●新刊まえがき先行公開。

 

 

本日ひすいこたろうの

『心が折れそうなときに
キミに力をくれる奇跡の言葉』
が発売になります。
読んでほしいなーーー。

 

以前文庫で発売になった
『明日が見えないときに キミに力をくれる言葉』

がリニューアルされ
単行本になるかたちになります。

 

単行本が文庫になるのはよくあることなんですが、

文庫で発売になったものが、

その後、単行本になるという逆のケースは稀なんですね。

これは、内容があまりに素晴らしかったことによる復活ってことなんです(笑)

 

僕は、これまで何千冊と本を読んできましたが、

なかでも読むといいと思ってるのは
偉人たちの伝記、偉人伝です。

 

その理由はこの本のまえがきで書いたので

よければ下記お読みください。

 

 

─────────────まえがき

 

「世界で最高の教育とは、

その道を極めた人の働く姿を見ることだ」

The greatest education in the world is watching the masters at work.

 

マイケル・ジャクソンの言葉です。

その道を極めた人たちの生き様を目の当たりにすること、

それこそ、最高の教育なのです。

 

この本は、ひすいこたろうが描いた、異色の偉人伝です。

何千冊という本を読んできた僕ですが、絶対的に読んだ方がいいと思っているのが、

偉人たちの伝記、偉人伝です。

 

 

なぜか?

 

 

理由は3つあります。

まず、ひとつめ。偉人たちの人生を見ると、あることがはっきりとわかるんです。

「不幸」こそ、「幸せの入口」であると。

 

カーネルサンダース、マイケルジャクソン、ヘレンケラー、

高杉晋作ら、ありとあらゆる偉人たちの人生を見ると、はっきりとわかるんです。

 

 

偉人ほど、不幸の連続であると。

 

 

逆境や、困難、思いがけない不幸な出来事を乗り越えていく過程で、

凡人が偉人になっていくのです。

 

目の前に立ちはだかるように見えた「壁」は、

人生の「扉」であったことがわかるのです。

 

 

だから、偉人伝を読むと、この世から、

「不幸」、「不運」(という概念)がなくなるのです。

 

不幸が不幸じゃなくなるんですから、これははかりしれない、すごい価値です。

 

偉人伝を読むと、このときの不幸があったおかげで、

未来にこういう幸せがくるのかと、人生を俯瞰する視線が立ち上がるのです。

 

 

偉人伝を読んだ方がいいふたつ目の理由は、

自分の生きる基準が飛躍的に上がるからです。

 

実は、結果が出る人と出ない人の違いは、才能の差ではないんです。

どこに基準を置いて生きるか、その意識の差なんです。

 

 

僕の友人がこんな話をしていました。

友人は42.195キロのマラソン大会にでたそうなんですが、なんとか走り抜いたもの

のゴールで倒れてしまった。翌年、100キロマラソンに挑戦したら、今度は、普通

に42.195キロを通過したというんです。

本人は「あれ、去年はここで倒れていたのに、おかしいな」って驚いたそうです。

そう。100キロ行くんだって基準が上がった途端に、42.195キロがたんなる通過点

になったんです。

 

 

偉人伝を読むといい理由は、ここにあります。

生きる基準が自然に上がるのです。

 

生きる基準を上げる最高の方法が、

「偉人に惚れること」だからです。

 

 

僕が作家としてデビューするきっかけになったのは、

2004年8月9日から書き始めたブログと、

そのあとに始めたメールマガジンにあります。

それから5年間、ほぼ毎日書いたのです。

 

「5年間もよく毎日書けましたね」って当時よく驚かれたのですが、

僕にとっては、そんなに大したことじゃなかったんです。

というのは、僕は昔から幕末の革命児、坂本龍馬や高杉晋作が大好きだったので、彼らの人生を知るにつれ、いつの間にか生きる基準が上がっていたからです。彼らの人生に比べたら、5年間毎日書くことって、別にすごいことでも何でもないんですね。

ましてや龍馬や晋作のように命を狙われているわけじゃありませんから、もう余裕なんです。

そして、余裕だと思えたら、本当に余裕になるのです。

自分がどう思っているか、それこそが自分の世界だからです。

 

 

生き方のカッコいい人に惚れると、

人はカッコよく生きたくなるものなんです。

すると自然に生きる基準が上がるのです。

 

そして、そのためには伝記を読むのが一番です。

この本を読み終える頃には、あなたの生きる基準が自然にアップグレイドされていることでしょう。

 

 

そして、偉人たちは必ず、

誰かのために生きているというところも見所です。

自分のためだけに生きた偉人はいないんです。

 

なんのために生きるのか、

なんのためにそれをするのか、

その動機に愛がある。

それが、偉人たちの共通点です。

そんな偉人たちの愛がインストールされるのも偉人伝の醍醐味です。

 

では、偉人伝を読むといい最後の理由、3つめの理由です。

それは、偉人を友達にできることです。

それが偉人伝の究極の愉しみです。

 

 

偉人に惚れてください。

すると、キミの心の中で、今日から偉人たちが生き始めます。

そうすると、「こんなときは、偉人たちなら、どう考えるだろう?」という問いが生まれ、

いつしか心の中で対話ができるようになっていきます。

 

 

偉人を友達にできると、心が折れそうなとき、

キミに「奇跡の言葉」をプレゼントしてくれるはずです。

 

 

では始まります。

 

                            

 

 

ひすいこたろう 

 

 

まえがきシエアいただけるとうれしいです。

 

 

─────────────ではこの本の中で会いましょう。

 

 

偉人伝最新刊

『心が折れそうなときに
キミに力をくれる奇跡の言葉』

https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4797388927/nicecopy-22

 

 

よければ、あわせて前作の偉人伝「絶望は神様からの贈りもの」

もよろしくです。

http://amazon.co.jp/o/ASIN/4797386495/nicecopy-22