カウンセリング/セラピーにおいて一番大切なこと | 意識デザイン
最近まで知らなかったんだけど、「ゴールデンウィーク」というのはNHKでは放送使用禁止用語なんだそうな。

だから「大型連休」というのだそうだけれど、ぼくのようなサービス業に従事している人間からしたら全然‘連休’じゃあないし。

まぁ、それはいいとして(笑)、その期間はほぼ毎日ワークショップを開催。

おかげさまで定番の『スピリチュアル・カウンセラー養成コース』も人気で、充実した内容をご提供することができたと思う。



そのなかで参加者の方にお伝えをしたことを、ひとつシェアしたい。

カウンセリングやセラピーにおいて、いちばん大切なことは何かという話。

チャネリング等のメッセージの内容や、ヒーリングやエネルギーワークの技術──それらももちろん大切だけれど、でもそれ以上にもっと大切なことがある。



それは、クライアントさんが安らぎや、自分に対する自信や、人生や世の中に対する肯定的な気持ちをもって家路につくということ。

そうした状態で日々を過ごせば、毎日が幸せだと感じることができるし、何があってもきっと乗り越えていける。
それこそがセッションの最大の目的であるはずだし、もしそうでなかったとしたら、どんなに大層なメッセージや高度なヒーリング技術を提供したところで、プラクティショナーの自己満足と言わざるを得ない。



では、どうしたらそれができるか。

──まずは、プラクティショナー自身がそのようなところと繋がっていることが大前提だ。

プラクティショナーが「ぼくはいま不安で不安で、自分に自信も持てず、人生にも世の中にも否定的な気持ちでいっぱいなんだけど、どうぞあなたは安心してください」だなんてセッションを受けて、クライアントさんがハッピーになれるはずがない。

プラクティショナー自身が自分自身の安定度や調和度や統合度を高めていくのは当たり前のことだけれど、セッションの際にいかにそのような場をつくることができるかが勝負となる。
いっしょにいることによって自然と安らぎ、自分に対する自信や、人生や世の中に対する肯定的な気持ちを育むことができる──そのような空間にできるかどうか。

チャネリングやヒーリングやセラピーの類は、そのための手段にすぎない。

 
エリクソンというのは、そういう人だったのではないかと思う。テクニックだけ真似しても、たぶんうまくいかない。【こちらをクリックしてくれるとうれしいです! → 人気blogランキング】