■「肩書き」
漫画の『スラムダンク』。
大好きで何度泣きがら読んだことでしょう。
「天才ですから！」
主人公の桜木花道のこの言葉が好きで、
僕も自ら天才と名乗ろうと思いました。
さっそく名刺に天才コピーライターと肩書きを入れました。
すると、問題が２つ起きたのです。
まず、名刺。
天才コピーライターと自ら書いてあるので、
恥ずかしくてその名刺を誰にも配れないのです。
結局配られずに、今もそのまま手元に残っています。
もうひとつの問題は……。
不思議なことにどんな逆境でもくぐりぬけられるようになったんです。
どんな依頼の本も書きあげることができるようになって
いま15冊の本を出させていただいてます。
どんなピンチでもくぐりぬけられる。
だって、だって、だって、「天才ですから！」
そこに根拠はいりません。
言っちゃったもん勝ちです。
そして言えばなんとかなるもんです。
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□24世紀の国語辞典
■『肩書き』＝『なりたい自分を記すもの』
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