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筆跡診断士の吉野です。
「へん」と「つくり」を狭く書く人は、掘り下げることが得意な探究心の強い人。
「なぜ?」
「これは何?」
小さい子がよく使う言葉です。
子どもが使う「なぜ?」「なに?」は、純粋な好奇心からで、かわいいものです。
(たまに、うっとおしいときもありますが 苦笑)
大人の「なぜ?」「何?」は、子どものとはちょっと違います。
「なぜこうなるのですか?」
「これは何ですか?」
「根拠は何ですか?」
細かいことまで聞いてくる人がいます。
大人の「なぜ?」「何?」は、純粋な好奇心とは限りません。
不安とか、支配とか、依存が裏にあることが多いです。
「なぜ?」「何?」と言われたとき、言われた相手は、
「自分で考えないの?」とか、「私のこと信用してない?」と思ってしまうこともあります。
信頼よりも不信が募ってしまう場合があります。
そう考えると「なぜ?」「何?」を他人に向け過ぎるのは、
良くないことなのかもしれません。
一方で、
「なぜ?」「何?」を自分に向けるのは重要です。
日頃、私たちは、忙しさを理由に深く掘り下げることや、
突き詰めることをおろそかにしています。
インターネットで検索上位に上がってきた情報を読んで、
理解した気になっています。
少し時間を取って、自分に向けて「なぜ?」「何?」を問いかけてみると、
新たな発見があると思います。
一段深く掘り下げた知識が得られます。
「へん」と「つくり」の間の狭く書く人は、広げることよりも掘り下げることが得意な人です。
何かを探究していく、極めていくようなことが得意です。