━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●名言セラピー
「この星にSpark JOY その11」

~「クラウドアトラス」~

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日は、こんな時だからこそオススメしたい映画のお話。
「マトリックス」のウォシャウウスキー監督がつくった「クラウドアトラス」です。

ちょうど、2014年度に、
はせくらみゆきさんと共著で出した
「起こることは全部マル!」の増量パワーアップ版が徳間書店から3月28日に発売になるんですが
その中に収録されている、はせくらさんとの対談でこの映画について触れているので、
今日は先行公開させていただきますね。



パラレルワールドの扉


ひすい 
「マトリックス」のウォシャウウスキー監督がつくった
「クラウドアトラス」って映画が僕はすごく好きで、
トムハンクス演じる主人公の生まれ変わりを500年のスパンで、
6つの時代と場所で描いてるんです。
最初は、トムハンクスは悪人なんですが、様々な数奇な経験を経て、
生まれ変わるうちに、ついには世界を救うまでに魂が成長していく物語。
500年という生まれ変わりのスパンで人生の流れをみると、
いいことも悪いことも、思い通りにいかないことも、
全ては、「愛を深める物語のプロセス」なんだと映画を見て体感できたんです。
また、トムハンクスの愛を引き出すのが、悪役だったりするんです。
敵役も愛を深める大切な役割だとわかります。


はせくら 
「マトリックス」といえば、
これがマトリックスから抜け出るということかもしれませんね。
より本質的な、マトリックスの向こう側から見ていく世界。
人生に対して「起こることは全部マル」と思えない暮らしというのは、
マトリックスの中にある価値観の中にいるということなんです。
でも、マルと言った瞬間に、マルに穴があいていて、
マトリックスの向こう側からもう見ている。
たくさんのマトリックスがあって、それを選び取ることができる。


ひすい 
「起きることは全部マル」というパラダイムシフトが、パラレルワールド(新しい時空)に行くための入り口ということですね。


はせくら 
そうですね、扉ですね。

ひすい 
僕とはせくらさんの共著第2弾のテーマが
パラレルワールドっていうのもまさにドンピシャだったわけですね。


はせくら 
ぜひそこを深めていきましょう。
マルと言った、そのマルの向こう側にある世界を提供したいと思います。


ひすい 
「クラウドアトラス」の話に戻っちゃいますが、
あの映画を見ていて思ったのは、
人生には何でこんなことが起きているのかという理不尽なことも当然あるのですが、
500年という生まれ変わりの中で見ると、
全部が愛を深めるための1つの曲になっているのがわかる。
6つの生まれ変わりで六重奏。


はせくら 
1回見ただけではわからない。


ひすい 
トムハンクスの周りにいる人たちもみんな生まれ変わってますからね。
特殊メイクで男が女に生まれ変わる人もいる。
1回見て、解説をネットで検索して調べて、もう1回見るといいですよね。


はせくら 
そうですね。1回見ただけだと、同じ人だとわからない。
だけど、おっしゃるように、あらわれは悪役でも、愛を引き出すきっかけになる。
からくりで言うと、ご縁のある人ほど、ちゃんと悪役で出てきてくれるのです。
だって悪役なんてやりたくないでしょう。
でも、裏切られるとか、とっても落ち込むことを通して愛に気づくから、
「だったら私、喜んで悪役をやるよ」と言って、
この世界の中では出てきてくれたりするのです。


ひすい 
「アイツは悪役だ」じゃなくて「悪役をやっていただいている」わけですね。
しかも友情出演でノーギャラで演じてくれている。
さっきのはせくらさんの例で言えば、脚本は自分で書いて、
配役をお願いしているということですね。


はせくら 
そんな感じです。人生においてダメージを与えてくれる人、
感情的にとても揺さぶられる相手というのは、
自分がちゃんと心を許している人でないとできないわけです。
そんな役、頼めないじゃないですか。
なので、「ごめん、このときに思いっきり私を落としてくれる?」
「わかった、じゃ、やってあげるよ。あなたにはお世話になったから」
みたいな感じでやってくれるんですよ。
そのからくりを知ってしまうと、怒るに怒れなくなるんです。


ひすい 
感謝しかなくなってくる。


はせくら 
三次元レベルでは、相手が自分に対してものすごく非難して、
「何てやつだ」と言うかもしれないけれど「何てやつだ」と言ってくれることによって、
自分のまだ気づいていなかった可能性と世界が広がるので、
もっと本質的なレベルでは「よくぞ言ってくれた」。「おまえのことなんか大っ嫌いだ」
と言われても、「本当は私のこと大好きなんでしょう」と思うわけです。


ひすい 
この宇宙は紆余曲折ありますが川が必ず海へ向かっていくように、
愛が深まる方向、可能性が広がる方向に
人生はちゃんと流れていっているということですね。



はせくら 
そういうことです。全ての道は愛に通ずる。


ひすい 
愛というのは、より楽しくなる方向だったり、
より可能性が広がる方向だったり、よりつながりが深まる方向にということですね。


はせくら 
自分が持てる全てのよき言葉、喜びとか、楽しさとか、その自分が広がっていく、
解放されていく方向に向かって、ザーッと愛の川が流れていると思ってください。
でも、広がっていく、愛が深まっていく方向に行くためには、それとは反対の体験が必要です。
そうでないとわからないから。これが完全大調和ということなんです。
完全なる大調和の中だったら、愛そのものだから、愛のようではないものというのがわからないんですよ。
ぬるま湯というか、完璧過ぎて。なので、そうではないと思われるものをつくり出してみました。
物理では

「量子もつれ(quantum entanglement)」と言われる自発性の破れをつくることによって、
ちょっと不均衡を出してみた。
そこからどんどん広がって、今の宇宙ができてくるんですけれども、完全調和のところに戻ろうとしていく働きがります。なぜと言われたら、私たちはもともとそこから来ているから、愛の形状記憶装置が自動で発動してしまうのです。
「起こることは全部マル」というのは、愛の形状記憶装置が加速することです。
私たちはこれから、完全調和の場と呼ばれているものと、令和の英語訳、Beautiful Harmonyに向かって歩を進めていくのだと思います。



対談はまだまだ続くんですが、続きはぜひこちらで読んでくださいね。

出典「起きることは全部マル」増量パワーアップ版

http://amazon.co.jp/o/ASIN/419865073X/nicecopy-22
3月28日(土曜日)発売です。


ちなみに、この本の中で出てくる
はせくらさんの名言はこちら。


「全てはよくなるようにできている」

「悩んでますけど、それが何か?」

「なんだ。悩みは自分の芸風だったんだ!」

「山より大きなイノシシはでないように、
 乗り越えらない問題は現れない」

「信じる限界が現れる限界」

「体はラクを求め、心は喜びを求め、
 魂は成長を求めている」

「言葉は最初の行動です」

「すべての出来事はあなたを高めるためにやってくる」



そして
「クラウドアトラス」
ぜひ2回、見てみてね。

人生を「点」で見ると、幸、不幸って確実にあるんです。
でも、
「流れ」で見ると
「歴史」で見ると、
全部、伏線になってるんです。
いや、全部伏線にできるんです。
より良い世界にするための伏線に。
より可能性が広がる世界の伏線に。
そんなことが感じられる映画だよ。

人生を「点」で見ると、幸、不幸って確実にあるんです。
でも、
人生を「物語」として見ると、
常に主人公は、一番のピンチで大切な何かを掴んでいるんです。


日常の中に「幸福」はあります。
しかし逆境の中に「成長」があるんです。


ちなみに
ウォシャウウスキー監督の「sense8」
これは去年一番ハマったドラマ。
好き嫌いありそうだけど
進化の兆しがたくさん散りばめられていて
僕は大好きだった。
ウォシャウウスキー監督
ほんとヤバイ人です。

そして
僕にとって
はせくらさんもまさに存在そのものが「未来の兆し」です。


はせくらさんはその感性で地球の未来を一足先に捉え、
「未来の人間の可能性」を生きているアーティスト、画家さんです。

はせくらさんの子供時代は、
雨が降りそうなときは空に聞き、
道に迷いそうなときは道ばたの草に方向を聞くと、
ポーンと直接心に答えが返ってくるような
万物とテレパシックな会話をしているような子供だったそうです。
山を見れば山の鼓動が伝わり、
木を見ても木の思いがわかる。

この本を一緒につくらせていただく際も驚きの連続でした。
詳しくは本を読んでみてね。


ではでは
明日またね。


そしてこちらもよろしくです!
「起こることは全部マル!」
 


増量パワーアップ版
http://amazon.co.jp/o/ASIN/419865073X/nicecopy-22
3月28日発売です。
 


ひすいこたろうでした。
UniverseThankyou
▲▲▲アリガ島▲▲▲