皆さま、おはようございます。

わたしも昨日から仕事始めとなりました。


今日は、勉強となったことがひとつありましたので、

皆さんにもご紹介したいと思います。


先日、社葬を行った際、ご弔慰にいらしてくださったお客様からお香典を頂きました。

年が明けましたので、会社としては、その方に年始の挨拶にいくことになりました。

お香典返しはまだですので、挨拶に伺うとしても手ぶらではいけません。先様は少し人数も多くいらっしゃいます。


『さて、何にしようか?君に任せる』


と言われ、すごく悩んだ結果、先様が御高齢ということもあったので、虎屋の羊羹に決まりました。


そして、外商の方に教えて頂きました。


ご挨拶に行くの1/15は小正月と言われる日。

しかし、こちらはお香典返しを持参する。


こういったときは、包装紙は普通の包装紙で、内側につける熨斗は何もついていない白い奉献紙のような熨斗に、御礼、として名前を記載するのがよい、と教わりました。

そして、肝心な中身ですが、

夜の梅、抹茶、おもかげの暗めの色の3色の詰め合わせがよいということでした。


一番上の包装紙は、とらやの普通の紅白で、見た目にはおめでとうございますの意ですが、開ければ、こちら側の意図がわかる、ということでした。


あまり、表向きはこちら側の意図を押し付けないことも、相手への思いやりである、ということでした。


京都では、葬儀のお返しに、白と緑の阿闍梨餅が良く使われるといろんな方から聞いたことがありましたがし、私自身弔慰のお菓子では茶色と白の最中の詰め合わせなど、日持ちがあまりしない商品については知ってはいますが、季節に応じた相手を思いやる気持ちを知ることができ、良い経験になりました。


私自身も経験することがあまりありませんが、今後は自分のことにも役立てたいと思います。


虎屋さん、ありがとうございます。