人生の主導権を取り戻すための再設計ノート|yayoi

人生の主導権を取り戻すための再設計ノート|yayoi

このブログは、前向きになるための場所ではありません。
家族やお金、役割に振り回されながらも、自分の人生を直したい人のための再設計ノートです。
癒しでも成功論でもなく、人生の主導権を取り戻すことを目的につづります。

 

前回の記事で書いた、 

私が密かに行っている 

「黒い感情の調香(ブレンディング)」。 

 

 

    「それって、どうやるの?」 って思ったかしら。

     難しいことは何もないの。  

 

 

 

  ただ、多くの人はその「毒(ネガティブな感情)」を

 「汚いもの」として捨てようとするでしょう?

     

 

でもね、知っているかしら。   

  最高級の香水には、 

ジャコウネコの分泌液や、 

単体では強烈な悪臭を放つ成分が

含まれていることを。

     

 

清廉潔白なだけの香りは、

 トイレの芳香剤と同じ。 

すぐに飽きられてしまうわ。  

 

 

   人生も同じよ。    

 

 

 あなたが隠そうとしている 

「嫉妬」「執着」「殺意に近い怒り」。    

 それらは、捨ててはいけないの。  

 

 

 

一見「悪臭」を放つ感情を、

 絶妙なバランスで調合することで、

 世界に一つだけの、 

深みのある「人間的魅力(フェロモン)」が完成するのよ。

  

 

     用意するのは、 

誰にも見せない「黒いノート」一冊だけ。

 

 

     私はこれを、 

私だけの『禁書(グリモワール)』 と呼んでいるわ。  

  

 

 そこに、昼間飲み込んだ言葉を、 

一滴残らず書き記すの。 

 

 

  

  誰の目も気にせず、

 もっと生々しく、

もっと正直に。 

 

 

 

自分自身の人生を書き換えるための、

 いわば「黒い魔術」。  

 

 

 

 

 

 

   今日は、お気に入りのノートを探しに行ってみて。 

    100円ショップのものじゃダメよ。

 

 

 あなたの人生の「重み」を受け止められる、 

厚手で、インクの吸い込みが良い、上質なノートを。  

 

 

 

  それが、あなたの最初の 

「魔法の道具」になるはずだから。 

    

 

さあ、今夜から始めましょう。 

あなただけの、真夜中の調香を。   

 

 

  ーーyayoi

 

 

 

 

ねえ、このブログを読んで

 どう感じているかしら?   

 

  

「yayoiさんって、気が強そう」 

「私には、そんな反逆する勇気はないわ」    

 もしそう思っているなら、

 

 

 それは大きな勘違いよ。

 

   

  私だって、

つい最近までは 

ガチガチの「臆病な優等生」だったの。

 

   

  夫の顔色を伺い、 

数百円のカフェ代をケチり、 

夜中に一人でメソメソ泣いていた。     

 

 

そんな私が、どうして変われたのか。    

 突然、雷に打たれたわけじゃないわ(笑)。 

 

  

  実はね、ある「秘密の儀式」を続けていたの。 

 

    

それは、 夜、家族が寝静まった後に、

 心の中に溜まったドロドロした感情を、 

一滴一滴、「香水」に変えていく作業。  

   

 

 

私はこれを

『黒い感情の調香(ノワール・ブレンディング)』

と呼んでいるわ。    

 

 

ただの悪口日記じゃないのよ。    

 「悔しい」「許せない」「惨めだ」    

 

 

 そんな、誰もが「捨てたい」と思う猛毒(感情)を

 ノートの上で混ぜ合わせ、熱を加える。     

 

 

そうするとね、

不思議なことに 悪臭を放っていた毒が、   

「深みのある人間的魅力(フェロモン)」 

  という、極上の香りに変わるの。    

 

 

「あ、私は怒ってたんじゃない。 

もっと大切に扱われたかっただけなんだ」   

  

 

その「エッセンス(本音)」が抽出されたとき、

 毒は薬に変わり、 あなたの人生を動かす燃料になる。    

 

 

 

 

多くの人は、

 感情を「処理」しようとして蓋をするけれど、 

 

 

私は「調香」して、

自分の魅力に変えることにしたの。    

 

 

 このノートを書き始めてから、

 私の人生は、香り立ち始めたわ。  

  

 

 あなたも、持っているでしょう?

 処理されずに、

澱(おり)のように溜まった想いが。   

 

 

 もしあなたが今の閉塞感から抜け出したいなら、 

まずはノートを一冊、用意することね。 

 

  

  ーーyayoi

 

リビングのドアを開けた瞬間、空気が重い。     

 

 

夫が不機嫌そうに新聞を読んでいる。     

眉間に皺を寄せて、

わざとらしく大きなため息をついて。 

 

全身から

「俺は怒ってるぞ」 

「俺を気にしろ」 

という、黒いオーラを放っている。     

 

 

これ、どこの家庭にもある光景よね?     

 

 

以前の私なら、オロオロしていたわ。     

 

 

「何か気に触ることしたかな?」 

「コーヒーでも淹れようか?」    

 

 

 家庭の空気を悪くしないのが、

 妻の務めだと思っていたから。 

夫の機嫌=私の通信簿、だと思っていたから。    

 

 

 でも、これからの私は「反逆者」よ。     

不機嫌な夫を見て心の中でこう呟いた。   

 

 

「その不機嫌は、あなたのもの。私のものじゃない」   

 

 

  私はキッチンの換気扇の下で、 

自分の好きな紅茶を丁寧に淹れ、 

夫には目もくれず、お気に入りのYouTubeを見たわ。   

 

 

  夫が新聞をバサバサさせようが、 

舌打ちしようが、 スルー。     

 

 

するとどうでしょう。     

 

 

10分もしないうちに、

夫の方から 「…おい、コーヒーはないのか」 と、

普通に話しかけてきたの(笑)。    

 

 

 

 

 

 拍子抜けするくらい、あっけなかった。    

 私が必死に背負っていた「夫の機嫌」なんて、 

私が勝手に重たくしていただけだったのよ。    

 

 

 不機嫌になる自由は、夫にある。 

それに付き合わず、 上機嫌でいる自由は私にある。    

 

 

この「境界線」を引けたとき、 

もっと、楽に生きられるようになるわ。    

 

 

 夫婦だからって、感情まで一緒にする必要はないの。 

あたしはあたしのままで、

ご機嫌でいていいのよ。     

 

 

ーーyayoi

 

 

 

以前は、

私のスケジュール帳は

「義理」と「嘘」で埋まっていたわ。    

 

 

気が乗らないママ友からのランチの誘い。 

興味のないセミナーへの勧誘。     

 

 

今までならこう言っていたの。

 

 

「うーん、予定確認してみるね。行けたら行くね!」     

 

 

ニコニコ笑って先延ばしにして。 

相手を傷つけないように。 

「いい人」のままでいられるように。     

 

 

でもね、はっきり言わせて。 

その「行けたら行くね」は優しさじゃないわ。     

自分自身への「嘘」よ。     

 

その曖昧な返事は

相手の時間を奪い、 

何よりあなたの数少ない

「生命力」をダラダラと垂れ流しているの。    

 

 

 だから今日、

私は初めて「即レス」で断ってみたわ。     

 

 

「誘ってくれてありがとう。 今回は遠慮しておくね」    

 

 

 理由は書かない。 

「子供が〜」とか「夫が〜」とか、

嘘の用事も作らない。     

 

 

ただ「遠慮する(=NO)」 という意思だけを、

まっすぐに伝える。     

 

 

送信ボタンを押すとき、

心臓がバクバクしたわ。 

 

 

「嫌われるかな」 

「冷たいって思われるかな」 

「もう誘われないかな」    

 

 

でもね、送ってしまえば

 世界は何も変わらなかった。    

 

 

 スマホの画面の向こうで相手がどう思ったかは、 

相手の問題。

 私の問題じゃないの。     

 

 

それよりも、 

「行きたくない場所に行かなくていい」 

という清々しさが、今の私を包んでいる!     

 

 

 

「嫌われる勇気」なんて、

大層なものじゃなくていい。 

ただ自分の時間を守る覚悟があればいいのよ。    

 

 

 空いたスケジュール帳の空白を見て気づいたわ。

 それは孤独じゃない。

 

 

 あたしが取り戻した

「自由」そのものだったのよ。     

 

 

ーーyayoi

 

 

 

今日はクリスマスね。

 

 

あなたは「一人」になるのが怖い?    

 子供が巣立って、夫も趣味に出かけて。

 ポツンと家に一人でいるとき。    

 

 

 ふと、 

「私、誰からも必要とされてないんじゃないか」

 なんて胸がキュッとなることはないかしら。  

 

 

50代女性の多くが、

この「孤独感」に震えているわ。     

 

 

でもね、はっきり言うわよ。

 その寂しさはあなたが今まで 

「誰かのための人生」

を生きてきた証拠。     

 

 

誰かの世話を焼くことでしか、 

自分の価値を感じられなくなっているのよ。    

 

 

 私はね、あえて「孤独」を選んでみることにしたの。    

 一人で映画館に行き、

 一人で好きなカフェに入り、

 誰とも喋らず、

ただ自分のためだけに時間を使う。    

 

 

 最初はソワソワしたわ。 

「寂しいおばさんって思われてないかな」って。   

  でもコーヒーを一口飲んだとき気づいたの。     

 

 

「あれ? 誰も私に『あれ取って』って言わない」

 「誰の機嫌も伺わなくていい」    

 

 

それは孤独(ロンリー)じゃなかった。 

極上の「孤高(ソリチュード)」だったの。    

 

 

 

 群れる安心感より、 

一人で立てる清々しさ。    

 

 

 大人の女に必要なのは、 

寂しさを埋め合う友達じゃない。 

自分自身とデートできる「ソロ・タイム」よ。    

 

 

 一人を楽しめるようになった女は最強よ!

 もう誰に依存しなくても、

 自分で自分を幸せにできるんだから。    

 

 

 ーーyayoi