1117回目:自分を変えることは、言葉を変えること | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

「自分を変える」とは、一体何を
変えるのかというと

以前は、性格だと思っていましたが
今は行動だと思っています。

ここでふと、性格って何だ? と
思ったので、新明解類語辞典で
調べてみたら

「その人の持つ感情や行動の仕方の傾向」
と書かれていました。

この近くにあった「性」には
「生まれつきの性格の傾向」
とありましたが、

生まれつきの性格の傾向と聞くと、
どうやって変えられるのかと
思ってしまいます。

とはいえ、自分もかつては性格を
変えたいともがいていた頃があります。

たとえば、動機がネガティブなところ。

受験勉強する時に、受かったら楽しいから
ではなくて、落ちるのが嫌だから
どういう理由で勉強するとか。

色々なところでネガティブな動機が
発動するのですが、
これ自体を変えることは難しいと
感じました。

アプローチの仕方も含めて、努力不足も
あったかもしれませんが、

瞬間的にネガティブな動機を思いついて
しまうのです。

これを、そもそも思いつかないように
するということはできません。

だって、考えようと思って出てくる
のではなく、自動的に思いついてしまう
のですから、止めようがありません。

そこで考えたことが、たとえ動機は
ネガティブであっても、行動がポジ
ティブなものであれば良いのではないか
ということです。

どういうことかというと、受験勉強で
あれば勉強すればいいのです。

「落ちたらどうしよう」という不安で
行動出来ないと困りますが、

勉強するという必要な行動をとって
いれば、同期がポジティブだろうが、
ネガティブだろうが関係ありません。

それでもやっぱり、楽しい将来に向かって
行動できる方がいいなぁという思いは
なくなりませんが、

なかなか変えることができないことに
執着するよりも、そういうものと
受け入れてしまって、

じゃあどうするかと考える方が
建設的です。

また、周囲には、動機のネガティブさ
は案外悟られないものです。

自分はネガティブだと言うと、
大抵信じてもらえません。

他者に対する判断は、表に表れて
いるところでされるものなのです。

確かに動機はネガティブだけれど
それをなんとかしようと行動して
いたので、ポジティブな印象を
与えていたのでしょう。

敢えてそうしようとしているのではなく、
ひとりでに思い浮かんでしまうことを
止めることは難しい。

でも、そこからどういう行動を取るかを
決めることはできます。

最初に浮かんだのがネガティブな思い
であったとしても、自分が起こす
アクションをポジティブなものに
すればいいのです。

その時に必要なのが言葉です。

ネガティブ・ポジティブな話では
ありませんが、

たとえば朝起きるかどうかも
「5秒カウントダウンで起き上がる。
5、4、3、2、1」という言葉を
頭の中で回すと

よっぽど体調が良くない時など
でなければ、

起き上がることができます。

遅刻できない早朝の会議がある場合
とかではなくて、早起きして読書とか
勉強とか運動とかをやりたいと思って
いても、起き上がれないことって
ないでしょうか?

そういう時に自分の頭の中で
どんな言語が回っているかというと

起きて本読みたいなぁ、でも眠いなぁ。
まだ寝てても大丈夫だしなぁ。
どうしようかなぁ。やっぱり明日から
にしようかなぁ。

これは私の例ですが、同じような感じ
だという方もいるのではないでしょうか。

この無意識的に回っている言葉に意識
を向けて、先ほどの「5秒カウントダウンで
起き上がる」みたいな発言をぶち込んで

脳内会話を意識してコントロール
しようとすれば、行動を変えることが
やりやすくなります。

「やりやすく」と言ったのは、
残念ながら、100%の割合で行動を変える
に至っていないからです。

勝率を上げていくために、もっと
戦闘能力の高い言葉を持っていきたい
と思っています。

自分の行動が変わってくると
人が自分に持つ印象は変わってきます。

なかなか起き上がれなかった人が、
行動を変える言葉を持ったことで
起き上がれる人になっていくのです。

何も考えずに起き上がれる人と、
多少の時間差はあったとしても
「起き上がれる人」というところでの
差はありません。

こんなふうに考えていくと、
自分を変えていこうとすることは、
すなわち自分の言葉を変えていく
ことだと実感します。

自分が持つ言葉や使う言葉を
変えることはできます。

その言葉たちを使って、脊髄反射的に
思い浮かんでしまう、思考や感情を
上書きする行動に繋げる。

自分を変えることが簡単ではない
理由の一つが、そもそもコントロール
できないところを、コントロールしよう
としているからではないかと、
自分を振り返ってみて思います。

言葉はコントロールできます。

だからといって、そう簡単に自分が
変わるわけではありませんが、

以前のアプローチよりはよっぽど
前進している感覚があります。
(あくまで過去の自分比。)

私たちは、自分の内外で毎日大量の
言葉に触れっています。

そこにどれだけの意識を向けられるか。

それも「言葉に意識を向ける」という
言葉を持つことで可能になるのです。

自分にとって良い言葉を持ち、
使っていけるようにしたいものです。


【今日のまとめ】

自分を変えていこうとすることは、
すなわち自分の言葉を変えていくこと。