかからず、ただただ淡々と進んでいました。


素人ながら、なんとな~く、最終コーナーで勝負が始まるんだろうな~と思っていました。

先頭集団は4人。この時点で、表彰台には絶対乗らねば!と思っていました。

 

そして最終コーナー。

3番手でコーナーに侵入しました。4番手の方とは少し距離が空いていたように思います。

「コーナー曲がったら立ち上がりで思いっきり踏むぞ!!」と思いながら、左コーナー曲がっていると、、、

ガンッて左のペダルに衝撃が、、、

ペダルヒットしてしまいました(落車しなくて誰も巻き込まなくてよかった)

 

一瞬の減速で、前2人に離されてしまい「どうしよう。追いつける?」と迷っている間に4番手の方にまくられそうになります。

「やばい!!」と踏みなおして、何とか引きはがそうと、前に追いつこうと前だけ見て踏んでいきます。


「ああ~もう3番かぁ~」と思っていると、「最後いけええええ!!!」とチームメイトの声が!!勝手に身体が動いて全力スプリントをしていました。

後で聞いたら、多分あそこで緩んでいたら4番手の人にまくられていただろうと煽り

(後ろ見てなくて全然気が付かなかった。見切りが早すぎる悪いクセです)

 

そんなこんなで3位!!キラキラ

無事ギリギリ表彰台にあがることができました。

 

ペダルヒットしていなかったらどうなっていたんだろう?とか、もっと早くスプリントしていたら前に追いつけたのかな?とか、後悔や悔しさはあります。

 

ですが、ゴールして止まった瞬間、オケツがとんでもなく痙攣して、気持ち悪くて吐きそうで立っていられなくなったので、出し切れたということだと思います。

伸びしろですね~

 

レース中は終始集中して、アドレナリン出まくって、とても楽しかったです。

なによりも、ゴールした後に駆け寄ってきてくれた、S-fourのみんなの嬉しそうな笑顔を見られたことが一番うれしいです。

 

ゴール後にはトラアニキトラがゼーゼーして話せない私に水を差しだしてくれました。レース会場ではずっとS-fourの皆さんがサポートしてくれて、一緒にいてくれてとても心強かったです。

いいチームやな~ハート


  振り返り

レースに出ると決めたのが1月。そしてこの日まで、2か月半ですごく成長したなあ~と思います。

 

まずS-fourという大好きなチームに入れてもらったのが大きいです。憧れだったS-fourに入れてもらえて嬉しくて嬉しくて、たくさん一緒に走ってもらいました。時には超絶スパルタに鍛えてもらって瀕死状態魂が抜ける


今日のレースの立ち回りも一緒に考えてくれて、レースのコツをたくさん教えてもらいました。

みんな寒い中応援に駆けつけてくれて、レース前には緊張をほぐしてくれて、レース中には声を張り上げて応援してくれて、すごくパワーをもらいました。

S-fourの赤ジャージを着て出場することができたのが、何よりうれしかったです。

 

そして何より、師匠からの指導のたまものだと思います。正直師匠に出会ってなかったら、まずレースに出てないし、表彰台なんて夢のまた夢だったと思います。

レース前にかけて、フォームを修正してもらって、めちゃくちゃ追い込んでもらって、補給のタイミングやらレース前の過ごし方やら選手ならではのコツやらを教えてもらって、落ち着いてレースに臨むことができました。

 

日頃のライドで、一緒に走ってもらって鍛えてくださった皆さんのおかげでもあります。特にマグロライドでの経験がとても活かされました。愛知・岐阜のみんなに感謝です。

 

ほんまはテッペン取りたかったけど、初レースにして表彰台は上出来でしょう!

怪我無く終われてよかったです。

 

表彰台登れたのは周りのおかげです。テッペン取れなかったのは自分の弱さです。

もっと強くなりたい!