お世話になっております。3年の正置です。
この度、監督に就任しました。(正式には総会で承認されてからではありますが)。3年間、持丸さん、井上さん、室さんのもとでいろいろと学んできたことを活かして、強いチームを作っていけるように精進したいと思います。ただ、現チームだけが勝てばいいという考えではなく、勝利と育成の両立を図っていきたいと思います、
そのうえで、自分が選手たちに大切にしてほしいのは、「執念」です。前チームにおいても、現チームにおいても個々の能力は非常に成長していると考えています。打撃コーチやトレーナーと契約し、投球動作や打球傾向をはかれる機会を活用してきたことが成果に出ているからだと思います。しかし、やはり最後勝利をつかむのは技術云々を超えた「勝つ」という強い気持ちがあるかどうかです。極端に言えば、どれだけいい当たりが打ててもアウトになれば意味がない。どれだけ速い球を投げても打たれてしまえば意味がないがないわけです。チームが勝つために自分がすべきことは何か、この点を忘れないでプレーしてほしいと思います。
さて、先週末にオープン戦を2戦行いました。いずれも、これまで出場機会の少なかった下級生を中心に起用しました。また、野手に関しては、自分からサインを送ることはなく、選手たち自身で考えていろいろとやってもらいました。結論、それぞれの選手が意識の面で非常にいい動きをしてくれたと思います。次の塁を狙う姿勢、相手のスキを突こうとする姿勢などが見えました。この冬に技術的な成長をはかり、来春に成長したチームをお見せできるように頑張っていきたいと思います、
長くなりましたが、テーマに移ります。実花に期待することは、後輩の育成です。実花は仕事ができてしまうので、やろうとすれば一人で全部やれちゃうかもしれないです。でも、実花が引退した後を考えたときに、後輩が一人前に仕事をこなせるようにしておかないと大変なことになります。なかなかストレスフルな役割になるかもしれないけど、頑張ってほしいです。愚痴があればいつでも同期に吐いていいからね。長期的に強い一橋をつくりあげるためには、選手の底上げと完璧なスタッフ組織の構築が必要不可欠です。一緒に頑張っていこう。
今月は、このあたりで失礼します。