20年間ずっと好きな

デザイナー宮下貴裕さんの服。

ジャケットにもこういう、

ほつれ加工とか

必ずなにかしら仕掛けてくる。


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さすがに僕もいい大人なんで

こういうほつれ加工は

ない方が着やすいし嬉しい。

 

講演とかでも

『ほつれてますよ』とか言われないで済むし、かあちゃんからも『またーーこんげの着て!』とか言われないで済むし、ラジオの相方のひのりさんからも『縫い忘れたんですか?』と聞かれないで済む(笑)


でもさ、宮下さんの

ただじゃすませねえぜってところが

やっぱり好きなんだよな。

服への情熱が着てるだけで

伝わってくる。

 

いいものをつくりたいっていう

僕の作品作りの基準を飛躍的に高めてくれたのが

宮下さんの服です。



ただじゃ

すませねえぜ!

って思い、

大事だなって思うんだ。


下記の服も

ただじゃ済まされない服。



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紙でできたジャケット

だから洗えないうえに白。

そこにフランスの6歳の男の子が絵を描いてるんだ。

超かわいいの。

でも洗えない。

ただじゃ済まされないでしょ(笑)

 

このジャケットじやないんだけど、

宮下さんの他の紙でできたジャケットを着て

外行こうとしたら

カミさんに

『あんた、ゴミ袋着てどこに行くの?』


って言われたことあったからね。

ほんと、ただじゃ済まされない服なんだ(笑)

 

大人だから

洗えない服なんかほんとは着たくないの。

でも、宮下さんにリスペクトの思いをこめて買っちゃうんだよな。

宮下さん、どこまでもついてきますよ、みたいな気持ち。

もはや、服を買うというより、宮下さんの精神を応援したくてお金をはらってるよね。


   

下記も面白いでしよ?



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よく見ると3つの別の古着を組み合わせてひとつのシャツにしてるの。

これもただでは済まされない服(笑)

宮下さんのスプリングコートでね
カッティングが独特で、
どうしてこんなカットになってるんだろうて思ってたら、風に吹かれた時にわかったの。
 
『このスプリングコートは春風を受けた時に、
  最高にかっこよく風にコートがなびくようになってるんだ!』って。

宮下さんにとっては
風もデザインの一部なんだ。


やられたね。

宮下貴裕さん。

ファンを20年間も裏切らないんだから

とんでもない服への想像力。

毎回、今度はそうきたんだって楽しみがある。

 

宮下さん、

服のこと考えすぎて頭が痛くなることがあるって言ってたからね。


 
生まれてきた以上
ただでは済ませないぜって思いで生きたいよなー。
そんなことをいつも感じさせてくれる服です。

宮下貴裕さん
21年間もありがとう。

僕もそんなふうに思ってもらえる作品を作り続けます!(最後は宣言になっちゃったね)


ひすいこたろうでした。 

Universe Thank you 

▲▲▲アリガ島▲▲▲