1364回目:適切な言葉を当てて対処の精度をあげる | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

どんな言葉を当てていくか。

これ、やっぱり重要です。

子どもが通う小学校で、1年生から
6年生まで縦割りの班で活動する
企画が始まるそうです。

1ヶ月だかそれ以上前から
「縦割り班、いやだなぁ」と
時折言っていました。

昨日もまたその発言があったので、
「どういうことがいやなの」と
聞いてみたら、

まだ1度も行われていなくて
今日初めて行われるのだそうです。

「いやだなぁ」と何度も聞いていたので
てっきり既に開催されたものだとばかり
思っていました。

うちの子どもは、自分が行きたいところや
やりたいことがあるわけではない
未知ほ場所に行くことを渋ることが
多いのですが

(たとえば、彼が聞いたこともない場所で
私が行きたいところとか)、

彼にとっては初めてのことである
縦割り班の活動も、同じように
渋っていたようです。

「初めてのことって、なんかいやだな
と思う人も多いよね」と言ったところ

「『いや』なんじゃなくて『不安』」と
訂正されました。

「不安」の方がよりピンポイントに
その感情を表しています。
「いや」では広すぎる。

適切な言葉を与えることで
より適切な対処ができるように
なるものです。

感情ではなく、状態の話にはなりますが
たとえば、泣いている赤ちゃんは
何がいやで泣いているのかわかりません。

お腹が空いているのか、眠たいのか、
おむつを替えて欲しいのか、

お腹が痛いとか、熱があってだるいとか
体調不良のこともあるでしょう。

いやだ、とか不快だ、では
何をどうすればその状態が
解消するのかがわかりません。

だから赤ちゃんの世話をする人は
とりあえずあれこれやってみるのです。

話を戻すと、「いや」ではなく
「不安」という言葉を当てた方が、
より精度の高い対処法が見つかりそうです。

人間は生来的に未知のものに対して
不安になるのは当たり前。

見たことのない食べ物を食べたら
致命的なことになるかもしれないし、

見たことのない動物が向かってきたら
やはり致命的なことになるかもしれない。

ヒトとして、不安という感情は生きるために
必要なものと考えると、
「そういうものだ」と思えるようになります。

そうすれば、不安になること自体を
否定する必要はないとわかるから、
ネガティブになりすぎなくて
済むように思います。

瞬間的に「なんかいやだ」と
思うことって、日々ありませんか。

その時に、他の言葉を当てるとしたら
何が相応しいかを考えてみると、

対処方法が見つかりやすくなって

早く「いやだなぁ」から抜け出せる
ようになるかもしれません。



【今日のまとめ】

語彙を増やして、
より適切な言葉を当てる