自分がいる場や
接する相手に対して
価値を提供しようと意識して
日々微差を積み重ねようと
努力しているところですが、
逆に自分がその場から
価値を得ようとすることも
大切なことだと思っています。
これは、
自分の都合が良い
結論にしようとか、
何か得をしよう
というようなことではなくて、
目の前にある機会を
最大限に利用しよう
ということです。
どちらかと言うと
自分にとって
あまりポジティブではない
場面で意識したいこと
だと思っています。
例えば業務命令による
研修とかって、
仕方なく参加しているので
真剣に話を聞こうとしなかったり
仕事のことを考えてしまったり、
もしかしたら内職をすることも
あるかもしれません。
他にも、 自分が望まない
仕事の担当になってしまった時には
なんで自分がこの担当に
なってしまったのか、とか
とにかく早く終わって欲しい、とか
最低限やっておけばいいや、とか
積極的とは言えない
姿勢で臨むことになりがちです。
ですが
どうせ時間を使わなければ
いけないのであれば
そこから何か自分にとって
価値のあるものを得ようと
考えた方が良いのではないかと
思うのです。
そうすれば、
仕方なく参加していた研修でも
新たな気づきを得ることが
できるかもしれませんし、
望まない業務でも
やってみたら実は得意だった
ということが判明することも
あるかもしれません。
また、その場に居合わせた
人たちにとって
消極的で、最低限だけやろう
と思って参加している人と、
積極的に参加している人とでは
どちらと関わりたいかと言えば。
積極的に参加している人の方でしょう。
もしそうでないという人が
いるとするならば、
その人自身も消極的な姿勢で
参加しているようなことでしょうから、
積極的に参加している人にとっても、
特に関わりたいと思うような
こともないでしょう。
積極的な人と関わろうとする人は、
やっぱり積極的なんだろうと
想像します。
自分がいる場所から
何かの学びを得ようと思って
積極的に関わっていると、
そのことが結果として
その場に対して価値を提供する
ことにもなるような気がします。
学びを得ようと思ったら
積極的に参加します。
真剣に話を聞いて、
真剣に考えて、
意見を述べたりするでしょう。
これって、その場に対して
価値を与えようとしている
姿勢と言えるのではないでしょうか。
望んで参加している場であれば、
その場に価値を提供しようと
積極的に考えるものでしょうが、
望んだのではない、
仕方なく参加している場において
価値を提供しようとすることは
すぐに意識にのぼることでは
なかったりします。
そんな時にも、
とはいえ参加しなければ
いけないのであれば、
何かを得られるものはないかと
考えて行動しよう
と考えることができれば、
それが結果として
その場に価値を提供することに
繋げることができるかもしれません。
仕方なくやらなければ
いけないと思うことでも、
自分の貴重な時間の
元を取ってやる、
と思って臨むと
最初がネガティブなだけに、
やってみたら思ったより
悪くなかったな
ということもあります。
時間はお金では買えないので、
お金よりも貴重だと
言えると思います。
その貴重な時間をかけるのですから、
少なくとも元を取らなければ
と思いますし、
出来ればかけた時間以上の
リターンを狙いたいものです。
ただしこのリターンは
ただ受身で待っていては
得られるものではないと思います。
棚からぼたもちということだって
棚の下に行くという行動が
必要なのです。
何もしなくて立ったままでいても
たまたま自分の上に棚があって
餅が落ちてくることも
ということもあるでしょう。
ですが積極的に棚を求めて
移動している人の方が
ぼたもちが降ってくる可能性は
増えると思うのです。
積極的にぼたもちを求めていく、
そんな姿勢で過ごしたいと思います。
【今日のまとめ】
その場に対して価値を提供しよう
というだけでなく、
その場から価値を得ようという
姿勢も大切。