弱い犬ほどよく吠える -2ページ目

戦いはまだ続く

日本シリーズチケット取りに一応参戦。

バカ正直にひとり3回(つまり札幌で行われる3日分ね)しか申し込みせず。

というか「できず」。ネットはつながりにくいわ

電話はいっさいつながらないわ(泣)

あとは運を天に任せるだけです。

でもまあ見れなくても、プレーオフ見れたしいいか。

正直試合そのものの凄さは日本シリーズよりプレーオフのほうがずっと上だと思うし。

観客の温度もちょっと落ちそうな気がする。

(プレーオフの場合、チケット発売時にファンクラブ先行予約があったので

もともとファンの人率が高かった)


さてその最後の試合、球場にいたので、

録画しておいたのを昨日あらためて見ました。


いやーかっこいい!かっこいい!

すげーかっこいい!!


・・・斉藤和巳が!(笑)

いやー過去のテレビで見たより3割り増しくらい男前に見えました。

もちろんすばらしいピッチャーなのは知ってはいたけど

個人的な思い入れは松坂の方がずっとあったし

カズミは特に好きではなかったんだけど(別に嫌いでもなかったけど)

今回ちょっと惚れました(笑)

だってすげーかっこいいんだもん。負けはしたけどこの試合で株が上がったと思う。

きっと女性ファン増えたよ・・・


日ハムリーグ優勝

ぺなんと

「さすが、ペナントレースのペナントは

昭和時代に部屋に貼ってたような観光名所のペナントとは違うわ~」

と感心してたら妹にあたりまえだよ!と怒られました。

いやしかし

目から汗が出るって本当なんだね。

シンジラレナイー。(ヒルマン監督の鉄板ギャグ。球場でみんなで叫んだ時には

これ一体何の集会よ・・・と思った)

新庄ってほんとすごいね。あいつの夢はぜんぶ叶うのか!

「エレンディラ」感想

ガルシア=マルケス「エレンディラ」(サンリオ文庫刊)読了。

たまたま行きつけの古本屋にあったサンリオ文庫版(!)で。
その後ちくま文庫からも出てましたね。

こないだ読んだばかりの「百年の孤独」で有名なマルケスの短編集。
幻想的なエピソードを連ねた短編が7作。


途中まで読んでてそれほど面白くはなかったんだけど
最後のちょっと長めの作品「無垢なエレンディラと・・・」は
ダントツに面白かった。
これから読む人は、もし途中までつまんなかったとしても
最後のだけでも絶対読んで欲しい。
タイトルの通りの悲惨なお話なんだけどなぜかわくわくしながら読んでしまった。
この作家長編向きなのでは?


映像的なイメージも強いし映画化してもおもしろそう、と思ったんだけど
過去に映画化されたことはあるのでしょうか。
「百年の孤独」は無理っぽいし、見てみたいなあ映画版「エレンディラ」。

「マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵 」

今野緒雪「マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵 」(集英社コバルト文庫)
読了。


恒例のシリーズ。

やっぱ今回も特に感想なし・・・
もう読むのやめようかなと思ったんだけど、
やっぱ惰性で買っちゃった。
そろそろ決着つけて欲しかったし。


今回の萌えはやっぱ白姉妹。のりしまが可愛いぞ。


本筋のところは・・・
ううーん、さすがに次からはちょっと様子見して
新刊に付き合うのはやめようかな。
ある程度ストーリーが一段落するのを待ってまとめ読みしようかなと思います。


だいぶ巻数が進んできてから、

ストーリーがあまり自分の好みでない方向に行ってしまったのでね。
今のはちょっと俗っぽいなあと感じてしまうんだけど
今時のライトな少女小説としては仕方のないことなのかもしれません。

「アンダースロー論」感想

渡辺俊介「アンダースロー論」(光文社新書)
読了。


なるべく新書は買わないようにしているのだけれど
(たいてい中身が薄いからなんか割高感がある)、
貴重な現役アンダースロー投手の技術論となれば
読んでみたくなるのも当たり前。


ガッツもどうせならこういうの出して欲しかったなあ。


理論的な説明は読んでるとなるほどなーと一瞬思わされるんだけど
ちゃんと考えてみるとよくわかんない(笑)
野球やったことないから
スライダーとかカーブとか、打席ではどんな風に見えるのか
全くわからんし。
別にプロじゃなくてもある程度のレベルで野球やってる人が読んだら
もっと面白いんだろうなー。


しかしプロ野球選手ってすごいことやってる人たちなんだなあと
改めて思わされます。みんなすごいわ本当に・・・
口述筆記なのかな?
渡辺投手の実直そうな雰囲気にとても似合ってる語り口。
残念ながら今年は勝ち星に恵まれなかったですけど
このまま長く活躍して欲しいなあと思いました。
そしてサブマリンの後継者がどんどん出てきて欲しい。

「グエムル -漢江(ハンガン)の怪物-」感想

グエムル -漢江(ハンガン)の怪物-
を、見てきました。


実は本編より気になったのは予告編で見た「デスノート」。
前編見てないのではじめてエルを見てびっくり。
漫画のまんまじゃん!やりすぎ!
膝抱えて目の下クマの危ない人なの。


あと「ブラック・ダリア」が見たいです。
原作が名作だし、前に映画化された「L.A.コンフィデンシャル」もなかなかよかったので
逆にちょっと不安でもありますが。


さて本編。
個人的にはいろんな意味で面白かった。
愚直なまでにストレートで娯楽大作。
B級の面白さ、という説もあるけれどB級ってんなら韓国には
バカを極めた怪作SF?「地球を守れ!」もあるし
そっちを期待してみるならむしろちょっと物足りない。
その気になれば凄いテクニックを持った監督が
バカを承知で真っ向勝負、そんな映画。


面白かったとは書いたけど、
ただ、絶対に他人には薦めないと思う。悪いことは言わないから見ないほうがいい。
この映画が日本で受けなかったのは当然だ。
この手の韓国映画を受け入れることはできないだろう。
それは日本映画が低レベルだからと言うわけじゃない。
そんなん、私には外国の観客のレベルがどうなのかわかんないし、比べられない。
別にこの映画が大衆には理解できない高尚な作品だというわけでもない。


ただ、日本の観客達はとても行儀が良いから、
「はい、ここで笑ってくださいね」
「ここは泣くところですよ、思いっきり泣いてね」
というサインをはっきり提示していないと
泣いたり笑ったりできない。そういう意味で。
私なんかはたまにちょっと押し付けがましく感じてしまうんだけど
大ヒットを狙うならそれくらいのつもりで明確に示さないとダメ。


「ここで笑っていいのだろうか」「ここで泣くのは「正しい」のか?」
それについて間違いを犯すことは日本の観客の大多数にとって、
とても恥ずかしく、作り手に失礼なことなんだろう。
「陰鬱な悲劇はブサイクな喜劇と表裏一体」な演出はわりとよくあるものだと思うし
むしろ好んでみる観客も決して少なくはない。
でもやっぱ受け入れられない人の方が多いのだと思う。


役者陣がすごいとか(でもまたこのおっさんか・・・とも思ったり)
賛否両論のエンディングは個人的には必要不可欠のものと思う、とか
この設定で、指導者目線を一切持たずに「力なき庶民」の視線に徹する潔さに感心したり
アメリカに対する自国政府の態度への苛立ちや
硬直し突発事故に弱い組織のあり方に日本との共通点を見たり、
民主化されてまだ日の浅い歴史や
家族関係に日本との相違点を見たり、
「体制側」への不信感を隠さないのと同時に
学生デモのバカバカしさもキッチリちゃかしてみせるとこに共感したり、
泥だらけの制服少女って何かエロいよねとか(笑)
いろいろ思ったり考えたりしたこともあるけど
公開からだいぶ立ってるしすでに言い尽くされているだろう。


できることならもう一度映画館で見たいけど
多分そのチャンスはもう二度とないだろうな。ちょっと残念。

「百年の孤独」感想

G・ガルシア=マルケス「百年の孤独」(新潮社刊)読了。


リアルと幻想を交えて綴られる
ブエンディア家の一族と彼らの地マコンドの
波乱万丈たる奇怪な絵巻物。


めっちゃくちゃ面白かった。
文句なしに面白かった。
どこがいいのかとか問われると
アホなのでうまく説明できないのだけれど
とにかく面白かった。
現実にはありえないファンタジックなエピソードが
いくつもいくつも重ねられていて
それを一つずつ読んでいくうちに
これは歴史の記録には書き残せなかった

現実のラテンアメリカの歴史である、ということに気づく。
(てゆーかワタクシ鈍いので半分くらい読んでからやっと気づいたよ)
そして最後にたどり着いた鮮やかな結末。
終わり方としてはわりとよくあるものだと思うけど
こんな鮮やかに決まったの、見たことない。


実は何年も前から読みたい読みたいと思いつつ
あまりにも世間の評価が高いものだから
「全然おもしろくなかったらどうしよう」
「難しくて意味わかんなかったらどうしよう」と
怖くなっちゃって今まで読まなかったんだけど
読んでよかった。
小説っておもしれえ!!


少なくともあと百年は読みつがれて欲しいなあと思う1作です。

9月27日

0997

3塁側S席から見た札幌ドーム。

慣れない事するから思いっきりナナメってる。

疲れた。日ハム七日間戦争とでも呼びたい一週間だった。

色々感想はあるのだけどもう気力がない。

とりあえず何よりも

プレーオフを札幌ドームで見れることが一番嬉しいです。

愚痴。

以下見苦しい愚痴。吐き捨てずにはいられない。



それにしてもほんっと腹たつなー。
ああいうことになって
例によって2ちゃんねる系の方々が金村ブログに押し寄せて
一暴れしていったわけですが。


別にね、暴れるの自体が悪いとは思わない。いやまあ悪いけど。
でもやっぱ、対岸の火事っていうか、自分に無関係な揉め事ってやっぱり面白いしさ(笑)
不謹慎だとは思うけど、面白いと思うこと自体は止められん。
私だって今回のことが全然思い入れのない競技のどうでもいい選手だったら
やれやれー、もっと揉めろー!と思っていたかもしれません。


だけどあの手の暴れる人たちの多くは、自分達が面白がってるだけなのにいい子ちゃん風な
立場から物を言うから嫌なんじゃ。
ファンでも関係者でもない人間が善意の第三者ぶっちゃって
ファンの気持ちを代弁した風なつもりになって反省を促すとか、ふざけんなと。
どうせパリーグのチームの地味な3番手投手になんて興味ないくせに。
あー偽善者共気持ち悪い。
バカ騒ぎして暴れたいなら、自分が下世話な人間だって自覚を持って
正々堂々と嫌がらせすればいいのにと思います。
バカにされる覚悟もない奴らの言葉に価値はない。

ハムファンの気持ち。

がっかり→がっかり→ちょっと前向き。
昨日から今日にかけて。


金村投手暴言事件のこと。


今回の事件を見て、金村は不安でいっぱいだったんだなと思った。
もともと精神的に弱いキャラだし。
こっちに来てからの他の生え抜きやベテランの扱いを見ていたら
金村が自分の今後について心配になってしまうのも無理もないと感じる。
田中幸雄の扱い、去年の金子の扱い、実松古木放出。
移籍組だけど
坪井の干され方(今年のは故障もあるけど)
奈良原さん年棒半減のあげく放出。
ガッツのFAだって、万一出てくって話になった場合
引き止める気があるのかないのか、全くわかんない状況だし。

投手陣だって、東京時代活躍した投手が金村以外一軍から全然いなくなっちゃって。
今年は次々に新星が活躍する中、必死だったんだと思う。
連続二桁勝利中ってのが
金村にしてみたら唯一の売りだし・・・
だからと言って醜態をさらしてしまった今回の事態は許されないと思うけど。
腹が立つのは表沙汰にしたことであって、
そういう感情を持ってしまうこと自体は責める気になれません。
プロ野球選手だって人間だもの。(BYみつを)


駒苫田中投手、楽天へ。


一応がっかりしたけどまあ
日ハムがダメだったら次点楽天、次横浜、が個人的な希望だったんで
まあいいや。楽天ならすぐ1軍で活躍できるチャンスも可能性大だし
しかも日ハムは、打倒田中!で地元ではけっこう有名な北照の植村投手の指名権をゲット。
早く札幌ドームで二人が投げあう姿を見たいものです。
そしてダース獲得!
甲子園で泣き崩れる姿ナンバー1だったダース! 萌え~。
ハーフの選手マニア日ハムにも球児の負け姿マニアな私にもなんともストライクな人選。
でも日ハムでは勝ってください(笑)
ますます多国籍化してますが北海道は元々移民(つーか侵略?)の地。
よそ者大歓迎の気風に似合ってるかもしれません。

あと忘れてた、ハズレ1位の吉川投手。

えーと、誰・・・?

すいません全然知りませんでした。調べてみると期待の左腕だそうなんでもちろん楽しみです。


さて明日からは札幌ドームでラスト2連戦。
プレーオフ地元開催、あわよくば1位通過目差して応援してきます。