『フロム鉄道』
ヨハンネス・B・トゥーエ著、伊那真弓訳
複製 Scanner4 印刷 Valdres Trykkeri 監修スカンジナビア政府観光局
79ページ
フロムで買ったガイドブック。
フロムを一望
西を目指して
西ノルウェーの人々は、フィヨルドとその先に広がる海に惹かれ、西を目指す。その先に広がる海に惹かれ、西を目指す。
その代表的なルートであるミュールダール駅からフロム鉄道までの道のりは、五感を研ぎ澄ませてくれる旅だ。
メコノプシス・ベトニキフォリア
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多くの人々に建設を反対され、長い間廃線の危機にさらされてきたフロム鉄道は、今では年会40万人の乗客が利用する、ノルウェーでも有数の観光スポットになった。本書は、フロム鉄道がノルウェーにおいて特別な観光スポットとなった経緯を楽しいエピソードとともに紹介する。
フロム鉄道
著者 ヨハンネス・B・トゥーエ(Johs B. Thue) 1940年生まれ。文学博士(歴史学専攻)。歴史をテーマにした書籍を多数。
【目次】
1. ノルウェーの宝物ーフロム鉄道
線路を走る馬「フィヨルドポニー」/ 世界一勾配の鉄道
フロムまで6kmのハイキング
2. 息を呑む体験ー鉄道の旅
鉄道建築技術の粋を尽くした最高傑作 / 「発射します。席にお座りください!」/ 郵便を届けるために / トロルと典型的なノルウェー人 / ノルウェーのもう一つのシンボル「滝」 / マイ・ファーストソング / 森の精フルドラ / ウィリー・ブラントのフロム渓谷に対する想い
フロム鉄道の途中駅:ショースの滝
3. フロム鉄道の歴史
長引いた政治プロセス / 観光と輸送の足 / ささやかな開通式 / フロム鉄道博物館
4. フロム鉄道をつくった男たち
ラッラル(工夫) / ラッラル(工夫)の道 / 馬力と手作業による工事 / 車掌虎朱印・オルムハイムの話
ノルウェーの妖精
5. 車両概要
機関車 / 技術仕様 / 乗客数 / 駅 / トンネル / 簡単な歴史背景
機関車型の観光バス