おはようございます。
2週間の在宅勤務を終えて
今日から出社です。
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新入社員の頃、
仕事は「何をするか」より
「誰とやるか」が
重要だなと思っていました。
文系出身でとりたてて
スキルもなかったので
そのようなことを考えたのですが、
20年経った今も
「誰とやるか」の
重要性を実感しています。
正確に言うと、
いまは「誰と」というより
「どこで」といった方が
近いかもしれません。
例えば、
今まで評価されていた
もしくは、
最低限、問題はなかったことが
場所が変わった瞬間に
大クレームになるという
ことがあるのです。
それに対しては、
その場の空気に合わせて
対応するということも
できなくはないので、
そういった意味では
「スキル」であるかも
しれませんが、
自分としては意識せず、
当たり前にやっていることが
そのまま受け入れられる場所と
まったく受け入れられない場所では
能力の発揮度合いが
異なってくるでしょう。
自分のキャリアを考えるときに、
当然スキルベースで考えることが
必要ですが、
その上で、最後は自分の資質と
あった場所かどうか、
自分が持っているものが
そのまま発揮できる場所かどうか
その場所で評価されるかどうか
という基準も重要だと思います。
同じ人でも、
相手の価値観や考え方によって
受け止められ方が変わるというのは、
スキルということではなく
資質ということによるもので
いわゆる「できる」「できない」よりも
「好き」「嫌い」の領域に
入るような気がします。
英語ができる、
経理ができる、
エクセルのマクロが組める等
業務上必要なスキルを超えたら、
後は「合う」「合わない」の世界です。
学生時代の就職活動中に、
当時の金融機関では
就活スーツは紺色でないとNG
という噂があり、
そんなスーツの色なんていう
(自分にとっては)どうでもいいことを
決めているような業界は、
絶対に自分には合わない、と
思って志望しませんでした。
もしこれが噂ではなく
事実だったとしても、
それ自体が「悪い」ということでもなく
ただただ自分は好きじゃない、
合わないなと思っただけです。
同じように、
自分の資質が受け入れられない場所に
対しても、
それが「悪い」とは思いません。
ただただ、合わないだけだと思っています。
それでも、
明らかに自分の能力が発揮できず、
その場に100%の貢献が
できなくなるのです。
だからこそ、
ある程度の経験とスキルを積んだら、
自分が能力を発揮しやすい場所を探す
ということが重要になるのだと思います。
【今日のまとめ】
キャリアを考えるときには
スキルベースになりがちだが、
資質として合わない場所にいると、
能力が十分に発揮されなくなるので
スキルだけではなく
自分の資質が合うかどうか
という基準で考えることも重要。