さて、ここのところシリーズで描いてる

A happy new year男シリーズ。

 

ひすい塾に通ってくれてる板倉ミキさんも

ミスターハッピー

こーちゃん(こういちマンモス)

を応援してるひとり。

 

今日はまずミキさんが実際に目撃した

こーちゃんのハッピーぶりを紹介します。

 

こーちゃんはコーヒーをこぼして

自らの携帯電話がコーヒーで

びしゃーと濡れてしまった。

普通なら、慌てて携帯をふいて

通話ができるかどうか確認する状況です。

しかし、こーちゃんは

そんなミスをした自分にとっさにこう言ったのだそう。

 

 

「こんな自分、かわいい^^」

 

 

こんなこともあったそうです。

 

イベントで宿泊のとき、ミキさんは、

こーちゃんの師匠である、

てんつくマンの浴衣と温泉用のバスタオルを

「これをてんつくマンに渡してください」

と、こーちゃんに渡したのだそうですが、

朝、見たら

その浴衣を

こーちゃんが着ています。

 

なんと、こーちゃんは

「てんつくマンに渡してください」という言葉をすっかり忘れて

自分で着ていたのです!

 

それを知ったこーちゃん

思わず

「こんな自分かわいい」と言ったそうです。

 

師匠のてんつくマンも

怒る気が失せて、苦笑いだったとか。

 

こーちゃんの頭の中はこうなっています。

 

「ミス」=「かわいい」

「トラブル」=「これも愛だよね」

「生きてること」=「ありがたいね」

「暇さえあれば」=「ハッピーだね」(笑)

 

さすがミスターハッピーです!

 

さて前置きはこの辺にして、

 

「A happy new year男!」

いよいよ3回目です。

 

 

ここから見るって方は、まずはこちらを読んでみてね。

 

その1

http://ameblo.jp/hisuikotarou/entry-12269750555.html

 

 

その2

http://ameblo.jp/hisuikotarou/entry-12269885974.html

 

 

さて、前回の

日本一周大作戦「まいどハッピー」

で、自分のできるやり方で、

笑顔や希望を増やせることに気づいたこーちゃん。

次はどうやって、ハッピーを増やすか?

 

そう考えていたときに出てきたのが、

100キロマラソン。

 

100キロマラソンに挑戦する自分を想像したらワクワクしてきた。

 

それで2012年

北海道のサロマ湖100キロウルトラマラソンに出場を決めます。

 

 

100キロといえば東京から熱海ほどです。

大阪駅からは伊勢ちかくまでの距離になります。

 

100キロマラソンがいかに大変か。

わたくし、ひすいにはよくわかります。

ひすいが、最も体力があった中学生のとき。

それでもマラソン大会は5キロでした。

 

しかも僕は5キロで

173人中で

169位。

 

詩人の高村光太郎は

「僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる」

といいましが、

僕の場合は

「僕の前には165人。僕のあとには4人のみ」

という成績でしたから。

 

まあ、僕の話はどうでもいい(笑)

 

話を戻して、

こーちゃんの初挑戦、

北海道のサロマ湖100キロウルトラマラソンは

どうだったのか。

 

77キロ時点でタイムオーバー。

悔しかったといいます。

無念のリタイヤでした。

 

彼の師匠といえる存在、てんつくマンはいいます。

 

「やってダメなら

 もっとやれ!」

 

そこからはコツコツ練習を積み重ね

翌年の2013年リベンジ挑戦。

 

でも、まじめにやったら面白くない。

面白くリベンジする必要がある。

 

それも、てんつくマンから学んだ大事な教えです。

 

面白くするには、

アフロだ!

っていうかアフロに頼りすぎか。

「まいどハッピー」大作戦もハッピを着てアフロだった。

アフロばかりに頼ってはいられない……。

 

いや、いや、いや。

 

「アフロがダメなら

 もっとアフロだ!」

 

(そうなのかなーー。←取材中のひすいの心の声)

 

そこで、こーちゃんは

今度はかつらではなく

地毛でアフロにすることにしました。

(そういう問題なのかなーー。←取材中のひすいの心の声)

 

地毛アフロで、

面白く100キロマラソンをリベンジです。

 

 

地毛です!

普通に似合ってるところが

さすが、ミスターハッピー。

 

そしてリベンジ当日。

朝5時スタートで3000人がスタートラインに並びます。

スタート直前。

こーちゃんはアフロが他にいないか、

他の選手たちを入念に見渡した。

 

(いまはレースに集中するときじゃないのかなー←取材中のひすいの心の声)

 

 

見渡すと

(だから見渡さなくていい!!!←取材中のひすいの心の声)

 

いた!

アフロ、カブった!

しかも2人!

 

でも、よく見ると、

ふたりとも、アフロのかつらだった。

地毛のアフロは自分だけ。

 

「勝った!」

 

思わずガッツポーズがでたそうです。

 

(ガッツポーズはそこじゃないっっつ!!ーー←取材中のひすいの心の声)

 

 

沿道からも

「アフロがんばれーーー」と声援が多数飛んだ。

 

この日のために練習も重ねてきた。

 

今度は12時間23分で

100キロマラソン、

地毛アフロ・ゴーーーーーーーーール!!!

 

 

 

 

地毛アフロは、

強いパーマ液で地肌がピリピリして痛いらしい。

敏感肌のこーちゃんにとっては

実は、100キロマラソンよりハードだった!(笑)

 

 

世界で3番目に過酷なヘア。

地毛アフロを乗り越えたこーちゃんに

もう100キロマラソンは敵ではなかったのだ!(笑)

 

「ありがたいね」

「これも愛だよね」

 

ただし、あまりに髪の毛が抜けるので、

「もう地毛アフロはいいかな」と思ったそうです。

 

(僕も心からそう思います!←取材中のひすい心の声)

 

 

話戻して、

早速、完走したことをフェイスブックにアップすると、

こんなコメントがついた。

 

 

「勇気がでました。わたしも挑戦します!」

 

誰かもわからないその人のコメントがめちゃめちゃ嬉しかった。

 

このコメントがこーちゃんの人生を変えた。

 

 

「誰かの挑戦が誰かの勇気につながる」

 

「ワクワクすることってやっていいんだ」

 

こーちゃんは、そう確信した。

 

そして、その頃に、こーちゃんは

ピーターセージの「自分を超える法」という1冊の本に出逢います。

その本にはこんなことが書かれていた。

 

著者のピーターさんは、過酷なサハラマラソンに出場し、

あまりに苦しく、リタイヤしようと思ったそのとき、

後ろから歩くような足取りで、

盲目の男が伴走者と一緒に走ってきたんだそう。

 

なぜ、盲目の方が、

こんな過酷なサハラマラソンに出場しているのか、

その理由をどうしても知りたいと思い

ピーターさんはレース中に話しかけた。

 

盲目の男は、

家族をガンで亡くし、

そのときに、自分にできることはなにかと考え

サハラマラソンに挑戦するアイデアが浮かんだのだそう。

挑戦を通して、

募金を集めて

その全額を治療してくれた病院に

毎年寄付しているんだそう。

 

誰かの挑戦が誰かの幸せにつながっている。

 

この本を読んで、こーちゃんの胸が高鳴った。

自分もこんなことがしたい!!!

 

自分のできることで

誰かのハッピーを増やしたい。

 

 

ワクワクが止まらない、こーちゃんは

自分もサハラマラソンに行くと決めた。

決めたら、実行あるのみです。

 

こーちゃんは、今度は、仲間をつくって挑戦すると決めていた。

というのは、

北海道のサロマ湖100キロウルトラマラソンは

ひとりで挑戦したので、完走しても、

それを同じ気持ちで分かち合える仲間がいなくて

寂しかったんだそう。

 

だから、今度の挑戦は、仲間と一緒に乗り越えたい。

 

早速、フェイスブックで

次なる挑戦として

 

「一緒にサハラ砂漠マラソンに挑戦しませんか?」

と呼びかけた。

 

まったく反応がなかったそう。

 

それはそうです。

 

 

1週間分の食料を背負い、244キロも走る過酷なレース。

 

マラソン参加費だけでも45万円を超え、

そこに滞在費、飛行機代などで、

費用はざっと100万円。

しかも2週間会社を休む必要があるのです。

100万円払って世界一過酷な体験をしたいって人はそうはいない。

 

個別でひとりひとりにメールもしたが、

リアクションはゼロ。

 

それでもあきらめず、探していると、

なんと、

ふたりが名乗りをあげてくれた。

 

竹あかりを新たな日本の文化にと活動している

「ちかけん」

http://chikaken.com/story/

そのふたり。

 

ちかちゃんことイケダチカオと

けんちゃんこと三城賢士。

 

 

そして、3人分のレース資金として

3人で、300万円を集めようという挑戦も同時に始まりました。

 

レース4ヶ月前の2013年の12月。

3人で集まり、

まずは、どんな思いで、このレースに参加したいのか、

シエア会をしたのだそう。

 

こーちゃんは

「誰かの挑戦が誰かの勇気につながる。

 誰かの挑戦が誰かの幸せにつながる。

 僕はみんなの笑顔を増やしたい。

 ハッピーを届けたい」

 

と、気持ちを告げた。

 

すると、ちかちゃん(写真右)は、参加動機をこう言った。

 

 

「俺は世界で最も過酷なサハラマラソンに

 世界で最も軽い気持ちで参加したい。

 だから、練習はしない」

 

そう宣言した。

 

 

一瞬、シーンとなったといいます。

 

そんな軽い気持ちで果たして、

目標額300万円の

スポンサーは集まるのだろうか?(笑)

 

 

ただし、メンタルだけはめちゃめちゃ鍛えるので

サハラ砂漠に

マンガの『ワンピース』を持って行って

現地で読むとちかちゃんは宣言した。

 

 

また、一瞬、シーンとなったといいます。

 

頼もしい。

恐るべき逸材です!(笑)

 

 

そして、もうひとり、けんちゃん(上写真左)は参加動機をこう言い放った。

 

 

「ダイエットです」

 

 

イントネーションは熊本弁で(笑)

もう、最強です。

 

 

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というわけで……3秒セラピー。

 

世界一過酷なトラブルに

世界一軽い気持ちで乗り越えよう。

 

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合言葉は「ハッピー」で!

 

 

こうして

世界最強の
3人組(←世界一あたまのネジがゆるい三人組)

Team A☆H☆O

が結成されたのであります。

 

A☆H☆O

 

A  明るく

H 他の誰かを

0 応援する。僕たちの力で!

 

 

「アホでよし!」

   byてんつくマン

 

さあ、3人組の挑戦はどーなるのか!?

 

 

全3回予定でお届けする予定でしたが

長くなったので、続かせてください。

 

A Happy New Year 男

4話目こうご期待。

http://ameblo.jp/hisuikotarou/entry-12271093319.html

 

 

 

それでは

ハッピー・ニュー・アフロ!