新人のお稽古が本格的にスタートしました | 日立市の剣道 日立ジュニア剣道クラブ

日立市の剣道 日立ジュニア剣道クラブ

茨城県日立市で活動している剣道クラブです。
ワイワイ、ガヤガヤ、キャッキャッと愉快な剣道クラブです。
未就学児(年中)から入団できますので一度見学に来て下さい。

入団式を経て、本格的に稽古が始まった新人たち。

今年度の新人担当指導者は、団発足時に担当した以来になるマホ先生です。

 

それまではミホ先生が新人担当でした。

ミホ先生の厳しさと優しさを味わって防具着用へと巣立っていく新人たち。

後継として、まりもっこり先生へと引き継がれていったのですが・・・フェードアウト

 

防具組も安定した稽古が出来るようになったことと、若手指導者が育ったことも相まって、

マホ先生が新人担当で、きっちり基本を教えることになります。

 

日立ジュニア剣道クラブは、徹底的に基本を教える道場なのですビックリマーク

 

ということで、本格稽古開始の新人剣士たち。

逸材君は、剣道ノートを作ってました。

そこに日常の十心を貼り付けてあったのですが、その前のページにはなにやら書いてある・・・

教わった竹刀の名称などを書き残しているのかな?と思いました。

 

やることが逸材ですキラキラ

今日から、たくさん書き残すことが出来るね。竹刀の振り方、そのポイント。

打ったら腕を肩の高さに伸ばして~右手で止めて左手で一気に振り下ろす。音がビュッと出るでしょ!

 

初日からいっぱい学んでいただきましたニコニコ

 

「暑くなってきた~」「手の皮が剥けたびっくり

新人指導にしては・・・やりすぎたか?いやいや、違います。

この子たち、自ら竹刀を振りだし止まらないのです。

 

稽古時間残り10分。かなり疲れが見えてきたので、「あと10回竹刀を振ったら今日は終わりにしよう」

とラストスパートをかけました。

 

すると、「えっ?もう終わるの?まだ時間あるよ!まだやりたいよ!」

 

たっ、確かに・・・はい、時間はあるのですがアセアセ

残りは休憩兼ねて見取り稽古でもさせようかと思ったのです。

 

「休憩いらない!!!」

そういうので「んじゃ、残りは自主練していてね」と伝え防具組の稽古指導に加わると、

新人たちで号令かけ合いながら竹刀を振り続けてました。

 

確かに私は言いました。

「たくさん竹刀を振るだけ上達します。先生が見ていなくても竹刀を振る。

誰かが見ていなくても竹刀を振る。振った分だけ強くなります。素振りの数だけ強くなります。」

だから、剣道ない日にお家で素振り出来るように正しい素振りを教えるね!って言って指導しました。

皮剥けてんのに・・・アセアセ

まだやるのかい?

 

ツライかも~

暑くなってきたなぁ~

苦しい~

と感じれば感じるほど目をキラキラさせてひたむきに取り組む逸材君。

 

逸材君が目をギラつかせるキャラかと思いきや他にいました。

目をギラつかせるキャラは、B型オカンが推薦してきたラダーが大好物の男の子です。

トレーニング時に見せたこともないギラギラとした目つきで剣道に取り組みます。

 

そして、周囲を和ませてくれるキャラとなったスマイリー君。

とにかく笑うのです。キャハハハハにひひと実に愉快に笑うのです。

失敗して凹むのではなく、キャハハにひひと笑うのです。

皮剥けて痛いのに笑うのです。

 

そして、入団式の日に骨折し入院からの月曜日無事に手術を終えたタンジロー。

手術を終えても1週間ほど入院してるようだし、

退院しても1ケ月はギブスをしたままとなりますが、「それでも見学に行ってもいいですか?」

 

スマイリー君が入団式の日に言ってました。

「今日、タンジローいないの?主役がいなきゃ始まらないじゃん!」

 

タンジローを待っているのです。みんながタンジローを待っているのです。

学校は各々違います。学年も違います。

しかし、同期組として仲間の絆がすごいです。

 

仲良しに加えて、目に見てわかる切磋琢磨。これぞ、真の仲間です。

共に汗を流し、共に乗り越え、共に励まし合っていく。

本当に出会ったばかりなの?と不思議な絆が出来てます。

 

と、新人にスポット当てすぎましたが、防具組は長身上段先生を中心に熱い稽古をしてました。

長身上段先生は若手なりに思考凝らしながらの指揮取りです。

 

少しでもマホ先生に近づいてみようと考えた末、まずは姿から真似してみることにしたそうです。

道場の中心でヤンキー座りをし、低い姿勢で道場全体を眺めることにしたそうな。

 

別に私、ヤンキー座りはしません。う〇こ座りで低い位置から道場全体を視野に納めるのです。

う〇こ座りが疲れてきたら、チョコンと体育座りで見ます。

姿は不格好だけど、不思議とたくさんの子供たちの動きが見えるので目

 

とりあえず長身上段君もやってみたら、近づけた気がすると言ってましたほっこり

道場の隅から隅まで見るには全集中を使います。

たくさんの子供たちを視野に入れるには全集中!!!にならないとできないのです。

 

そういう話をしていた事を思い出した長身上段先生も、わからないけれど【全集中!!!の術】を

見様見真似でやったら、見えた!と驚いてて、

とりあえず私が言いたいことは、外見で判断するのではなく、まずはやってみる事。

そして、とりあえず成りきってみることが大事だということです。

 

防具組は、長身上段先生の指導と波長が合ったようで、稽古後に雑談交わす雰囲気が出来てました。

フィーリング合致する指導ができるとスムーズに浸透してくれます。

 

 

いろんな意味で盛りだくさんの月曜日でした。

さて、明日も稽古。防具組のみなので新人はいませんが、楽しく烈しくやりたいと思います。