この記事を開いてくださり、ありがとうございます。

筆跡診断士の吉野です。


前回の「福」の字に続いて、今日は福岡の人に書いてほしい「岡」の字を紹介します。

書いてほしい「岡」の字とは、ズバリ

岡

末広がりに書きましょう。

末広がりの形は、筆跡診断では”弘法型”と呼び、子孫繁栄の字とも呼ばれています。

弘法型の由来は、弘法という名のとおり、弘法大師(空海)です。

「弘法筆を選ばず」といったことわざがあるように、空海は書の達人でした。

空海は書の達人だけでなく、

 高野山(世界遺産)で真言宗を開き、

 治水事業を手がけ土地を豊かにし、

 日本各地の温泉を発見するなど、

歴史に残る事業を数多く手がけました。

私たちがお参りする日本各地の○○大師の多くは、空海を祀った場所です。

空海の偉業は、現代の私たちにも影響を与えています。


空海の話から、弘法型の話に戻ります。

末広がりの形は安定感があります。

末広がりの安定感のある字を書く癖がついている人は、「安定している方」が自分に合っていると考えています。

日常の中の選択肢も、「安定している方」を自然と選びます。

その結果、運気も安定してくるでしょう。

弘法型を書いていた偉人の中に、足利尊氏、徳川家康など幕府を開いた偉人も含まれます。


私の筆跡診断を受けた人からも、「末広がりの字を書いて運気が上がった」という声をいただきます。

ぜひ、末広がりの字を書いてみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。