おはようございます。
今週は雨続きで、
まるで梅雨のようです。
すっきりとした晴れ間が
恋しいです。
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昨日の上司のみなさんへのお願い、
から思いついたことですが、
上司の立場、役職が上の立場の方で
相手をバカにした言動をとる方に
出会うことがあります。
しかもそれは、
相手がある一つのことについて
「できない」という言動ではなく、
極端かもしれませんが全人格的に
「できない」というような言動と
聞いている側が受け取ってしまうような
ものであったりするのです。
もちろん部下育成、後輩指導という
観点から、
できないポイントを指摘するのは
大事なことだと思います。
しかし、その際にも
相手を全人格的に「できない」と
するのではなく、
「ここはできているが、
ここはできていない」と
客観的事実として
指摘するのであって、
決して「あいつはできない」という
ような、言い方にはならない
と思うのです。
こういう「あいつはできない」
発言に出会うたびに、
なぜこういう言い方をするのだろうか
と疑問に思います。
これは、その発言した人と、
その発言の相手の職位の上下に
関わらずに起こるのだと思いますが
とくに、相手が自分の職位よりも
目下の方の場合、
そういった発言が、本人に向かって
直接にされてしまう場面に遭遇
しがちな気がします。
発言する側は
自分は「頭がいい」「できる」
相手は「頭がよくない」「できない」と
思っているのだと思いますし、
実際、日々の仕事という、その相手と
関わる場面においては
自分は「できる」し
相手は「できない」のかもしれません。
これに対して、人にはいろいろな面があり、
得意不得意があるのだから、
自分が「できない」と思っている相手と
仕事以外、プライベートでも関わって
その人の「できる」ところを
見つけましょう、などと
言うつもりはありません。
それができれば素晴らしいとは思いますが、
おそらくお互いに好意を持っていない
むしろ嫌悪の念を抱いている人同士が
関係する場所を無理に増やす
必要はないと思います。
その代わりに、単純に、
その言動をとることのメリットを
考えてみたらどうだろうかと思います。
相手をバカにするような言動を
とることのメリット、デメリット
相手をバカにするような言動を
とらないことのメリット、デメリット
ここまで他人事のように書いてきましたが、
自分でも反省しなければいけない
ことのひとつです。
このこともまた、これまでに何回か
ブログで書いてきた
「わかってはいるけどできない」の中の
ひとつです。
これを、まずは「わかっていてできる」
そして最後は「意識しなくてもできる」
を目指して、
「ちょっとまて。その言動のメリットは?」
を自問の言葉として心にもって
行動していこうと思います。