「好景気は企業が伸びる。 不景気は人が伸びる」by松下幸之助

 

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●名言セラピー

「この星にSpark JOY その28」

 

〜「伝説の会議」〜

 

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過去に本に書いた中から

今こそまた伝えたいって思うものを紹介させていただきますね。

 

 

昭和36年。

経営の神様、松下幸之助(当時67歳)率いる

松下通信工業(現在のパナソニック)の幹部全員が集まり会議が開かれていました。

それは、後に「伝説の会議」と呼ばれます。

その全貌をお伝えしましょう。

 

 

トヨタ自動車から松下通信工業に対して、

大幅な値引き要求があったのです。

松下が納めていたカーラジオを半年以内に 20%コストダウンしろ、との要求があったのです。

これは松下にとって、

「死ね」というに等しいくらいのムリな要求でした。

 

 

松下の幹部たちは困り果て、言葉もでない。 

20%のコストダウンなんて絶対ムリ。 

静まり返る会議室に、あの男が現れます。

松下幸之助の登場です。

 


 

庭から登場したわけじゃないけどね(笑)

 

ここから幸之助の伝説のトークが始まります。 

第一声はこう。 

「どうして、トヨタはこういう要求をしてきたんや?」 

 

トヨタのこの要求の裏には貿易の自由化問題がありました。

GMやフォードといった大メーカーとの価格面での競争が本格化し、 

このままでは日本の自動車産業そのものが滅んでしまう、 

という危機感がトヨタにはあったのです。

 

「そうか。そういうこっちゃな。 

 でも、よく考えてみい。松下がトヨタさんの立場だったらどう考えるかや。 

 やはり、同じ要求をしていたかもしれんな。 

 君らは無茶な要求やと驚いてるが、 トヨタさんはどうや。 

 どうすればコストダウンを達成して、 

 日本の自動車産業を発展させていくことが 

 できるかという危機感でいっぱいやろう。 

 いわば業界全体、 さらには国のためを考えてるんや。 

 松下一社の話とは違うんや。 

 ここは『できません』と断ってはいかんと思う。 

 なんとしてでも、値を下げなければならん」 

 

幸之助のこの発言に対して、 幹部の一人がこう発言した。 

 

「けれどもトヨタの要求はまず5%、半年後に15%。計20%という無茶なハードルです」 

 

それに対して幸之助はこう返した。 

 

「コストダウンというのは5%、10%を目標にしたらかえってできないんや。 

20%となると、もう小手先の知恵ではどうにもならない。 発想を全て変えないとできん。 大きさを半分にしてしまうくらいの発想でないと、これはできんわな? 

これは単に値引き要求を受けた というだけのことではないんや。 

日本の産業を発展させるための公の 声だと受け止めなければならんのやないか? 

もし20%の値引きに耐えられる 製品ができたら、どうや? 

トヨタさんだけやなく世界で通用する製品になるんやないか?」 

 

ここで、会議室の空気が一変したといいます。

 

この会議に参加していた幹部の一人は 

 

「最初、みんなが困惑して淀んでいた会議の雰囲気がぱっと晴れたかのように明るくなった」

と語っています。 

 

「これができたときには全世界の会社が売ってくれと飛んでくるで。 

 そう考えると、これはピンチやないな。 

 松下にとって飛躍への天佑やな。

 チャンスやと思わんか? 

 ありがたいことに、できたら買ってくれるという先まで決まってるんや。 

 こんなにありがたいことはないで。 

 普通は納入先を探さなあかんのやからな」 

 

 

幸之助がこう語り終える頃には、 

 

「やります!やります!きっとやり遂げます」 

と、幹部一人一人の気持ちは燃えあがっていました。 

 

最後に幸之助は幹部にこう言ったという。 

 

「よし、その調子やで。ところで、いま利益はどのくらい出とるんや?」 

 

「3%です」 

 

「なに!? 3%やて? 少なすぎるで、それは」 

 

数分前まで深刻に困り果てていた幹部が、

やる気になり、そして最後のこの会話で笑いが起きた。 

 

 

やる気があり、笑いもある。 

そんなところには、天使が舞い降りるのです。

 

結論を書きましょう。

松下、コストダウン20%達成。 

本気になって協力してくれた松下の心意気に、 

トヨタも販売台数という形で答えた。 

つまり、コストダウン20%したにもかかわらず、

以前よりも松下の利益が増えたのです。 

 

まさに、この瞬間、松下通信工業がカーラジオのトップメーカーへ踊り出たのです。

 

 

「人間は行きづまるということは絶対にない。

 行きづまるというのは、自分が“行きづまった”と思うだけのことである」

by松下幸之助

 

 

●復活ルール

行き詰ったときは、発想を根こそぎ変えるチャンスです。

 

 

 

「人間は行きづまるということは絶対にない。

 行きづまるというのは、

 自分が“行きづまった”と思うだけのことである」by松下幸之助

 

「好景気は企業が伸びる。 不景気は人が伸びる」by松下幸之助

 

 

まさに、今こそ、

腹に落としたい

松下こーちゃんの名言ですね。

 

頼んだカツカレーランチにカツが1枚多く入っており、

思わず飛び跳ねてガッツポーズしてしまった時の松下幸之助

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

の写真ではございません!(笑)

 

 

 

 

出典「心が折れそうなとき キミを救う言葉」ひすいこたろう+柴田エリー

http://amazon.co.jp/o/ASIN/479736646X/nicecopy-22

ほんと、この本も改めていいこと書いてるなーー(笑)

 

 

時代はいま、まさに

試練の中で魂が磨かれる時です。

 

 

 

-----------------新刊の幕末本で、なんとあなたの財運が上がるようです。

 

 

さて、感染症の

コロリ(コレラ)に立ち向かった幕末に対して

コロナに立ち向かう現代。

幕末と現代がシンクロしてきていますが、

 

幕末は、

黒船、コロリ、経済破綻を乗り越えた先に

辿り着いたのは

日本の夜明け、明治維新です。

 

まさに僕らも、そこが今、問われています。

 

この5年間、ボツを繰り返し、

なかなか世に出せなかった幕末本が、

このタイミングだったのかという流れで、

一挙に世に出せる運びになりました。

 

「人生の最後にガッツポーズして死ねるたったひとつの生き方」

4月21日発売です。

 

僕らの先輩

サムライたちが

どのように激動の中、新世界を創造していったのか

今こそ、読んで欲しいです。

 

今回、こちらのpodcastラジオでも大いに語りましたので

よければ聞いてくださいな。

 

第187回We have a dream!

「人生の最後にガッツポーズして死ねるたったひとつの生き方」

 

第187回YouTube版

https://youtu.be/kHMBZT8gv_c

シエアしていただけると嬉しいです。

 

ポッドキャストで聞く場合は、

 

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/ドリプラジオ/id1104314040?fbclid=IwAR0u5u_n91iX5MwUDSu2_B5hdkrRqq-XuQ16H0GFpYdTmzGvhfGyLZ225XM#episodeGuid=blog%3Ahttps%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Cdreamplanetstation%2F474551253

 

 

【毎週月曜日配信のひすいのpodcastラジオ聞き方☆】

 

ポッドキャストで「ドリプラジオ」で検索、

登録(購読)いただくと自動的に更新最新番組をご案内します!

毎週月曜日に配信しています。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/doripurajio/id1104314040?fbclid=IwAR1SW4n6CoBS1fs5zpLwqqyHqLGNf2gPpSDAZjq5DO-m8fLzcLL07m96zyI&l=en

 

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/ドリプラジオ/id1104314040?fbclid=IwAR19Lz6SrOl7l5BRD67mOV5fTpALid0G04KSKxbTYrvcjx3o19K--hkFjro

 

 

 

で、どうやらこの本を読むと、

あなたの財運も高まるようなんです。

 

僕のオンラインサロン「ひすいユニバ」で

毎月スペシャルレクチャーをやってくださっている

超常戦士ケルマデックさんに、

いま財運をあげるためにやるといいことを占ってもらった時に、

「龍のことについて書かれてる絵や本を見るといい

という結果が出たんですね。

 

ちょうど、その時、僕は龍馬のこの幕末本を書いていたので、

「この本を読むということでも財運は上がるわけですか?」

とケルマデックさんに聞いたら、まさにそうだと。

 

しかもこの本のイラストを担当してくれた、たっぺんさんは本名に

「辰」という文字が入り、まさにこれまた龍なんです。

まさにダブル龍効果で、あなたの財運が上がりそうです。

 

で、一足先に読破した今回イラストを担当してくれた

漫画家のたっぺんさんから本の感想もお寄せいただきました。

 

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ひすいさん、こんばんは(^^)

ど深夜にスミマセン〜

 

たった今、幕末本を読み終わりまして、

興奮をすぐにでも伝えたくて、思わずメールしちゃっています!! 

 

もう、なんていうか…

細部の細部の細部まで、本当に美しく、カッコいい本だなって思いました!!

本の中のデザイン、構成、内容、ページをめくるタイミングまで…

どこをとっても、美しい本。

 

冒頭の砂時計でいきなり心を掴まれ、

マーク・トウェインの名言と共に真っ白になるページで、

すでに夜明けを感じさせ…!

 

プロローグはSAMURAIに始まり、

本編を読み終えた事によって、エピローグのNEO SAMURAI になる〜って

流れも大好きだし、

本編でも…それぞれの言葉、想い、行動が、各人物でリンクしまくって、

その先に大政奉還が成される〜っていう流れにも、とにかく痺れました!! 

 

 

この本に関しては

「この本の方が、ひすいさんに描かれる事を望んでたんじゃないかな」と感じました。

それは時代からの望みでもあり…

龍馬さんや晋作さん、松陰先生、望東尼さん、ジョンマンさん達からも

「ひすいさんにこそ描いて欲しい!!」という望みがあって、

この本に集約されてるんじゃないかと…本を読んでいて、そんな風にも感じました

 

そんなすごいエネルギーの本に関わらせてもらった事、長年の幕末ファンとしても、

ひすいさんを尊敬している身としても、本当に本当に光栄に思います

ひすいさんと作らせもらえた最初の本がこの本で、本当に嬉しいですし、

もう今、めちゃくちゃ幸せです!!!

 

私には、世の中にこの本のムーブメントが巻き起こる未来が、確実に見えました

よりたくさんの人にとっての希望の本になるように、今からめっちゃ祈っておきますね笑

 

洋平さんとの打ち上げも、気長に楽しみにしております笑

 

このたびは素晴らしい本に関わらせていただき、

本当に本当にありがとうございました!!!

 

 

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感想嬉しい。

たっぺん最高のイラストをありがとう!!!

 

この時代に伝えたいことの全てを

この物語に込めました。

手にとって読んでもらえたら嬉しいです。

 

そして

一人でも多くの人に手に渡るよう

シエアしていただけたらありがたいです。

 

さーて、1ヶ月毎月配信のメルマガもあと3本まで迫りました。

 

ラストスパートよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

「人生最後の日にガッツポーズして死ねるたったひとつの生き方」

http://amazon.co.jp/o/ASIN/4902256908/nicecopy-22

4月21日発売です。

 

 

ひすいこたろうでした。

UniverseThankyou

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