昨日のシューイチで、
KAT-TUNの中丸さんが漫画家デビューを
果たしたと報じられていました。
中丸さんは、漫画家になりたいと
子どもの頃から思っていて、
7年前から本格的に目指してきたそうです。
その背中を押したのが、『東京タラレバ娘』
などの作者、東村アキコさん。
昨日の番組で発売された掲載誌をもって
東村さんに会いに行く場面が紹介されて
いました。
そこで東村さんがおっしゃったのが、
マンガを描きたいという人は、
四コマ漫画を一日10個でも描く。
でも、実際に毎日描く人はいない。
ところが、中丸さんは本当に描いて
送ってきた、
ということ。
そして「ちょっと引いた(笑)」とも
お話されていました。
私はほとんど漫画を読まないのですが、
それでも、漫画家になるのが簡単ではない
だろうことは、容易に想像できます。
だからこそ、本当になれるかわからない、と
行動ずることなく、夢のままで終わって
しまいがちなのかもしれません。
こう書いたところで、自分にとっての
弁護士がそうだったな、と思い出しました。
「職場で男性が優遇されている」と
毎日母親のグチを聞き続ける中で
差別が少なそうな仕事＝資格職、
で思いついたのが弁護士と公認会計士。
（他にもあるのに、調べていない）
数学は得意じゃないから、目指すなら
会計士ではなくて弁護士。
という、何も調べず、わずか10秒くらいの
安易な発想から、弁護士になろうと思ったが
中学2年生。
大学は法学部を目指し、入学するも、
何年も司法試験浪人をすることもある
と知り（遅い）、勉強する前から挫折。
（何もしていないので、「挫折」とは
言わないですね）
漫画家になりたいと思いながら、
毎日描こうとしないというのと同じでした。
勉強したところで、司法試験に合格する
保証はどこにもありませんが、
勉強しなければ合格しないことは確実です。
漫画を描いたところで、漫画家になれる
保証はどこにもありませんが、
描かなければ漫画家になれないことは
確実です。
行動しないと始まらないよね、
ということは自明の理。
にも関わらず、自分も含めて行動しては
いない人が多いという事実。
反省。
もうひとつ、「そういうことだよなぁ」
と思ったのが中丸さんのコメントでした。
「心構え的には全方向から叩かれる気持ち
だった。とはいえ、僕の夢でもあるので
叩かれようがやらせてもらう」
中丸さんが漫画家デビューできたのは
著名なタレントだったからだろう
と言う人はいるでしょうし、
それが事実でもあるのでしょう。
それでも、著名なタレントだから、
という理由だけで漫画家デビューできた
ということではないと証明して
みせる、というような中丸さんの
気概が伝わってくるようです。
どのくらいの努力をされたのか、
どのくらいの実力があるのか、
私にはまったくわかりませんが
7年前から本気で取り組んできて
自ら編集部にDMを送って
チャンスを掴んだことは事実。
タレントとして名前が売れることも
漫画家デビューしたことも、
どちらも運が必要なことでしょう。
でも、運だけではできないことでも
あるでしょう。
行動という努力、しかもそれを継続する
という努力があってこそのこと。
中丸さんファンでも、漫画好きでも
ありませんが、
夢に向かって行動し続けたことと、
たとえ全方向から叩かれても
やらせてもらうという覚悟には
シンプルに感動させられました。
……漫画は読んでいませんが。
【今日のまとめ】
なりたい姿があるなら、
それに向かって行動し続ける。
そして全方向から叩かれても
やらせてもらう覚悟を持つ。