小学生の頃でした。
私が親父から、唯一貰った誕生日プレゼントは、漫画家横山光輝の
三国志。
親父は、漫画や娯楽は「若い頃に卒業した」とかよく分かり難い理
由で、やらない人なんですが、そんな親父が唯一持っていた漫画本
が、横山光輝の水滸伝。
家の物置倉庫で発見した私は、初めて手に取った漫画本が水滸伝な
訳です。
まだ聖闘士星矢がアニメ化される前の事です。
土曜の夜は、星矢を見るか、日本昔話を見るかで妹とテレビの取り
合いをするのは、まだまだ先の出来事です。
何度探しても、5、6、7巻しか見付かりませんでしたが、漫画初
体験な私は飽きる事なく何度も読んだものです。
それを見て親父は、同作者の三国志を買ってきました、私に。
1、2、3巻だけ。
水滸伝の1~4巻と、三国志の続きは、大きくなったら自分で手に
入れろというのが、親父の有り難いお言葉。
当時、三国志はまだ執筆中で、単行本も24~5巻ぐらいしか出て
なかったと記憶してます。
市民図書館に既巻と雑誌(コミックトム?)があったので、通い積め
たもんです。
水滸伝は中学時代に、学校の図書室にあったので、なんとかなりま
した。
大して学の無い私ですが、横山光輝のお陰で漢字に多少強くなって
います。
んで、本題。
大した話ではないんですが、昨日20日、京劇を観に福岡サンパレ
スへ行ってきました。
題材は「水滸伝」です。
内容を簡単に説明すると、「河北の玉麒麟」こと廬さんが、梁山泊
でお歴々と飲み会をやったが為に、家に帰ったら、捕らえられ、危
うく死刑になりそうになり、廬さんを助けたい梁山泊の面々は国を
巻き込んでの大暴れ。
無事に助けだし、梁山泊に108人の英傑が揃ってめでたしめでた
し。
ってな内容です。掻い摘まみ過ぎか。
笑いあり、殺陣あり、円舞あり、曲芸あり。
一人一人の動きが凄いんです。
常に円を描く様な動きの中に、直線的に畳み掛ける様な動きを組み
合わせて、更には人間と音もピッタリ、もう言葉では言い表せませ
ん。
って、これ言っちゃ書く意味ないですね。
舞台の端で音楽は実際に弾いてるってのは、初めて知りました。
京劇、また観に行きたいものです。〆