ブログの更新ですが、久しぶりに感じています。
今週は、鳥取県に観光へ行って来ました
神社へのお参りがメインでした。
以前から、とっても行きたいと思っていた神社へ
いくつかお参りに行って来ました。
とても幸せでした
リフレッシュ出来ましたよ～♪
島根県と鳥取県は
神話の国でも有名ですよね。
これから旅先での記事をUPする前に
神話をわかりやすくご紹介して行きますね。
【大国主命と八上姫】
古代―大国主命（おおくにぬしのみこと）が
須佐之男命（すさのおのみこと）の
命令で国づくりを始める少し前のお話です。
神々の里出雲で大国主命の異母兄弟八十神（やそがみ）達は
因幡の国八上の郷（現鳥取県河原町）に美しい姫がいると伝え聞き
この八上姫をめとろうと考えました。
八十神達は、弟の大国主命に八上姫への贈り物や
荷物をすべて持たせると大国主命を待つことなく
因幡の国へと向かいました。
途中の海岸で傷ついた白ウサギが泣いていましたが
八十神達はこれに誤った治し方を教えて笑いものにし
大国主命は訳を聞いて助けました。
さて、先に八上の郷にたどり着いた八十神達は
八上姫に求婚したのですがことごとく断られてしまいます。
やがて遅れて着いた大国主命に八上姫は
「私の慕うお方はあなたです
」と告げます。
八上姫は、一目で人となりを判断できる
聰明な女性でした。
この二人のロマンスにちなんだ地名が
鳥取市河原町には今も残っています。
例えば、大国主命が贈り物をつめた袋を捨てた
千代川の河原が「袋河原」
恋文を書いたところが「倭文（しどり）」。
また「円通寺」は、二人が縁を通じた「縁通路」に由来するとか。
ところでその後のお話。
二人は八上の郷で幸せな結婚生活を始め
やがて子供を授かりました。
これをきっかけに、八上姫は大国主命とともに
出雲に行くことになりましたが
そこに待ち受けていたのは正妻の須世理姫（すせりひめ）。
気性が激しく嫉妬深い彼女とは折りが合わず
八上姫は子供を残して因幡へ帰ります。
傷心の八上姫を郷の人々は優しく迎えます。
そして、八上姫は死後
鳥取県にある売沼（めぬま）神社にまつられ
その裏山にある嶽（だけ）古墳は八上姫の墓と伝えられています。
【因幡の白兎】
大国主命には多くの兄弟（八十神）がいました。
大国主命が稲羽（因幡）の八上姫を妻にしようと
出掛けたとき八十神は大国主命に荷物を全部持たせました。
気多（けた）の岬に着くと、裸の兎が伏せっていました。
※気多郡は、因幡国（鳥取県東部）にかつて存在した群です。
八十神は、「お前は海水を浴び、高い山の上で
風に当たって寝ていろ」と指示したのです。
兎がその通りにすると、海水が乾くにつれて
身の皮が風に吹き裂かれてしまいました。
兎が痛みに苦しんで泣き伏せっていると
そこに遅れて大国主命がやって来ました。
大国主命が何があったのかと問うと、兎はこう答えました。
『私は淤岐之島にいて、こちらに渡ろうと思ったが
渡る手段がないので海のわに（鮫）に
「お前と私とでどちらが仲間が多いか競争しよう。
できるだけ仲間を集めて気多の岬まで一列に並びなさい。
私がその上を走りながら数えて渡るから」といった。
わには言われた通りに一列に並び
私はその上を跳んで行って地面に下りようとするときに
「お前たちは騙されたんだよ」と言うと
わには私を捕えて着物（皮）を剥いでしまったのです。
先程通りかかった八十神にいわれた通りにしたら
すっかり傷だらけになってしまったのです。』
大国主命のは兎に、河口へ行って真水で体を洗い
そこに生えている蒲（ガマ）の花粉を取って
その上で寝るといいと教えました。
（蒲の花粉はホオウといい傷薬になるのです。）
兎が教えられた通りにすると体は元通りに直った。
この兎は、後に白兎神と呼ばれるようになりました。
兎は大国主の命に
「八上姫は八十神ではなくあなたを選ぶでしょう」
と告げました。
なお、この神話から白兎を祭る白兎神社は
一般的な縁結びではなく特定の人との縁結びの神様とされ
意中の人との結縁にご利益があると言われています。
翡翠
