福岡県民が選ぶ、福岡の本当に美味しい店10選 | 一橋ボクシング部の部員日記~情熱編~

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 福岡の名店10選



はじめまして。新2年の山口穣(やまぐちじょう)と申します。前回先輩方に「何書いてもいいよ」と言われてめちゃくちゃ適当なこと書いたらあとから次々にしっかりした記事が投稿されて浮いてしまったので、仕切り直して真面目なものをやろうと思います。ちなみにこの記事1回バグで消えて激萎えして書き直しています。


私は福岡県出身で、大学から上京して来たのですが、やはり地元の話になって1番きかれるのがご飯の話です。福岡はあまり有名な観光スポットなどがないので、自慢できるものといえば安くて美味い飯しかないということで、福岡に旅行したときにはぜひ食べてほしい店を10個紹介しようと思います!



1.大砲ラーメン本店



まずはやはり福岡といえばラーメンだろうということで、私の中高時代の思い出の味、大砲ラーメン本店でございます。この本店というのが地味に大事でして、あまり他県民の方は気にされないかもしれませんが同じ店でも店舗によって味が全く違います。大砲ラーメンは九州に10数店舗ほど展開していますが、通ぶるなら是非本店へお越しください。


学生ラーメン(520円)


豚骨ラーメンといって皆さんが最初に思い浮かぶのは博多ラーメンだと思いますが、私は豚骨を楽しむなら久留米ラーメンを食べることを強くおすすめします。大砲ラーメンはこってりした豚骨を楽しみながらも、脂っこくないすっきりとした味わいとなっています。学生ラーメンは大学生までの学生を対象にトッピングを最小限に安く提供しているラーメンで、昔は420円だったのですが値上がりしてしまいました。だいたい私は替え玉(140円)を2回するのですが、基本の量から自分好みにおかわりできるのもとんこつラーメンのひとつの魅力だと思います。


ラーメン(720円)


あまり余計なことはせず、スタンダードなラーメンをまずは食べることをおすすめします。(他の種類のラーメンも美味しいですが。)もちろん麺の硬さはバリカタで。かための麺をスープにからませながらお召し上がりください。



2.久留米らーめん道 麺志 本店



私の学校には大砲派と麺志派の2大派閥があります。私は大砲派なので麺志はライバル店となるわけですが、美味しいのは確かなので紹介します。


らーめん志(800円)


この店のラーメンは大砲とはかなり違っています。トッピングにメンマ、辛味噌があり、スープも全く違います。豚骨ラーメンの中でもかなりあっさりした味わいとなっています。


GTOスペシャル(1100円)


このスペシャル感、凄いですよね。なんといっても映えます。うちの学校に麺志の写真を持っていない人間はいません。この店には謎のこだわりがあり、「バリカタ」ではなく「ガバカタ」と言って頼みましょう。(「ガバ」は久留米弁で「すごく」という意味。)店員さんはみんないい人ですが、テンションが高いので置いていかれるかもしれません。是非久留米まで足を運んで、大砲と麺志だけ食べて弾丸で市内に戻りましょう。



3.天麩羅処 ひらお 本店


空港の近くに位置するこの店は、立地からは考えられないくらい人気店です。県内ではかなり有名で、美味しい店を聞かれた時に答えに用意している福岡県民も多いかもしれません。店は珍しい形をしていて、ながーいカウンターが1つで構成されています。



天ぷら定食(790円)

※1つずつ順に提供されるので画像は拾い画です


まずなんといっても安い!そして美味い!これぞ福岡の店といった具合です。大体のメニューが肉、魚(4種)と野菜(3種)で構成されていて、揚げられたものから順番に提供されます。写真下部に写った小皿3種はなんと取り放題です。本店の他にも6店舗展開しているので、自分の目的地に合わせて店舗を選ぶこともできます。



4.讃岐うどん 志成



え、讃岐うどん?と思った方も多いと思います。すみません。私も入れるか迷いましたが、福岡の大濠公園近くのこの一店舗しかなく、何よりめちゃくちゃ美味しいので入れさせていただきました。


志成ぶっかけうどん(890円)


正直言うと私はこれしか食べたことがありません。理由は簡単で、これが美味すぎるからです。コシがあるぶりっぶりの太麺は本番顔負け。(本場には一度しか行ったことがありませんが。)そしてこの天ぷらが絶品なんです。記憶では、大葉、舞茸、ちくわ、半熟卵、鶏の5種類で構成されていて、ぶっかけたつゆと相性抜群のサクサク食感がたまりません。冷たいうどんと熱々の天ぷらのコントラストが最高の1品です。



5.博多担々麺 とり田

麺類の比率が多いですが、何となく価格帯で並べたらこうなってしまいました。すみません。

・2024年3月追記 
帰省した際に久しぶりに寄ってみたら、主要なメニューが約300円値上がりしていました。東京価格になってしまいました。好きだった味のタウンは、観光客搾取フロアに変わってしまいました。悲しいです。

気を取り直して紹介します。博多といえば水炊きが有名なんですが、この店は水炊き専門店のとり田がその自慢の鶏肉を使って担々麺を提供しています。


鶏チャーシュー担々麺(1450円)


鶏焼豚なんて名前のせいでなんの動物の肉なのかよく分からないことになっていますが、本当に美味しいです。ただ値段が高いです。東京だとしてもかなり高めとなっています。この鶏チャーシューとひき肉で満足感は半端ないのですが、観光客に高いものを食べさせるのは恥ずかしいので気が向いたら行ってください。


汁なし担々麺(1280円)


汁なし担々麺を美味しそうに撮れる人間は存在しないので、写真では伝わりにくいですがめちゃくちゃ美味いです。辛味噌と甘みのある麺とのハーモニーが楽しめます。全品1辛から10辛まで選べて、目安としては辛いのが苦手な方1辛、辛いのが好きではない方2-4辛、辛いのが好きな方や普通の方は5-7辛、辛いのが得意な方は8辛以上と言った感じです。ちなみにセットのから揚げが美味しそうでつい頼んでしまうのですが、そうするとお腹がパンパンになってしまうので、人と分け合うのがオススメです。



6.びっくり亭 高宮店


伝統的な鉄板焼きがカジュアルな雰囲気で楽しめるお店です。個人的には高宮店が1番美味しいと思いますが、本家や元祖を名乗る店舗があるので予定に合わせて行く店舗を決めてもいいと思います。


焼肉1人前(900円)


鉄板焼きと聞いて想像していたものとだいぶ違うと思いますが、これがびっくり亭です。1人前900円、1.5人前1300円、2人前1800円と、何故か1.5人前のみお得な値段設定となっています。お腹が空いている方は1.5人前を頼んでいいと思います。2人前を頼むときは相当覚悟がいるでしょう。卓上の2種類の辛味噌をブレンドし、鉄板を専用の木で傾け、端に寄った油に辛味噌を溶かしてそこに肉とキャベツを付けて食べます。後半になると肉とキャベツが真っ赤に染まり、旨みが増していきます。匂いが服につく可能性があるので、勝負服は避けた方がいいでしょう。また、少食の方には量が多いかもしれませんが、美味すぎるので限界突破待ったなしです。



7.博多名代 吉塚うなぎ屋


私の浅い人生経験で言うのもなんですが、シンプルにここより美味しい鰻を食べたことがないです。最近は観光客が増えて来ていてなかなか入れないので、開店と同時に行くのをおすすめします。(10時半と微妙な時間ですが。)中洲川端の近くにあります。


特うな重(4990円)


見てるだけで最高ですよね。この店の特徴は、まず蒲焼とご飯が分けてあることです。そして皿に入った蒲焼のタレにお好みでうなぎを浸してからご飯と一緒にいただきます。まずこのタレが絶品で、うなぎの良さを全力で引き出します。そして主役のうなぎも、これ以上ないプリプリの身をパリッとした香ばしい皮が包んでおり、そのバランスが最高です。また、ご飯は見た目より箱にパン詰まりしているので、想像よりお腹いっぱいになります。肝吸いと赤出しを自分で選べる(肝吸いに別料金がかからない)ので、是非上品な味わいの肝吸いもご堪能ください。



8.焼肉 多牛 駅南店


シンプルにめちゃくちゃ美味い焼肉屋です。旅行の夜などは、せっかくならちょっと高いけど美味しい店に行きたいですよね。でもなかなか高い店は失敗が怖いと思うので、絶対に後悔させない焼肉屋を紹介します。


上カルビ(690円)


博多駅から徒歩8〜10分の場所にある焼肉屋で、煙が外までモクモクとたちのぼっているのが特徴です。煙が多すぎて全ての衣類は燻されます。お昼の15時過ぎから予約ボードに名前を書くことで、開店と同時に入れます。電話予約などはできないので、事前に足を運んでおくといいかもしれません。最近の情報では行列なしで入れるらしいですが。とにかく全品美味しいのですが、高すぎるということもなく、満足する量飲み食いして1人5000円前後だと思います。



9.炊き餃子 池田商店

こちらはシンプルにめちゃくちゃ美味い居酒屋です。西鉄平尾駅近くにあり、予約なしでも入れると思います。(不安ならした方がいいです。)


炊き餃子(800円)


聞き馴染みがないかもしれませんが炊き餃子は博多の隠れ名物で、この店は名前の通りその炊き餃子が楽しめます。炊き餃子とは、鶏ひき肉と野菜を練りこんだ餡を厚めの皮で包み、豚骨でコクを出した鶏ガラスープで炊き込んだ料理です。水餃子と違い、スープと一緒にいただけるのが特徴です。池田商店では、そのまま食べても美味しいこの炊き餃子にお好みで黒柚子胡椒赤柚子胡椒をつけて食べるのがおすすめです。〆にちゃんぽん(350円)やおじや(450円)が最高です。店員さんが1回準備してまた持ってきてくれます。


黒柚子胡椒(左)、赤柚子胡椒(右)


他のメニューもめちゃくちゃ美味しいので、以下おすすめ挙げておきます。

竹とうふ(550円)

山芋とろろ焼き(550円)

黒豚軟骨焼き(550円)

地鶏もも炭火焼き(800円)

丸腸ごぼう焼き(800円)

刺盛(2400円)


満足いく量飲み食いして同じく5000円前後だと思います。コスパは最高です。



10.もつ鍋 やま中 本店

やっと10個目です。本当に長くなってすみません。美味しいものを伝えるのって難しいですね。

博多といえばもつ鍋が有名ですよね。最後は世界で一番美味いもつ鍋を紹介します。



もつ鍋 みそ 二人前(3960円)

※いい写真がなかったので拾い画です


スープはみそ味、しょうゆ味、しゃぶしゃぶ風と選べますが、是非最初はみそ味で食べていただきたいです。とにかくスープが美味すぎるので、もつ以外の具も全て美味しいです。同じ鍋をつついていると、全てを独占したくなるので一緒に来た人とは戦争が起こります。最後の〆にちゃんぽん麺(330円)を入れるともう最高に満たされます。一品料理もお酒も全て美味しいので、最高の夜が過ごせます。満足な量食べて5000円〜6000円くらいだと思います。絶対に行って欲しいもつ鍋屋さんです。



 おわりに


いかがでしたでしょうか?長くなってしまって大変申し訳ございません。もし福岡に行くことがあれば、このブログを思い出して見返していただけたら嬉しいです。読んでくださりありがとうございました。