火垂るの墓を見ました。忘れ物はとどきましたか? | さどっちのブログ うちによってくまっし

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こんばんわ。
今日はおふの日で
実家に帰って墓参りに行ってきました。
父が亡くなって3年になります。
いろいろとたいへんなことも
ありましたが
家族3人前向きに
なんとか
がんばっています。

母と弟と
いっしょに
火垂るの墓のアニメを見ました。

毎年のように8月に
テレビで放映されていましたが
今日みたのが3回目に
なります。

初めて見たのは
リアルで劇場公開されたとき
この時は となりのトトロと
同時上映でした。






当時のコピーは
4歳と14歳で生きようと思った。

2つの作品の共同コピーは
忘れ物を届けにきました。

戦後70年

いろんな特集番組があったけど
親子で見ることができる
番組はこの作品だけだと
思います。

今でもはっきり覚えているのが
劇場公開当時に
月刊アニメージュを愛読していて
スタジオジブリの製作記事を丹念に
読んでいたこと。
とくに戦争記事の神戸空襲のモノクロ写真があまりにもショッキングだったこと

この作品では
戦時下での日常生活
空襲爆撃の恐怖
駅構内で生活していた孤児のこと
などが描かれています。

ショッキングな描写もありますが

ほとんどは







兄と妹がいっしょうけんめいに
けなげに生きようとする姿が

節子ちゃんのかわいらしい姿が
丁寧に描かれています。

2度めに見たのは
ジブリコレクションとして
DVD が発売された時

そして、それから
ずっと見ることがつらかったので
あえて目をそらしていたんだけど

今日あらためて見て

戦争のことや
犠牲になったたくさんの人々の
つらい体験をしっかり
伝えていると思いました。

初めて上映されてから
今年で27年になりますが
作品はいろあせていないばかりか
新しい世代の人々に
戦争のおそろしさを
伝えてつづけていると思いました。

弟は家にとじこもりがちですが
この作品は集中して見ながら

節子ちゃん、かわいそうやな、、
ってつぶやいていました。

母さんはテレビで放映されていた
時に一人で見ながら

お兄ちゃん、お兄ちゃんという
節子ちゃんの姿がかわいらしいって

うちは
今日ひさしぶりに見ながら
兄がいろんな苦しい現実から
節子ちゃんを守るために
生きるために
大人でものりきれないくらい
つらい重圧の中で
節子ちゃんの前では
笑顔でやさしくふるまう

生きるための作品だったんだと
あらためて感じました。

忘れ物を届けにきてくれて
ありがとうございました。