年々1年が過ぎ去るのが早く感じるというあなたへ。
「熱いストーブの上に1分間手を載せてみてください。まるで1時間ぐらいに感じられるでしょう。ところが、かわいい女の子と一緒に一時間座っていても、1分間ぐらいにしか感じられない。それが相対性というものです」アインシュタイン
つまり、時間は絶対的なものではなく
相対的である
ということなんですが、
これをふまえたうえで、
大人と子供の時間の違い
について、面白い考察をしてる本と出会いました。
「14歳からの時間論」
佐治晴夫さんの本です。
こう書かれています。
5歳の子供にとっての1年間は
これまで生きてきた人生の長さの5分の1です。
しかし、30歳の人にとっての1年間は30分の1になります。
つまり、歳を重ねるごとに1年間という長さが占める割合が少なくなっていくんです。
大人になると、
1年が過ぎ去るののが早く感じられるという人は多いと思います。
それは、こういったことの影響もありそうです。
時間は相対性で感じるものだからです。
で、佐治さんはこう考察をすすめます。
「5歳の子どもの1日は、30歳の人の6分の1です。ですから、その子どもにとっての1日の量は、30歳の人の1日の量よりも、6倍も多く感じている、と考えてもいいでしょう」
なるほど。
子どもの方が「時間持ち」ってわけです。
なんで、こんなことを書いてるかというと、
ほら、夏休みに入ったでしょ?
すると、全国の子どもたちがお母さんに叱られてるわけです。
うちの息子も夏休みにはいってから
毎朝カミさんに叱られていますし。
そんな子どもたちを救おうと
子どもたちのヒーロー(←自称)ひすいこたろうが微力ながら立ち上がったわけです。
佐治さんの話、こう続くのです。
「このことを逆に考えると、
30歳の人が1日ガマンするということは、
5歳の子どもにとっては、その6倍の6日間、ガマンしなければならないということです」
そういうことなんです。
子どもは、待ちきれなくて、
夏休み、お母さんにあれこれ要望を言ってくることでしょう。
でも、
子どもたちはあなたの感覚よりも6倍ガマンしてるってことを
伝えたかったんです。
だから、おかあさん、子どもたちを少しだけ大目にみてあげてくださいね(笑)
少しだけというのは6倍ね(笑)
明石家さんまさんはこういいました。
「満点は星空だけでいい」
満点は星空だけでいいんです。
満点は星空に任せて、子どもは3点なら3点でいいんです。
うちの子は最近、数学9点をとってきて
カミさん、マジで泣いてましけど、
9点でも生きてるだけで丸儲けなんです(笑)
「かあちゃん違うんだよ、違うんだよ。
答えを書くところ間違って、
それさえなければ9点じゃなくて
14点だったんだよ」
って息子はカミさんにいいわけしてましたが、
息子よ、カミさんは14点でも泣いてたと思うよ(笑)
というわけで
夏休みのおかあさんたちへ。
お子さん、家にいてやることいっぱいあって
がんばってますね。
えらいえらい。すごいすごい。
あとは、
かわいい我が子を少しだけ大目にみてあげてくださいな。
生きてるだけで丸儲けだからね^ ^
ひすいこたろうでした。
Universe Thank you
▲▲▲アリガ島▲▲▲
出典「14歳の時間論」佐治晴夫
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