「へん」と「つくり」の間が広い人は、心が広く、さまざまなことを受け入れられる性格。

 

 

「損して得取れ」という諺があります。

 

「一時的には損をしても、

将来的に大きな利益になって返ってくるように考える」という意味です。

 

携帯の端末を格安で販売して、通話料で利益を得たり、

無料サンプルを送った後、定期購入してもらって利益を得たり、

 

こういった販売方法は「損して得取れ」の考え方に沿っていると思います。

 

 

ところで、「得」と同じ読みで「徳」という言葉があります。

 

「徳」は、一言でいえば「善いこと」です。

 

徳を積むとは、

人が喜ぶことをやったり、

人がやりたくないことを代わりにやったり、

こういうことを続けることです。

 

自分が損をしたとしても、

それで誰かが良い思いをしていれば、

徳を積んでいるのです。

 

徳を積んでいくと、不思議と人生が好転していきます。

 

 

効率や快適さを求める現代の生き方は、

徳を積む生き方とは、少し方向が違うように感じます。

 

自分にとってメリットがなくても、

誰かが喜ぶならばと行動したり、

損することを受け入れてみたり、

徳を積む生き方をしてみてはいかがでしょうか。

 

きっと、徳が積まれて、人生が好転していきます。

 

 

「へん」と「つくり」の間を広く書くことで、

外部のことを広く受け入れることができます。

 

自分が損するようなことでも心を乱すことなく受け入れることができ、

徳を積むことにつながっていくでしょう。