先日、香港の友人が来日し、お墓参りのあと、蕎麦屋にいった。

お墓が新宿区とあり、当然買い物もしたい彼らは

『新宿なら伊勢丹よね〜』となるので、

それならばと、伊勢丹のレストランフロアのおらがそば、へ。


開店は11時だというのに、10時30分現在、どこの店の前も行列なのが一番驚いた。

銀座アスターはじめ、寿司屋に和食屋、洋食もバッチリ椅子に座って開店を待っている。


わたしは寒いお墓参りのあとなので、にしんそばを頼んだが、香港全員は『鴨せいろ』『天せいろセット』『ざる蕎麦と天丼』と、食欲旺盛であり、かつ、さむーくなるざる蕎麦をチョイスしている。


なんで、この寒いのに冷たい蕎麦なの?

と聞いたら、その答えは、『香港には、温かい蕎麦しかない』だった。
ざる蕎麦の美味しい喉越しを東京江戸前を知ってしまったら、東京では絶対蕎麦屋に行ったら、ざる蕎麦一択なんだ、と、異口同音していた。

へー、なるほど。
と、思い、ホントかな?と思って、Google先生に聞いてみたら、日本人がやっているお店でも、『温そば』ばかりだった。ほぼずっと暑い香港で、冷たいそばや素麺がないなんて、長い事日本人やっている私でもそれは辛い。

広州には、日本人相手の日本人が打つそば屋があるらしい、と教えたら、早速帰国したら行く、と言っていた。
水の関係なのかな?
https://sobajin.toured.jp/etc/20141124233546.html

長い事香港に行っていたけど、確かにざる蕎麦食べたことなかったな。

と思いながら、温かいにしんそばを啜ったひとときでした。