今日は単なる親バカ投稿です。
昨日、子どもがスイミングで難関の
名高い級に合格しました。
そのスイミングスクールには
選手コースはなく、基本的に楽しく
泳ごうという思想で、
さらに人数が多いこともあって
泳ぎの型をがっつり直されることもなく、
連続して泳ぐ距離も25mばかりで
たまにターンして50m、という感じ。
友達と海やプールに遊びに行った時に
泳げればいい、くらいに思って
通ってもらっているので、
全然このレッスンスタイルで
問題ありません。
が、このスタイルでは突破するのに
難関な級があります。
S6級という、100mクロールを
8歳以下は1分50秒、9、10歳は
1分40秒、11歳以上は1分30秒で
泳がなければいけない級です。
これ、大げさではなくて、
本当に誰もが難関という級で
突破するのに半年とか1年以上
かかってしまうこともあるのです。
うちの子どもは、2年生の秋から
習い始めたので、クラブの中では
遅い方でしたが、
コロナ禍で遊びに行かれなかった頃に
毎週近所の公営プールに行っていた
おかげで、なんとなく25mは泳げるように
なっていたところ
泳ぎの型はあまり問わない方針によって
1年ちょっとでS6級まで来てしまいました。
子どもは10歳。11歳になる今月までに
合格しないと、体が大きくなって体力が
つくまでは突破が難しくなるので、
そこからまた半年、1年かかってしまう
ことが一般的にも言われていること。
ところが、今年の春に足首の靭帯を
断裂してしまい、全治するまでの
3ヶ月間、まともに泳ぐことができなく
なってしまいました。
ケガから2ヶ月経って、少し運動を
始めてよいと言われたところで
通常のレッスンに戻ろうかとも
思ったのですが、
本人が、周りと一緒に泳ぐと加減せずに
本気で泳いでしまうと思う、というので
レッスン内容をカスタマイズできる
ファミリーレッスンを受けることに
しました。
個人レッスン枠は埋まっていたので
会員である私も一緒に受ける
ファミリーレッスン。
結局、足が完治してからも、本人が
続けたいと言うので、
S6に合格しようがしまいが、
11歳の誕生日を迎える10月まで
ということで、
約半年間ほぼ毎週金曜の19時から
レッスンを受けてきました。
そこで測ったタイムで合格基準になって
いれば合格になるということもあって
月一回の進級テストの機会と合わせて
何度もタイムを測ってきましたが
1分40秒台を出したのは2回、
最速でも1分45秒。
隣のレーンの子が速いとつられて
速くなるのですが、
それでも合格まで5秒以上縮めなければ
いけませんでしたし、ここ1ヶ月の
タイムは常に1分52~53秒台。
本番前日の一昨日も1分52秒台。
昨日のテストで1分40秒を切るのは
厳しいだろうと思っていました。
ワンチャンあるとすれば、
隣のレーンの子が同じクロールで
かつ速い(進級テストは
様々な級の子が一緒に受けるので
種目が違う子も一緒に泳ぎます)、
体調が完璧(時々食べ過ぎとか、
疲れ気味で遅くなることが
ありました)、
飛び込みやターンでミスがない
(ターンで遅れる子、多いです)
習った泳ぎがきちんとできる
(呼吸の時に顔が上がらないとか)
みたいにすべての条件が揃えば、
というもの。
それが昨日は奇跡的に揃って、
前日より13秒、自己ベストより
5秒以上速い、
1分39秒66を出しました。
後から子どもに聞いたら、
隣のレーンの子のことを気にすると
横を見てしまって遅れるから
合格できてもできなくても、
自分のベストタイムを出すために
とにかく前に進もうと考えて
臨んだそうです。
進級タイムまで0秒34。
ほんとうにギリギリでしたが、
もっと短い時間に泣く子もいると
聞いています。
記録のメモ係が、毎週ファミリー
レッスンでお世話になっていた
コーチだったのですが、
「興奮して手が震えて、メモが
できなくて、他のスタッフに
代わりにメモしてもらいました」と
後で話していました。
手が震えて字が書けなくなるほど
誰かを興奮させることって
ないよなぁと思いましたし、
まぁ合格は厳しいだろうと思って、
一昨日「明日泣きますよ」と
コーチに話していた自分を反省
しました。
自分のベストを超えよう。
そう思って物事に取り組んでいこうと
思わせてもらいました。
【今日のまとめ】
合格できるかできないかに関わらず、
自己ベストを出す、と決める。