入院して3週間が経ちました。

リスフラン関節脱臼骨折から急性骨髄炎になってしまいましたが、感染症科の治療はお陰様で順調で、1日3度の点滴生活からついに飲み薬に変わりました。


まだ足は腫れていましたが、術後2週間経ったのでMRIを撮った結果、足には膿瘍(膿溜まり)はなく、術後の炎症性変化で血管透過性の炎症で血管が広がり、足がまだその水分で浮腫んでいるとの見解でした。


整形外科での治療につきましては、杖をつくリハビリが始まりました。




平地のあるきかたから始まり、階段の上り下りまで行いました。

杖は病院で貸してはくれますが、レンタルもないので、大した金額ではありませんでしたので、早々に療法士の方に付き添ってもらって、聖路加の売店で購入しました。

折りたたみのものもありましたが、たった数ヶ月の補助としての役割なので、電車のたびに折り曲げることもしないですから、普通の杖を購入しました。

初めて知りましたが、杖の地面との接地面は3センチ以上がしっかりと身体を支えてくれて良いと思います。


週末はリハビリがないので、自主的にそして積極的に行うよう指導されてますので、ゆっくりと頑張るつもりです。


さて、食事事情ですが、毎日三食白米三昧で辛かったので、ごはんを残していたら、栄養士の方から『さいきんごはん食べてないみたいだけど、どうして?』と聞かれてしまいましたので、『ちょっとさすがに飽きちゃって』と言ったら、朝だけパン食に変えてくれました。



パンプキンスープや目玉焼きでした。
これに、自分でコーヒーを淹れて飲んでいます。
幸せです。
父曰く『ホテルじゃないんだから、わがままいうなプンプン』と言いつつも、それくらい言えるようになったと、ホッとしているようです。
特別食というのが+2,500円で頂けます。
実は、今日の昼はヒレステーキだったので頼もうと思っていたのですが、締切が前日の2時迄で検査やなんやかやでタイミングを逃してしまいました。残念!

薬は全て内服になったので、そろそろ退院が近いんじゃないかな、と、思っています。
それまでには、お肉の日に特別食食べてみたいです(笑)

少し気持ちにも余裕ができたので、点滴の針が抜けたときに、地下にある美容院でヘアケアをしました。
気持ち的にも明るくなりました。
著名人も入院する病院のため、ヘアサロンはヨシザワグループのなかではトップの設備を整えているそうです。室内は顔が見えないカーテンで仕切られておりません、個室状態です。
設えはニコライ・バーグマンになっています。
スタッフさんも言葉遣いから所作も申し分なし。
値段はいつも行っている資生堂並でした。


病院内にはスターバックスもあるので、リハビリのご褒美にフルーツ牛乳を飲みました。
おいしい!


ところで、最近リハビリで廊下を歩くことになり、数時間毎にハツカネズミのように同じところグルグル歩いているのですが、強烈な患者さんを見つけてしまいました。
2回に一度は看護師さんを罵倒したり、怒鳴ったりする声が聞こえてくるんです。
ある日の夜勤の看護師さんの横を通り過ぎると、その部屋の人の前で泣いていました。
1周目の時に怒鳴り散らしていて、かなり遠くからやり取りが聞こえましたが、最初と後に言っていることが違くて、それを看護師のせいにしていたのは知っていました。
病気で自分の身体が思うように動かなくて苛立つ気持ちはわかります。でも、それを治すための手助けをしてくれるのが看護師さんです。床ずれ防止のために2時間毎に移動させたり、痰を吸い取ってあげたり、ごはんを食べさせてくれたり、気持ちが落ち込んでいるときは励ましてくれたり。
毎日看護師さんたちには感謝の気持ちでいっぱいです。

あと何日いるかわかりませんが、日々感謝して生活したいと思います。