この人が「大丈夫」というから
きっと大丈夫なんだろう、
と思わせてくれる人と、
この人が「大丈夫」といっても
「大丈夫」だと思えないな、、、
と思ってしまう人がいます。
前者は、日頃から注意深く、
将来のリスクも想定して
それに備えているようなタイプで
後者は、
リスクに対しても
「そんなこと起こらないでしょ」とか
「何とかなるでしょ」のような
楽観主義者であったりします。
以前、友人が家を購入する時に、
ご主人が
予算よりも1割ぐらい高い物件に
決めてしまったそうです。
友人は、無理ではないけれど
ちょっと支払いが厳しいかなぁ、と
思っていたそうですが、
ご主人は「大丈夫だよ」と
言ったそうです。
でもこのご主人は
日頃からしっかり、きっちり
備える、というタイプよりは
むしろ、リスクを気にしない
タイプだそうで、
友人は、
ご主人の「大丈夫」を聞いても
心から「大丈夫だろう」とは
思えなかったそうです。
将来のリスクについて
想像しすぎて
不安に苛まれるのも
よくありませんが、
将来のリスクを考えない
というのも、
同じように
よくないことだと思います。
将来のリスクを考えることは、
どこまで考えたら
いいのか分からない、とか
不安になるのが嫌だ、とか
備えるにも、オプションが
ありすぎて選べない、などの
心的ハードルがあります。
それから、
「考えすぎだよ」とか
「そんなことは起こらないよ」とか
「起こった時に考えればいいよ」とか
「何とかなるよ」といった
自分がやらなくていい理由を
与えてくれる言葉を
誰かにかけられた日には、
「そうだよね!」と
そちらに引っ張られて
しまいがちです。
でも、
友人の話を思い出した時に
やはり自分の「大丈夫」は
相手にも大丈夫、と
思ってもらいたいものですから
逃げずに、リスクを想像し
リスクに備えたいと思います。
【今日のまとめ】
「大丈夫!」と言ったときに
「大丈夫だ」と思ってもらえる人になる。