制約があるから考える。
時間もお金も有限だから、
やることとやらないことを
考えるのです。
そして、やらないことを
決める方がよっぽど難しい。
12月に社内イベントがあって
仕事が立て込んでいます。
なので、大至急ではなさそうな
案件は、上司と相談して
後回しにさせてもらっています。
このままいくと、もしかしたら
今年度の業務目標は
やりきれない可能性も
あるだろうと思っています。
そうなると来年のボーナスにも
自分の評価にも影響します。
ですが、それでもいいと
考えています。
私が一番優先しているのは
自分と家族が心身ともに
健康であること。
残業で夕飯を作るのが間に合わず
コンビニや出前の食事が続き、
子どもの胃腸に不調が出たり、
自分も精神的にしんどい状況に
なったこともありました。
そんな状況では、
良いアウトプットが出せない
どころか、継続が難しくなります。
ということで健康第一を掲げ、
無理に頑張ることはしない
と決めました。
とはいえ、これができるのも
それが許される環境にあるから
ということであり、
とてもありがたいことです。
この辺のワークライフ
バランス的なことは、
人によって考え方や
状況が異なるので
一概にどういうバランスが
良いとは言えません。
以前会社が主催する
育休からの復職セミナーに
参加したことがありますが
そこで登壇したのは
夜10時まで子供を保育園に預けて
家事は基本的に家事代行に依頼して
出産前と変わらない仕事を
しているという方でした。
そういうやり方がいいと思う人も
いれば、そうでない人もいます。
実家のサポートが得られる人も
いれば、そうでない人もいます。
育児による仕事時間の制限、
という点ばかりについて
書いてきましたが
育児がなくたって
自分の時間は限られています。
それをどれだけ仕事に
かけたいと思うか、
そして体力などを考慮したとき、
実際にどれだけの時間を
かけられるのか。
これも個人によって異なります。
さらには、仕事でいうと、
時間だけの問題ではなく
アウトプットが問題です。
短時間でアウトプットを
出せる人もいれば、
そうでない人もいます。
かけられる時間と能力は
それぞれ異なっているので、
その掛け算によって、
かかる負荷が人によって
しまうことになるのは
とても難しい問題です。
休職や時短勤務者のせいで
しわよせがくる、という
話はよく聞くことです。
自分も時短勤務させて
もらっている者のひとりとして
その点は事実として
謙虚である必要があります。
ただ一方で、本当にその業務は
しなければいけないのかどうかが
疑問である、というものが
あることもあります。
これまでに所属してきた組織で、
小さなことですが、いろいろな
業務を止めてきたと思っています。
MandatoryとNice to haveが
わけられていないのではないかと
感じることは非常に多いです。
もしすべてがMandatoryだとしたら、
体制が整っていないことで
無理が生じるのであれば、
Mandatory中のMandatoryと
そうでもないMandatoryに
わけることが考えられないのか。
自分と家族の心身の健康のために
仕事を制限させてもらうと
改めて決めたところで、
本当のMandatoryは何なのか、
自分の業務だけでなく
チーム全体の業務に対しても
チャレンジしていきたいと
思います。
【今日のまとめ】
制約があるから、
Mandatory中のMandatory
は何か、と考える。