1467回目:当たり前なんてない | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

当たり前なんてない。

このことを本心から、
本気で思い込むことができたら
人間関係の摩擦が減るのでは
と思っています。

なんでこんなことになるのか。
どうしてそれができないのか。
なんでそんなことも知らないのか。

みたいなことって
口に出すかどうかはさておき、

身の回りでも数多く起こっている
ことではないだろうかと
想像しています。

口コミで高評価だった
白髪染めシャンプーを
試してみようとしたところ、

子どもから「なんで?」と
聞かれました。

どうやら「白髪染め」を
「白髪に染める」のだと
思ったそうです。

「いや、普通そうならないでしょ」
という言葉が出かけたところですが、

「白髪を」ではなく「白髪に」という
助詞だって文章としては成立します。

あまり想像しがたいですが、
シチュエーションとしても
あり得なくはない。

……まぁ、ほとんどないだろうと
思いますが。

このやりとりを通して、
当たり前で期待するものは
知識と想像力があるのだと
気付きました。

たとえ知らなくても、
考えてみればわかったよね?

ということありますよね。

白髪染めシャンプーにおいては、
白髪に染める、白髪を染めるという
選択肢があったとして、

両方のケースについてそれぞれ
考えてみれば、
どちらなのかということは
想像できただろうと思います。

ただ、そもそも最初の選択肢で
「白髪に染める」と思い込んで
しまうと、

他の選択肢があるかもしれない
ことに考えが至らないのでしょう。

これについては、思考の習慣で
改善できる部分はあるとは思いますが、

全体を見ようとする抽象思考の
視点をもっているかどうかという
元々の資質によるところが
多いような気もしています。

さらに知識の部分においても、
当たり前とされるものは
非常に相対的です。

たとえば電車好きが集まっている場で
当たり前とされる電車の知識は、

全く興味がない人たちにとっては
当たり前にはなりません。

さらに電車好きの中でも
鉄オタ歴50年の超マニアと
まだ学び始めたばかりの人では
当たり前の基準は異なります。

もちろん、職場であれば
そこで求められる必要な
知識のレベルはあるでしょう。

しかしそれですら、
いまそこにいる人たちが
ベテランばかりなのか否かによって
異なってくるでしょう。

業務に必要なレベルの知識を身につけ、
それを基にした想像力をもって
「当たり前」を超えていくことを
目指さなければいけないのですが、

周囲から求められる当たり前に
達していなかったとしても
必要以上に落ち込むことなく
一つずつ出来ることを増やして
いくようにしたい。

そして、それ以上に、
他者に対して当たり前を
求めないように
気をつけていきたいと思います。


【今日のまとめ】

当たり前なんてない。