●コピーライターの舞台裏。

 

時々、僕のインタビュー技術をお褒めいただくことがありますが

このインタビュー技術に関しては、コピーライター時代に培われたものです。

 

実はコピーライターにとって(売れる広告を作るにあたり)、

一番大切なのは「言葉の力」だと思われてるんですが、

もっと大事なことがあるんです。

 

それが「聞く力」であり「見る力」なんです。

「伝える力」が問われるのは、そのあとなんです。

 

例えば、Aという魅力をもつ商品の広告を作るのに、

よくよく話を聞いていくと、Cという魅力で勝負した方がいいケースがあるんです。

その際に、最高のコピーライティングでAの魅力を伝えるよりも、

言葉(コピー)は下手でもCという魅力を伝えた方が圧倒的に売れるケースが多々あります。

 

つまり、どこから切り込んだときに、

この商品(もしくは人)が一番輝くのか、

そこを引き出す力(取材力)、見出す力(ものの見方)が

「伝える力」の前に問われるんですね。

 

どう書くかの前に

どう見るかが

コピーライターのセンスになります。

 

そのあたりのことが、たまたま昨日インタビューさせていただいた

こちらのYouTube映像で垣間見れるので、よければご覧ください。

 

https://youtu.be/_X3YuvdzCVY?fbclid=IwAR1pIXl7Elp_DMt8h_L-luDaZ8FLJ8MxWeoOVFttwvHHcmldrKf6A78kl_E

 

 

上記のYouTubeは

ありがたいことに、僕が毎年出してる手帳

「しあわせがずっと続く手帳2021」の素晴らしさに感動して、

「この手帳の中のMy Happy とYour Happyをシエアする習慣を広めたい、場を作りたい」

と名乗りをあげてくれた石田太司さんへのインタビューです。 

 

 

 

石田太司さん。

 

 

このYouTubeは石田太司さんがこれから始めるサービス、コンテンツを知ってもらう対談だったんですが、

インタビューが進むうちに、

そこから切り込むのではなく、石田さんのキャラクター、個性を活かした

スーパーヒーロー「やっちゃえマン」

として打ち出した方が面白いし広まるのではという提案に行き着いています。

 

それは石田さんの、濃い顔や(笑)

映像でもわかるように、必要以上にある演技力、

まあ、無駄にある演技力と言っていいのかな(笑)

そんな過剰な表現力が自身をキャラクター化させた時に、

なくてはならない個性に反転すると思えたからです。

 

「My Happy」 と「Your Happy」の魅力を打ち出すより、

石田さんが一歩踏み出せない人に「やっちゃえ」と背中を押してあげるスーパーヒーローとして

キャラクター化した方が、石田さんのコンテンツが広まりやすいなと感じたわけです。

 

この人(もしくは商品)が一番輝く切り口はどこか?

それを探す視点が

コピーライターに最も問われるセンスになります。 

 

幸四郎(珈琲郎)さんと始めた

「にゃんにゃん珈琲タイム」という番組も

実は、その視点でずっと僕が幸四郎さんを観察してることを頭に入れながら見ていただくと

回を重ねるごとに様々な気づきがあると思います。

https://www.youtube.com/channel/UCc2kDMJeh7VTkR23isN9Y-Q

 

どの一点から光をあてるか?

その一点を見出せた時って、

自分も相手もすごくハッとして腑に落ちる感覚があって、

その一点から見ると、

その人の欠点、過去、環境が全部繋がってくるんです。

そのために、これまでの全てがあったのか、と。

その瞬間、欠点でさえ、その人に「かせない」だったということがわかります。

 

で、石田太司さんと幸四郎さん。

僕がインタビューしたいなって思う人には共通点があるんです。

心の純度がすごく高くて、素直で、根が真面目な人。

幸四郎さんも、石田太司さんも、まさにそういう人で、

そういう人たちと話してると、とにかく気持ちがいい。

僕はそんな人たちと一緒に人生を歩んでいきたいなって思ってます。

 

 

 

追伸

 

くれぐれも言っておきますが

石田さんは映画「テルマエロマエ」には出ていませんからね!(笑)

 

 


ではでは

ひすいこたろうでした。

UniverseThankyou

▲▲▲アリガ島▲▲▲  

 

 

ちなみにおまけの話。

石田さんのインタビューは3部構成でインタビューを進めています。

①しあわせがずっと続く秘訣(視聴してくださる方へメリットや気づきのプレゼント)

②石田さんの人柄の紹介

③提案したいコンテンツの紹介

 

伝え方は、

実は何をどの順で話すかという

「構成」がすごく大事になるんですね。

 

お笑いの松本人志さんも他のお笑い芸人さんの話を聞いてるときに

その話はそこからしたら台無しだって感じることが多々あるようですが

同じ話でもどの順で構成するかで全く違ったものになります。

 

 

今日のような話、

普段は話してない作家、コピーライターの舞台裏

今後は、少しずつオンラインサロン「ひすいユニバ」の方でお伝えして行こうかなと思ってます。

表現力、伝え方を磨きたいというかたも

オンラインサロン「ひすいユニバ」

よければ合流してね^^