全面核戦争突入か!?

 

アメリカの喉元、キューバに

核ミサイル基地の建設があきらかになった1962年。

 

キューバの背後にいるソビエト連邦の共産主義と、

資本主義アメリカの対立がピークに達し、

全面核戦争の危機がこの星に訪れた。

「キューバ危機」と言われた事件です。

 

米ソの外交交渉もらちがあかず、

険悪な空気となった。

 

そのとき、こんな提案がなされたそうです。

 

 

「まずくないですか、この険悪な空気。

いまからひとりずつ、

笑い話でもしていきませんか?」

 

 

全面核戦争の前に、

ひと笑いしませんか?

というキュートな提案です。

 

 

ソ連側が、こんな話をしたそう。

 

 

「資本主義と共産主義の違いは何か?資本主義は人が人を搾取する」。

いきなり相手の資本主義をけなしにかかったんです。

怒りに火をそそぎかねない話に会場騒然。

 

 

しかし、こう続いたのです。

 

 

「資本主義は人が人を搾取する。

共産主義は人が人に搾取される」

 

 

なんと、この一言で会場が爆笑の波に包まれ、交渉が無事再開。

全面核戦争は避けられました!(笑)

 

 

 

まさに、この星を救った命懸けのジョークです。

 

これは伝わる話で、ほんとうかどうか定かではないのですが、僕はあってもおかしくないと思っています。

というのは、日本にもそんな例があるからです。

 

敵対しあっていた薩摩と長州を、

江戸幕府を倒すために、手を組ませよう、

そう坂本龍馬が命懸けで奇跡的に結んだ薩長同盟。

 

しかし戦いで、家族や友人を殺されている恨み重なる関係の、薩摩と長州が仲良くできるわけがないんです。

同盟は結ばれたものの、直後の宴会では、

にらみ合いが続き険悪な空気になりました。

 

一発即発!

このままでは決裂する!!

非常事態宣言!!!!

 

 

このとき、動いたのが、西郷隆盛です。

 

こんな状態では、もう、笑いで切り抜けるしかない。


 

しかし、ご覧ください。

 

SAIGOU TAKAMORI!

 

 

どう見ても笑いがお得意なタイプには

見えないんです。

 

しかし、薩長同盟なくして

日本の夜明けはない。

 

ここは、なんとしてでも、

この険悪な空気の中で笑いを取らなければ日本に未来はない。

 

 

そこで、西郷隆盛は、

己の地位と名誉とプライドを脱ぎ捨てたんです。

 

そしてスクッと西郷が立ち上がった。

 

なんだ、なんだ!

長州男子たちは西郷に睨みをきかせる。

 

すると、

西郷隆盛は、

おもむろに

己の金玉の毛をむしりとり、突然

 

 

焼いてみせたのです!!!

 

 

これにはさすがに長州男子たちも面をくらった。

そしてしばし間があったあとに

笑いが渦となった。

 

 

そのとき歴史は動いた!!!

 

 

これにて、薩長同盟は盤石の基盤となり、

江戸幕府を倒していく流れとなり

日本は新しく夜明けを迎えられたわけです。

 

 

日本のためなら、喜んでバカだってするさ。

 

そんな西郷隆盛という男の大きさに胸を打たれて、

僕は、西郷を大好きになりました。

 

 

 

ちなみに、このエピソードは

コアなひすいファンの間では「これが一番好き」という声が多い

「名言セラピー幕末スペシャルThe Revolution!」に書いてあるのですが、

 

この西郷エピソードを読んだ鹿児島の大学生から、

「僕らも飲み会の席で、ここぞというときは、西郷さんのアレやってますよ」と

教えてもらいました。

アレ、受け継がれてるようです!!!(笑)

 

 

では君に最後に名言を送ります。

 

 

 

 

 

「最も無駄な日は、笑わなかった日だ」

                            byセバスチャン・シャンフォール

 

 

 

 

ひすいこたろうでした。

Universe Thank you

▲▲▲アリガ島▲▲▲

 

「名言セラピー幕末スペシャルThe Revolution!」

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↑よければ読んでみてな。