てなわけで、ドッキドキ☆初授業参観&保護者懇談会(気が重いイベントなので字面だけでも明るくしてみた)がやってきた。

カミングアウト問題で悩みまくった結果、運動面の遅れを前面に出しつつやんわりとお察しムードを作る方向で…と気持ちを固め、なんとなく頭の中にシナリオを描いて臨んだこの日。


しかしながら、参観を見ていると、確かにじっと座っていられずにモゾモゾしてたり、いいともの客のごとく先生の話にオーバーリアクションしまくったりと気になるところはあるにせよ、意外と楽しそうに授業を受けられてたんだよね。先生の話を聞き、質問には手を挙げ、指されるのを待って発言することもでき、発言内容もそこまでずれてない。

なんか一応小学生してるじゃん…と思うと、この子障害があるんです!って声高に言い立てるのもどうなんだろうと気持ちが揺れる。

さらに隣の席の子のお母さんから、給食の時もお話ししたりしてるみたいで仲良くしてもらってます…と話しかけられて、あーっ悩むよ~!長女が長女なりの人間関係を築いているときに、あえて親自らが水を差していいもの!?(しかしこういうとき、相手のお母さんはうちの子が普通の子だと疑いもせず、お友達ができたみたいでよかったと思ってくれてるんだろうな~と思うとなんかそれも悪い気がするのは私だけだろうか)


グルグルしつつ懇談会に突入し、順番に一言自己紹介を、となったのだけど、最初に立ったお母さんが「○○の母ですよろしくお願いします」くらいでマジで一言だったので、続くお母さんたちも自然と一言、言うにしても「毎日楽しく通ってます」「給食を楽しみにしてます」くらいで込み入った話はしない雰囲気に。

こ、これは脳の機能がどうとか言いだしたらめっちゃ浮く。でも何も言わないのも不安な気がする。そう言えばこの間読んだブログにタイムリーにカミングアウト問題について書いてあって、「ゆっくり」「マイペース」とかのキーワードをちりばめておけばわかる人にはわかる!って書いてあったしな、そのくらいの匂わせ感でいこうかな、どうしよどうしよ…と考えがまとまらないまま順番が回ってきてしまい、

「親は小学校でついていけるかとっても心配してたんですが本人は楽しく通っています」

という中途半端な自己紹介になってしまった。


うわ~!ダメなカミングアウトの見本かよ!こんななら言わない方がよかった!?これじゃ心配なところのある子、っていうことだけが印象付けられて、どう心配なのかは全く伝わらないし、ただ何かある子として見られるだけじゃん!子供のアシストをしたいだけなのにむしろ足引っ張ってるよ~!!!

いまだに後悔でなんだか気持ちが重い。もう私は何も喋らない方がいいのかも…


ちなみに子供が集まる場に行くと、いやらしい話、ついうちの子と同じような子がいないかお仲間探しをしてしまうのは私だけ?

授業参観でも例に漏れず他の子達の様子も気になってたんだけど、中には先生の話を聞かず、よそ見をしては補助の先生に声をかけられてる子がチラホラと。

失礼ながらもしかしたらお仲間かなあ…とか思ってたんだけど、参観終了後、その子のお母さんが「今日はお母さんこれから保護者会だからお姉ちゃんと一緒に○○(私でも名前を知ってる英才教育系のお教室)行ってね」と声をかけているのが聞こえてしまった(参観後は帰る子は帰り、親と一緒に帰る子は別室で待つスタイル)

あああ、そっちかああ!今さらひらがなとか退屈で聞いてられませんわってやつー!?しかもお姉ちゃんと一緒とは言え、子供だけでお教室まで行けるって全く別の世界線、もはや別の哺乳類と言っても過言ではないのでは…

お仲間とか思って申し訳なかったなーとまた勝手に凹む。このお仲間探しの癖もいい加減止めたいよな。幼稚園関係の行事って、長女の課題を目の当たりにし周りの目に怯え自分の至らなさに直面し…の三重苦で苦行でしかなかったんだけど、小学校でもその日々は続きそうだ…