新潟が生んだスター


といえば、




羊羹(ヨウカン)です。


もとい。


良寛(リョウカン)です。




江戸時代後期の歌人であり、書家である僧侶です。


今回は良寛から学ぶ、人生の楽しみ方をお伝えします。





良寛はよく子供たちと無邪気に遊んでいた。


その日は、かくれんぼをしていた。


どこに隠れようか?


良寛は、田んぼに積んである藁の中に隠れ、子供たちが探しにくるのを待った。




あれ?


あれ?


あれ?




良寛がいない。


良寛を見つけることのできなかった子どもたちは、


あきらめて一人帰り二人帰り、


しまいには全員が帰ってしまった。




暗くなり


そして



チュン


チュン


チュン


鳥が鳴き始めた。


夜があけ朝になったのです。




農作業にやってきた農夫が藁のなかに隠れている良寛を見つけ、声をかけると




しー!!!








子供たちに見つかるから静かにしてくれと農夫は言われたといいます。








これが


リョウカン和尚の「無我夢中力」です。








人は、「夢中」で遊んでいるときに、「我」が「無」くなるのです。





僧侶たちは、我をなくすためにさまざまな難行苦行をします。


でも、「夢中」で遊べば、「我」は「無」いぜ。





それが「無我夢中」です。







そしてこれが、「夢」の「中」で暮らすたったひとつの方法です。








夢の中へ


ようこそ。







ひすいこたろうでした(^^♪
 ▲▲▲アリガ島▲▲






参考文献


「良寛 行に生き行に死す」立松和平

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