父親がすごく厳しくて、中学のときかから、
休日は1日8時間も勉強する勉強漬けの寂しき青春時代。
にもかかわらず、大学受験は緊張のあまり頭が真っ白になり、
地元の新潟大学を落ちて、仕方なく東京に出てきました。
入社した会社では一番やりたくなかった営業部に配属。
赤面症でひとみしりだったため、全然営業成績を上げられず、
あげくの果てには営業トーク中にお客さんが寝てしまう始末。
はい、これは、僕の人生の前半戦です。
人生の前半戦は、やりたくないことばかりに囲まれて、
思い通りにいかない現実に悩んでばかりいました。
しかし、売れない営業マン時代に、
ひとみしりな自分には営業は向かないと、会わずに売る技術として、
書いて伝える道(広告の書き方)を独学で学んだんです。
そして広告を企業にファックスするようになったらナンバーワン営業マンに。
そして、一番やりたくなかったにもかかわらず配属になった営業部で、
いまのカミさんと出会い、子どもをふたり授かりました。
そして、勉強漬け時代に培われた集中力で、
ブログ、メールマガジンを5年間毎日配信して
そのとき書いてたものが本になりました。
作家デビューできたのも、そのおかげです。
妻も、子どもも、作家としての人生も
人生で大切なものは全部、
思い通りにいかなかった先で得られました。
大切なものほど、遠回りした先で出会いました。
「道に迷うことこそ、道を知ることだ」
by東アフリカのことわざ
人生、
思い通りになると幸せになれます。
思い通りにいかないときはもっと幸せになれます(笑)