374回目:一番遠い人とのコミュニケーションにも気を入れられるか | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

誰に対しても

気を入れて一貫した

コミュニケーションを取ること。

 

目指したい姿のひとつです。

 

 

そのことを考えながら

「誰に対しても」の

一番遠い人は誰だろう、

と思いました。

 

 

コミュニケーションを取る、

ということは

何らかの接点がある

ということですから、

 

その中で一番遠いというのは、

その瞬間しか接点のない

まったく知らない他人

でしょうか。

 

 

例えば、電車やバスの中、

買い物中に一瞬会話を交わす人など、

いわゆる通りすがりの人。

 

 

何か困っていそうな人に

「手伝いましょうか」と

声をかけられるか。

 

なかなか勇気が要りますが、

できないこともない。

 

 

では、ネガティブな方ではどうか。

 

満員電車での

小さないざこざに

巻き込まれた時に

 

感情をコントロールして

落ち着いた対応が

できるか。

 

こちらの方が、

難しいかもしれません。

 

 

幸い、自分は巻き込まれたことは

ありませんが、

 

「押すなよ!」と言われて

「そっちこそ!」

というやり取りは、

何度も目にしています。

 

 

ですが、

巻き込まれたほうだけでなく

最初に「押すなよ!」と

言った人だって

 

普段から誰に対しても

感情爆発のコミュニケーションを

取っているとは思えません。

 

 

そして、たとえ同じように

満員電車の中で

「押された!」と思っても、

 

相手が知人だったら

「満員電車だし仕方ないか」と

思って何も言わないか、

 

何か言うとしても

「もう少しそちらにいって

もらえませんか」

のように、

 

「押すなよ!」とは

違った言い方になるのでは

ないでしょうか。

 

 

相手が全く知らない

赤の他人だから

「押すなよ!」

「そっちこそ!」

のやり取りになってしまう

のではないかと思うのです。

 

 

仮に知人に「押すなよ!」と

言われてしまったとしても、

 

「今日は機嫌が悪いな。

家族とケンカでもしたか?

体調が悪いか?」

 

などと、相手の背景を想像して

自分の感情を抑えることもでき

「そっちこそ!」ではない

対応になると思うのです。

 

 

ところが、これが赤の他人だと

想像すらしようとしなかったりする。

 

でも、その赤の他人も

もしかしたら知人と同じように

何かの原因で、

たまたま今日機嫌が悪かった

ということだって

十分あり得るのです。

 

にもかかわらず、

想像する前に

「そっちこそ!」になってしまう。

 

 

言う方も、

言い返してしまう方も

どうせ知らない他人だし

という思いがあるのでしょう。

 

 

しかし、

その一瞬しか接点がない、

というのも

自分の思い込みだけで

 

可能性は高くはなくても

その先にどこかで

もっとつながるご縁が

あるかもしれません。


 

小才は、縁に出合って縁に気づかず

中才は、縁に気づいて縁を生かさず

大才は、袖すり合った縁をも生かす

 

という柳生家家訓を思い出しました。

 

 

今後接点が生まれる人だから

丁寧に対応しましょう、

ということではありませんが

 

 

単純に「そっちこそ!」と

言い返してしまった方も

巻き込まれただけだったのに

嫌な気分を引きずって

しまうのは、損だなと思います。

 

 

これがもし、

落ち着いて対応することが

できていたら

 

なぜか自分がまきこまれた、

という嫌な気分は

あるかもしれませんが、

 

応戦してしまった

という自己嫌悪には

陥らなくて済みます。

 

 

とはいえ、

冷静な対応を選ぶ、

ということを

ほんの一瞬のうちに

しなければいけないのです。

 

急に想定外のことを

言われてしまって驚いている中、

落ち着いた対応が

求められるのですから

 

よっぽど普段から

訓練しておかないと

できることではないでしょう。。。

 

 

身近な周囲の人たちにですら、

まだまだ常に気を入れて

接することができているとは

到底言えないところ、

 

満員電車のいざこざに

耐えられる自分になるには

遠いのですが、

 

遠くの目指すところが

想像できた、というのは

よかったです。

 

 

満員電車のいざこざに

巻き込まれてすら、

 

ご縁を感じて冷静に

対応することができるように

ひとつひとつの

コミュニケーションを

丁寧に行っていきたいと思います。

 

 

 

【今日のまとめ】

 

一番遠いと思う人との

コミュニケーションでも

気を入れられるよう

 

ひとつひとつの機会に

丁寧に向かう