さて、さて、

昨日発売になりました

 

「なぜジョブズは、黒いタートルネックしか着なかったのか?」

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タイトルにジョブズとありますが、

ジョブズの話は一話だけで、

これは28人の偉人、著名人たちから学ぶ

「マイルール」をまとめた本になります。

 

今日は、その中から一話ご紹介します。

 

 

今回共著者としてタッグを組んだのは、

エディターとして数々のベストセラーを世に送り出している

滝本洋平さん

今回、ふたりであなたのハートをノックアウトすべく、タッグを組ませてもらいました。

ひとつの原稿をふたりで混じり合って書きあげる変則的なスタイルでまとめたわけですが個人的な体験を書かせていただいた部分のみ、どちらかわかるように名前を記させてもらっています。

 

では一話お楽しみください。

 

 

 

────────────────────────MY RULE

面白法人カヤック代表

・柳澤大輔に学ぶルール

 

「『それって漫画っぽい?』と自問自答する」

──────────────────────────────

 

面白法人。

この会社は、なにもかもが面白い。

まず、毎月給料日の前になると、みんなでサイコロを振るんです。

 

サイコロによって給料が決まる「サイコロ給」が行われています。

「給料×(サイコロの出目)%」が、+αとして毎月支給されるのです。

 

たとえば、月額30万円の人が、サイコロで6をだしたら、

30万円×6%=1万8千円が毎月+αで支給されます。

 

 

また、旅をしながら仕事をしていい「旅する支社」制度があります。

年に2~3ヵ月の期間限定で、国内外の働いてみたい場所(ハワイ、イタリア、ベトナムなど)に一時的に臨時オフィスを設けることができるのです。

 

 

 

「仕事×遊び」

この一貫したスタイルが、楽しんで働くモチベーションを生み出しています。カヤックは、ウェブやアプリ、ゲームの企画・開発・運用を手がける会社ですが、経営理念にかなっていれば、なんでもやります。

 

経営理念は、ズバリ、「つくる人を増やす」。

 

「世の中につくる人を1人でも増やす」ことで、カヤックは社会に貢献する。
クリエイターの支援はもちろん、何かをつくるのを忘れてしまった人に、つくる喜びを目覚めさせるというのが彼らのミッションです。

つくらない人を、つくる人にしたら、社会はもっと面白くなるからです。

 

カヤックの代表、柳澤大輔さん(ヤナさん)に

僕(滝本洋平)が初めて会ったのは、ある出版社が主催した飲み会の場でした。

 

 

 

当時の僕は大学を出たばかりの新社会人で、4つ年上のヤナさんが代表を務めるカヤックは、まだ両手で数えられるほどの社員で構成されている小さな会社でした。
その出逢いから十数年。カヤックはめちゃくちゃめざましい躍進を続け、メディアをにぎわせ続けています。

 

 

 

面白法人と名乗り、仕事を面白くすることを大切にしているカヤック。

そんな彼らには、仕事に迷ったときにするルールがあります。
「それって漫画っぽい?」と自問自答する。

このルールが根本にあるのです。

 

いくつかの選択肢で迷った時に、こう問うのです。

 

 

 

 

 

「それって漫画っぽい?」

 

 

 

 

 

その意図は、なるべくありえないことを実践しようということ。

これがカヤックの真髄なのです。

迷ったら、ありえない方を選ぶ。

迷ったら、笑える方を選ぶのです。

それが漫画っぽいってことです。

 

こうしてカヤックは、漫画のヒーローのような法人を目指して日々邁進しています。

 

ヒーローは「必殺技」がある。それがオリジナリティです。

そのために漫画っぽい方を選ぶのです。

 

そして、ヒーローに欠かせないのは「まさかの展開」。

だからカヤックは変わり続ける。

 

ヒーローには「決めゼリフ」も必要です。

それが「面白法人!」。

 

そして、ヒーローは「最後に勝たなければいけない」。

これは面白くありながらも、ちゃんと結果を出すということです。

 

 

 

漫画っぽいかどうかで発想する面白法人カヤックは、

6年連続の増収。

2015年の売り上げは37億円を超えています。

 

漫画っぽい会社になるために、カヤックでは、ブレインストーミング(ブレスト)というアイデアを出す手法で会議が毎日行われています。このブレストこそ、カヤックのユニークなアイデアを生み出す源泉であり、会社を漫画っぽくする秘密。
 

 

ブレストのルールは大きく2つ。

「とにかく出たアイデアを否定しない、相手を肯定する」

「質は問わない、量を出す」

 

否定しないというのは、すべてに乗っかっていくということ。イケてないと思うアイデアが出ても、それにいかに乗っかっていくかを大事にしています。誰かがぼそっと口にした小さなアイデアをヒントに、どこまで発想を広げ、膨らませられるかが腕の見せ所。すると、「些細な一言から面白いサービスが生まれた」なんてことが、日常茶飯事となるんだとか。

 

また、「1時間以内に100案出す」と決めると、数を埋めるため、あきらかにありえない案、とんでもない案、荒唐無稽な漫画っぽい案が出やすくなるそうです。

 


2012年。僕が鎌倉に居を移したタイミングで、久しぶりにヤナさんを訪ねました(カヤックの本社は鎌倉にあるのです)。

 

ここ数年でさらに拡大したカヤック。

社員はなんと200人を超えていました。

「すごいですね。ここまで大きくなっても、会社設立当時の理念は守れますか?」
そう聞いた僕に、ヤナさんは答えてくれました。

「うん、きっとそれは問題ない。カヤックの根本は何も変わらないよ」


その時に受け取った名刺には、ニカッと笑うヤナさんの顔が、漫画で描かれていました。

うん、漫画っぽい。

 

そしてそれから2年半経った2014年12月25日。
面白法人カヤックは、東証マザーズに上場したのです。
証券コードは3904。「社内的には語呂合わせとして『サンキューオモシロ』と呼んでいる」そうです。そして、株主の皆様のことは、「面白株主」と呼んでいる(笑)。

そして、株主総会は……日本最古の禅寺、鎌倉・建長寺! なんとお寺で行われているのです。

うん、やっぱり漫画っぽい!
 

 

漫画っぽく行こう。

 

喜びを生きよう。

 

 

だって

だって

 

二度とない人生だから!

 

 

 

●ザ・ミッション

どうすれば、今の人生や会社がもっと面白くなるか、そして漫画っぽくなるか、

仲間とブレインストーミングをやってみよう。

1時間で100案目標! 

よーい、スタート。

 

 

 

そんな感じで偉人、著名人たちの極上のマイルールが28本取り揃えています。

 

真の幸せを生きたいと切に願うあなたのために書かれた1冊です。

 

 

早速、フェイスブックのコメント欄で、こんな感想をお寄せいただきました。

 

――――――

 

 

素晴らしいマイルール=美学

がたくさん有り過ぎでびっくりでした☆彡

 

しかも、

各話の最後には「ミッション」もあって最高です☆彡

 

素敵なマイルールを

どんどん「いいとこ取り」させて頂きました!

ほんとにどうもありがとうございます!

プレゼントしたい相手もたくさん浮かんできました!

 

――――――

matushimaさん感想ありがとうございます。

そうなのです。

すばらしいマイルールがビックリするくらい

これでもかとばかりにでてきます。

今回、かなりぶあつい本になってるのですが、

それでも面白く読めると好評です。

 

「なぜジョブズは、黒いタートルネックしか着なかったのか?」

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ぜひあなたに読んでほしいな^^

よろしくね。